2018年初茶会(2月開催だけど)

昔は1月に初稽古(初点式)、そして、初茶会が行われていたそうだ。お稽古以外には月に2回は茶事もあったとか。
しかし、時は巡り、大先生は卒寿を迎えられ、茶事は無くなり、初茶会は2月になった。

2月18日の記録。

土曜日クラスはまた広間の薄茶席の担当だった。紹鷗棚でなかなか華やかなお席になった。しかし、当日欠席者が多く、お点前要員は私とYさんの二人だけ!お点前お運びと交代で二人でつとめたので、私は4回ほどお点前をした勘定になる。しかし、不思議とどの回も集中力が途切れること無くつとめることが出来た。きっと素敵なお道具のお陰だろうと思う。
紹鷗棚の上に、三徳花入を置いてお花を入れたのは初めて。とても素敵だった。

床 「一」 鵬雲斎大宗匠
花入 三徳 淡々斎好
香合 お福さん     和田桐山 造
風炉先      銀網代 淡々斎好
釜 十二支釜
炉縁 高台寺蒔絵 山中塗
棚 紹鷗棚 時代
水指 砂張 單瓢 彦兵衛 造
薄器 宝尽し金輪寺 山中塗 石斎造
茶杓 荘先生造 ご主人命銘「茶の心」
 点前 蒔絵 野村徳庵 作
茶碗 鳥居の絵(内底に鶏)
 仕舞付 独楽 犬山焼
蓋置 六瓢 清閑寺
建水 曲      松に箔散らし蒔絵
莨盆 手付田楽箱
火入れ 赤楽


BREAK TIME 4周年

この日記でBREAK TIMEを取り上げるのはたぶん4回目だと思う。いや、5回目か??

最初がオープンして10日ほどの頃の2014年2月21日。その一週間後にも。そして、三周年の時にも。

ということで、今回4回目でした。

実際にお店にうかがったのは先週だけど、このほど四周年を迎えられました!おめでとー👏

いいなと思うお店、おいしいなと思うお店は、思っているだけじゃダメで、やっぱり足繁く通わないとつぶれちゃうのだ。閉店を知ってから、なんで閉店しちゃうのー!?と嘆いても遅いのだ。
ということを学び、気に入ったお店にはなるべく行くようにしている。

ランチメニューが増えて、パイやキッシュ以外のメニューも出来ていたので早速オムライスをお願いした。

オムライスというと、ソースがこってりしていて食べ終わる頃にはだんだんと飽きてくることが多いのだが、こちらのオムライスはサイズも小ぶりでソースは軽いブラウンソースでとっても上品なお味。
がしかし。パイのお店でパイを食べずに立ち去るのはやっぱり寂しいので、オムライスを単品にして、デザートセットを追加注文。
レモンクリームパイと紅茶。

ソースの美しさを見よ!

最近仕事が非常にストレスフルなので、お昼ご飯くらいは美味しい物、美しい物を食し元気を出さねば。
ありがとう、BREAK TIMEさん。


1・2月お稽古のまとめと2月日曜稽古

先月のお稽古まとめ。
年明け、1月13日が初稽古だった。初点式のような特別なことはなかったが、年の初めからいきなり行之行台子のお稽古だった。A班全員が廊下と小間に分かれて、お稽古。私は廊下の方でn先生ご指導。
1月2回目のお稽古は20日。この日はお茶会のお稽古として、台子に台を置き、紹鷗棚に見立ててお稽古した。
1月3回目は27日。大先生がお見えになる前に、炭付花月のお稽古を始め、お炭手前を済ませなければならないところ、この日も間に合わず、Aルームは午前中ずっと下火3本のままだった。前回もそうだったので、上の方のひとたちの間で問題になる。
A班リーダーのUさんは、準備を手抜きしないという考えなので、一歩も譲らず、結局朝8時半からのお支度を8時からスタートさせることで落ち着きそうだった。
2月1回目のお稽古は、2月3日節分の日だ(豆まきは今年は無かった)。炭付き花月を大先生がいらっしゃる前に始めるために、朝8時に集合する。確かに大先生が来られる1分くらい前に、炭付花月を始めることが出来た。その後は、小間に行ってお茶会のお稽古。
またいつもはU先輩がわざわざ青山の花長さんに行ってお花を仕入れてきて下さるのだが、今回は行けなかったということで、枝物のリクエストがあった。道々、蝋梅、椿、紅梅など採取し持っていくと、どれも使ってもらえて嬉しかった。
日当たりの良いお庭のある家ではもう紅梅が開き始めているのだった。
2月2回目のお稽古は前回に引き続き、大先生がいらっしゃる前に炭付花月をスタートさせた。その後、小間でお茶会のお稽古。

2月の日曜稽古。朝一番で、日曜クラスのお弟子さんTさんが広間の炉中を整えるのを見ながら、廊下にある置き炉の炉中を整えた。湿し灰をまき、下火を入れたところで、U先輩が、炉中が美しいから見て!!と、この日飛び入り参加していた土曜クラスのYさんを呼ぶ。あまり意識して整えたわけでは無かったのだが、前日の土曜日、この置き炉の火が途中で落ちてしまったので、今日はそのようなことにならないよう、灰を丹念にふるって空気を含ませて仕上げたのだった。見ていないようでU先輩はよく見ていらっしゃる。

六畳のお部屋で、Aさんが盆香合のお手前を見せてくれるというので、朝礼は失礼して、見学させてもらう。その後もずっと午前中は6畳でお稽古。濃茶点前を久しぶりにお稽古したら、途中で何度も手が止まってしまって、代稽古のSさんに怪訝な顔をされてしまった!
午後は後炭手前から。椎間板ヘルニア以降、炭手前は遠慮していたのだが、この日久しぶりに炭手前をしてみた。小さめの釜だったからなんとか大丈夫だった。
その後はお客様役が多く、お点前はほとんどせず。この日飛び入り参加のYさんは午後までいらして、初炭、後炭と炭手前の勉強ができてとても喜んでいらした。確かに土曜日は手前座卓になってしまってから、炉の炭にお目にかかることが無くなってしまったので、日曜クラスでいつも勉強させてもらっている自分はずいぶんと恵まれているのだと再認識。

2月はこのあと17日にお茶会の準備(私は欠席)、18日は初茶会、24日に湿し灰作り(私は欠席)、25日は社中懇親食事会、とスケジュールがいっぱいだ。湿し灰作りは先輩方が私の腰を気遣ってくれてお休みさせてもらうことになったのだが、それはちょっと残念なのだった。


遅ればせながら2018初釜の記録

あっという間に1月が終わって2月になってしまった。
1月14日、日曜クラスのお稽古は、指導者のU先輩をご亭主とする、点心での初釜茶事と、メンバー全員による員茶だった。

私は、U先輩から、日曜クラスのお弟子さんTさんをアシスタントにつけてもらって、お水屋と半東を任された。
初めて、ではないのだが、半東ということで、一つ紋の色無地を着ての参加。私とU先輩、Tさん以外のお弟子さんと、土曜クラスから特別参加のYさん、Kさんを加えて、総勢10人がお客様。

まずは席入りから始まり、Uさんのお炭手前。そして、お食事となるので、それまでにお水屋で点心とお椀の準備をし、御膳を運び、お酒、お椀も運ぶ。点心の御膳は、こんな感じで水屋でセットした。もちろん、お手本をU先輩に作っていただいたのをただただまねをして盛り付けただけなのだが。

お椀の写真は撮り忘れたが、白味噌のお汁に丸餅、金時にんじんの梅と大根の亀甲の2枚を、おめでたい感じに載せると、その上にふんわりと糸削りの鰹節を盛り付ける。お味は絶品。やはり良質で大量の昆布と鰹で取ったお出汁は違う。これも全部、前日の夜、Uさんがご自宅で仕込んできて下さったもの。私達は水屋といっても、それを鍋で温めたり、盛り付けたりする程度で、とても楽をさせてもらった。

陰でタイミングを見計らって御膳を下げたり、お椀を下げたり、のお仕事をしたあとは、主菓子を縁高に盛り付け、黒文字を人数分載せてお出しするのも半東の仕事。お客様にお菓子を召し上がっていただいたあとは、メインイベント濃茶点前になる。(時間がないので、初座と後座はなく、ぶっつづけで行った。)
柄杓を引く音を聞いたら半東は静かに入室し、控える。まずは、利休さんにお茶を供えるのだが、そのお茶を運ぶのが半東の役目。利休さんに一同合掌黙礼したら、一度退室し、嶋台茶碗の二碗めに人数分の濃茶を入れて運ぶ。建水の後ろにそっと置き、また控えていると一碗めの濃茶が練り上がるので、それを正客のところに、二碗めが練り上がれば、6客さんのところへそれぞれ運ぶ。お客様が濃茶をいただき終わって拝見したいと所望があれば、お茶碗を浄めてまたお持ちするのも半東の役目。そんな風にして濃茶席が終わると、薄茶は員茶で、と亭主のU先輩が仰った。

員茶の亭主は水屋のアシストをしてくれたTさん。私は正客を申しつかった。私が引いた札は「あやめ」
最初にお茶を点てる人を決める札を読み上げる札元
「あやめ〜」。
なんともちょうどいいというか、仕組まれたというか(笑)
そのあとは、ずーとあやめは当たらず、最後から2番目でやっとあやめが出た。やっとお菓子とお茶がいただけて幸せだった。
お茶をいただいたあと、お茶碗を右手で持ちながら、左手を軽く膝前について、「あやめの札、およけを。」と札元に声を掛けるのがなんとも雅な感じ。全員がお茶をいただき、お茶を立て終わると員茶は「これにて一巡」となり、一応終了となった。

お片付けは、体のことを考えて他の人に任せて早くかえって良いと、U先輩の暖かいお心遣いをいただき、3時ごろに退席。
楽しい一日だったので、家に帰ってからも、すごくすごく元気で、お風呂にすぐ入って足腰のマッサージをしたあとは、夕食の支度、翌週のお弁当の作りおきと、沢山お料理を作ってしまったほど。

楽しいと元気になる、当たり前のことだけど、大切なことだなぁと改めて認識いたしました。

これからもたくさん楽しめるといいな。


大雪

天気予報通り、雪は昨日のお昼頃から降り出し、夜中まで降り続いた。末娘と中娘は大喜びで、夜7時過ぎというのに、家の前の私道で雪遊び。

高校生と二十歳の娘が、キャーキャー騒いで雪合戦したり、雪だるまをつくったり、果ては雪の上で仰向けに寝転んだとか。

雪だるまの顔を作る材料がなかったので、それぞれが作った雪だるまの写真に、それぞれが細工をしたそうだ。
末娘は末娘の顔に似て、中娘のはいかにも中娘らしい雪だるまになるのが不思議だ。

末娘の作品。

中娘の作品。

今日の私は、日曜日のうちにタクシーを予約しておいたのに天候不順のためか全く来てくれず、思い切って電車で行こうとしたけれどできず、タクシー乗り場に並んでもなかなかタクシーが来ず、結局出社を諦めた。
待ち時間や歩いた時間が結構あって、足腰はかなり冷え(カイロは腰に貼っていったのだが)、疲れてしまったので、家に帰ってお風呂に入って温め、午後は2時間くらいベッドで休んだ。

タクシーアプリの脆弱さに懲りない私はまた明日の朝タクシーを予約している。
明日こそ来てほしい。


MARGARET HOWELL SHOP & CAFE 吉祥寺

吉祥寺の中道通りを、これでもかこれでもかと歩いて行くと、公園の手前にあるMARGARET HOWELL SHOP & CAFEにやっと到着する。
公園側の壁が全面ガラスなので、外がよく見えて、店内は明るく、気持ちいいことこの上ない。

開店当初は、ベビーカーで子どもを連れた若いお母さんたちで混んでいたようだが、どうやらそれも一段落したのか、今日、初めて入ることができた。

ランチメニューのトップにあった、5種のデリプレートランチを注文。飲み物がついて1350円。

店に入ると入るとすぐにおいしそうなデリやケーキが並べられたガラスケースがある。その前を通ってテーブルに行くので、いやがおうでもそれらの料理に目が行ってしまう。その中で、私は今日はなぜか「玄米サラダ」から目が離せなくなった。一回見て通り過ぎてもう一回振り向いて見たほど(笑)。

もちろん5種のデリプレートにも入っていた(左手前)。
予想通り美味しかった!(たぶん、私の好みの味だったんだろう)

で、クレジットカードで支払いができるというので、玄米サラダを300gお買い上げ。

今日の晩ご飯で、子ども達に食べさせるのだ(^^)v。