「 たび日記 」一覧

箱根一泊旅行

11月12日、空港バスに乗る直前に自分のパスポート期限が切れていることを発見して、まさかのキャンセルとなった台湾旅行。12日はそのまま池袋のパスポートセンターに行ってパスポートの申請をしてきましたとも<(`^´)>。
あまりにショックで(自分が自分を信じられなくなった)翌日13日は休みを取りやめて出勤。終業後、家人と待ち合わせて箱根に出かけることにした。
台湾が箱根に変わってしまった(^_^;
このところ箱根に行くときは定宿になっている箱根ハイランドホテルに素泊まり(レストランのラストオーダーまでに到着が無理だったため)。
夕食は家人作成ローストビーフサンドを持参してお部屋で取った。セブンイレブンで買ったデザート付き(笑)。
まさか弁当持って箱根に行くとは思わなんだσ(^◇^;)
翌朝、朝食だけはホテルで取る。
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雨にけむる中庭。紅葉もだいぶ進んでいた。
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チェックアウト後、バスでポーラ美術館へ。入り口ではかわいい彫刻がお出迎え。前に訪問したときは無かったと思うのだけれど、板東優さんという人の雪の子Ⅰという作品らしい。(この写真では小さすぎてわかりにくいけど)
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ポーラ美術館では、自然と都市 印象派からエコール・ド・パリまでが開催中だった。有名処の画家の作品がずらりと並んでいて、ポーラ美術館の底力を感じさせる展示。いやいやすごかった!
そして、この時代の画家と肩を並べられる日本人画家はフジタ一人だったんだなぁとしみじみ。小栗康平監督の映画「Foujita」が公開されたので見に行こうと思っていたところ、直前に良い展示が見られて良かった。
ポーラ美術館でお昼ご飯。相変わらずおいしい。私は企画展特別メニュー「セーヌの流れにのって」を頂いた。
(写真は公式ページから拝借)
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帰りは高速バスで池尻大橋まで帰ってきてそのあとは電車1本で。箱根って意外と近いのね。
今回の教訓。
「パスポートの期限は1年を切ったら更新しましょう。」(by パスポートセンターの職員さん)
帰ってきたら、パリのテロ事件のニュースで驚きました・・・。


奈良京都小旅行備忘録

私が東大寺のお茶会に行くことになったので、家人も誘って、二人で奈良と京都に行くことにした。一泊目は奈良で、二泊目は京都。
奈良は二十数年ぶりに奈良ホテルに宿を取った。変わらぬ佇まい。
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がしかし、新しくティーラウンジが出来ていた!ケーキセットをいただいたときに出てきたティーポット。
最初は茶葉をむらすために横向きになっていて、
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ちょうどいい時間になったら縦にして注ぐ。
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あんまり形が面白いので写真を撮っちゃった。その後猿沢の池あたりまでお散歩して志津香で夕食。
翌日は私は終日東大寺、家人は京都にいったん荷物を置きに行き、奈良に戻って中宮寺の弥勒菩薩を見たり、中谷堂でお餅を買ったりして過ごしたらしい。夕方、私が偶然見つけた「喫茶店そよご」で待ち合わせて京都へ移動。
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京都の宿はホテル日航プリンセス京都。
翌日は黄梅院の昨夢庵を見たいがために、大徳寺へ。黄梅院のほかにも、興臨院、総見院、本坊が特別公開されていたのでそちらも合わせて見学した。
ほとんど写真撮影禁止なので、写真はないのだが、黄梅院には利休が作ったという直中庭が美しく、まさに非日常の空間だった。昨夢庵は、利休鼠色の襖が半分しか開いておらず、細かいところまで拝見することは出来なかったが、雰囲気はよく分かった。直中庭にある小さな茶室は、少しでいいから中を見せてもらいたかったのだが、非公開。全く近づけもしなかった。残念。
大徳寺は広大なお寺で3つの塔頭と一つの法堂を見学しただけで午後いっぱいかかってしまい帰る時間となってしまった。
次回来るときは奈良でもう一度ゆっくりしたい。


東大寺献茶式2015

U先輩ご夫妻の伝手で茶券を手配していただき、思い切って行ってきました@東大寺の献茶式。
御年92歳になられる鵬雲斎大宗匠が自ら献茶をなさいます。
5月のこの時期、新茶を奉納し、お濃茶とお薄茶2碗を献茶するお式です。
会場はこんな感じ。小さいのでわかりにくいと思いますが、お釜の右手のテーブルに石臼があります。この石臼で新茶を碾いて、そのお茶でお茶を点てるそうです。
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左側に見える階段。祭壇まで上がる階段ですが、これ、かなり急勾配です。この階段を92歳の鵬雲斎が手すりも使わず台天目茶碗を両手で捧げ持って上がるのです。(実は全国の裏千家同志の方々は今年も大宗匠はこの階段を上るのか、とヒヤヒヤ。あとで伺ったところによると、当代(鵬雲斎の息子さん)は、回りの者に、絶対一人で上らせるな、と仰ったとか。それに対して大宗匠は、オレは上るよ、と仰ったので誰も止められなかったとか。)
大仏様が見下ろす祭壇。
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開式前の大仏様も鵬雲斎大宗匠を心配なさっているように見えました。
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11時半からの式のために10時半には会場に入っていないといけません。着物姿の人々で埋め尽くされる会場。烏帽子をかぶっているのは、お献茶される茶業組合の方たちです。この方たちが、お茶壺をカゴに乗せて担いで会場入りされたのでした。(お茶壺道中・・・会場内にいると見えませんが)
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お式は読経から始まりました。般若心経。天台宗のお寺の般若心経はなんだか声明みたいに響きます。その後茶業組合の人たちにより茶壺と新茶がそれぞれ奉納され、いよいよ大宗匠の献茶式が始まりました。
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階段を一気に上がる足音が聞こえました。
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無事にお濃茶(一碗目)を献納して階段を下りられる大宗匠。
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このあと、薄茶を点ててもう一度上がり下りされ、さらにお焼香でもう一回上がり下り。計3回も!
お焼香は大宗匠のほかに、東大寺のお坊さんや唐招提寺のお坊さんや茶業組合の人、淡交会の人など10人くらいの方が行って、それで献茶式が終了しました。





志津香(写真追加)

家人が学生の頃の思い出の店。小西通りにあった店はもうないけれど、今はここ公園店と大宮店の二つ。
きっと代替わりしているのだろうな。
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当時は頑固親父(?)が切り盛りしていて、若かった家人とその友人(現同僚)の二人で五つ(釜飯が5種類あったから要するに全部)頼んだら、そんなに頼むんじゃないと叱られたとか。
とにかくお腹が空いていたから、結局は許してもらって二人で5個の釜飯を平らげたそうだけとね。