2024初釜

1月13日土曜日初釜。私は水屋方で亭主の補助(半東未満)と思っていたのに、亭主の予定だった先輩がご家庭の事情で急遽役を降りられた(結局当日もご欠席となってしまった)ため、妹弟子のKgさんと一緒に亭主の役を務めることになってしまったのでさあ大変。お客・亭主・水屋の3パートの動きを時系列でまとめて進行表を作り、お道具リストを作り、お道具の解説メモを作って、まるで試験前の一夜漬けのごとく大急ぎで準備した。

当日の流れとしては、朝9時半にお客様をお迎えし寄りつきにご案内して汲み出しを差し上げる。客はその後、蹲いを使って席入り。亭主1(私)から新年の御挨拶、お道具の説明などしたら亭主2(Kgさん)が初炭手前をしたあと、亭主二人でお点心を運び(三友居のお弁当、白味噌のお汁付き)、燗鍋でお酒もお出ししたあと、主菓子を差し上げる。中立。席を改めて、銅鑼を鳴らして濃茶席にご案内。亭主1(私)が濃茶点前。その後、お干菓子を出して、薄茶席は亭主2(Kgさん)が先導してお客全員と廻り点てで薄茶を頂く。最後はそのまま亭主2(Kgさん)が閉会の御挨拶。
がんばったよー。大変だったよー。でも何とか乗り切ったよー!

K先輩がわざわざお花屋さんに頼んで手配してくれた初嵐と
U先輩が持ってきて下さった結び柳。柳の結び方も教わりました。

1月のお掛けものは、広間は私が選んだ、円相に無一物中無尽蔵。小間には富士山の画賛、晴れてもよし雨でもよし富士の山、だったかな。お稽古は唐物、大天目、盆点など。