「 こそだて日記 」一覧

会社やめて暇になったから馬鹿親全開になってしまった話

色々あって、不登校までは行ってないけれど不登校気味の末娘さん。
昨日担任から、どうして来ないのか、どうして連絡しないのか、親は知ってるのか、電話しなくてもいいよね、と言われたそうです。(以前も同じように言われたことあり)

電話しなくてもいいよね、って一体、 ど ゆ こ と ? !

学校から電話があった形跡は履歴を見る限り、自宅にも私の携帯電話にも、この一ヶ月で一度もありません。
なのに、電話がつながらない、電話番号変えた?とも言ったそうで。

会社をやめて一日家にいる生活をしているから電話が来たら取りますよ、私。それに、自宅の電話番号が変わったら普通学校にも届け出るでしょう。届けがない以上、電話番号変えた?なんて、少々失礼じゃありません?それに、もし電話がつながらないなら、時間を変えて何度かかけてみるものじゃないですか?

末娘から聞いただけなので、決めつけることはできませんが、電話してもいないのに電話がつながらないと言っている事実と、更に「電話しなくていいよね」と生徒本人に向かって言っている、というこの2点から、担任に対して不信感マックスになってしまいました。

ちなみに、末娘に関しては心配は心配だけど、中娘とは違います。注意して観察は続けているけど、末娘の場合は、そのうち自分で結論出して何とかぎりぎりのところで乗り切るであろうと信じています。
ただ彼女も心弱いところはあるので、担任が余計なことを言うだけで悪い影響しか受けない(また学校に行きづらくなる)ことも事実です。

私の方は持病のせいで、決められた時間に電車に乗って学校に行くというのがまだハードル高いので、保護者会もずっと欠席しています。
担任にとっては扱いづらい親子なんだろうなと思いつつも、今日はちょうど提出する保護者会出欠票があったので、欠席に丸印をしたあと、つい、意見ご要望などがあればお書き下さい欄に書いちゃいましたよ。

『悩みを抱えている生徒(そうでない生徒に対しても、ですが)に対してもう少し慎重に発言していただきたい。
乃唯に対してこれ以上余計な発言は控えほしい。彼女は自分で考え自分で判断するはず。
しばらく黙って見守って下さい。
仰るとおり電話不要です。』

あーあ、この程度のことで喧嘩売ってしまった。全世界の高校の先生(除担任)、馬鹿親でごめんなさい!!


大雪

天気予報通り、雪は昨日のお昼頃から降り出し、夜中まで降り続いた。末娘と中娘は大喜びで、夜7時過ぎというのに、家の前の私道で雪遊び。

高校生と二十歳の娘が、キャーキャー騒いで雪合戦したり、雪だるまをつくったり、果ては雪の上で仰向けに寝転んだとか。

雪だるまの顔を作る材料がなかったので、それぞれが作った雪だるまの写真に、それぞれが細工をしたそうだ。
末娘は末娘の顔に似て、中娘のはいかにも中娘らしい雪だるまになるのが不思議だ。

末娘の作品。

中娘の作品。

今日の私は、日曜日のうちにタクシーを予約しておいたのに天候不順のためか全く来てくれず、思い切って電車で行こうとしたけれどできず、タクシー乗り場に並んでもなかなかタクシーが来ず、結局出社を諦めた。
待ち時間や歩いた時間が結構あって、足腰はかなり冷え(カイロは腰に貼っていったのだが)、疲れてしまったので、家に帰ってお風呂に入って温め、午後は2時間くらいベッドで休んだ。

タクシーアプリの脆弱さに懲りない私はまた明日の朝タクシーを予約している。
明日こそ来てほしい。


雑司が谷鬼子母神再訪:中娘・成人式

大学が茗荷谷、卒後の職場が池袋だったこともあり、ご近所の雑司が谷鬼子母神にはなんとなく親しみがあった。鬼子母神の伝説も気に入っていたし、子沢山を象徴するザクロの意匠も素敵。そんなわけで、上娘を授かったときには、迷わず雑司ヶ谷鬼子母神で戌の日の安産祈願をしていただいた。その一ヶ月後くらいだったろうか、一歩間違えれば母子ともに命を落としかねない大変なことが起きてしまったにもかかわらず、様々な幸運に恵まれ困難を乗り切って、無事満期産で元気に上娘は生まれて来てくれたのだった。
ありがたや、それもこれも、鬼子母神様にお参りしていたからだ、ということになり、我が家にとって、雑司ヶ谷鬼子母神は特別な存在となった。

以来、上娘から始まって我が家の子供たちは全員、安産祈願、お宮参り、七五三と、すべて雑司ヶ谷を訪れてはご祈祷をしていただいてきた。

上娘が成人式を迎えたときは、浪人中ということもあり、また本人の希望もあって、特に振袖を作ることも無く過ぎた(過去日記を探しても成人式のせの字もない!)が、中娘は、着物に興味を持ち、振袖を着たいと言い出した。そこで一昨年の夏くらいから探し始めたが、背が低いのでレンタルではなかなか気に入った着物が見つからない。近所の呉服屋さんで、今は着物の価格が下がり、30万円くらいでそれなりの品質の振袖が一式誂えられると聞いて以来、すっかり誂える方向で進み、最終的には京友禅のお店の展示会に行って、たくさん合わせてみた中から気に入った反物で誂えることになった。(30万では収まらなかった。)

そして迎えた成人の日。人が恐い中娘は、同年代の人がたくさん集まる区の式典には出席せず、振袖を着て家族でお出かけしたいと言うので、それならと、雑司ヶ谷鬼子母神にみんなで行って、二十歳の報告と御礼参りをいたしましょう、となった。

当日4時起きで美容室に行く新成人たちもいるというのに、本人は9時起き、鬼子母神近くにある池袋の美容院で、ヘアアップ・メイク・着付け3点セットの予約時間は11時半。何とものんびりしたスタートだった。
まず私が美容室につきそい(私は家で着物を着てから出かけたので本人よりずっと早起き)、1時間ほど時間をおいて家人が美容室にお迎えに来て、上娘は池袋経由で現地へ、副都心線の定期券を持っている息子と末娘は雑司ヶ谷から現地へ。途中、兄とはぐれた末娘が最後に到着してやっと鬼子母神に家族全員集合した。

お堂に入り、御祈祷の申し込みをする。申込書には御祈祷メニューのようなものが書いてあり、チェックを入れることになっている。御礼参りという項目はなかったので、安産祈願からお宮参り、七五三もこちらで御祈祷していただいたので、まずは今日は成人の日を迎えた御礼参りなのですが、と受付の方に説明すると、では御礼参りとあと何かご希望はありますかと言うではないか。該当しそうなのは、身体健全か心願成就くらいだったので、その二つのどちらにするかちょっと悩んだが、二十歳だから心願成就にする、と中娘。(私は秘かに良縁祈願とかあるといいなと思ったけど、なかった!(笑))

祈祷を担当するお坊さんは、息子と同じかそれより若いんじゃないか?というくら若いお坊さん。
本堂に入り、ご本尊の真ん前中央に中娘が座る。中娘の後ろに家族5人が横並びで座る。人数多い。

お坊さんが中娘の頭上で火打ち石をかちかちと鳴らし、なにかお唱えになる。そのあと左手の方に姿を消すと、明かりが付き、ご本尊の前に下がっている小さな緞帳がさっと上がった。そして日蓮宗らしい、とてもにぎやかなお経が始まった。

中娘がとちゅうから体をゆらして泣いているように見えたので、感動して泣いてるのかなぁなんて思っていたら、違った。私は一番端にいたので聞こえなかったのだが、お坊さんがお経を途中で間違って止まってしまったとき、「あ!まちがえたっ!」と言ったのが聞こえて、おかしくて笑ってしまったのだと。

最後にもう一度、お坊さんが中娘の前に戻ってきて火打ち石を打ってなにごとか唱えると、御祈祷が終わりだ。こうして無事に御礼参りと身体健全(申込書にはチェックしてなかったけどそれも御礼参りだと自然にこの項目も入るようだ)、心願成就祈願の御祈祷をしていただいて立派な御札をいただいて本堂を後にした。

本堂から出ても、「あ!間違えたっ!」を思い出しては笑っていた中娘さんでした。


母の日

中娘と末娘が買ってきてくれたカーネーションです。(ついでにカラオケで歌ってきたらしい。)
オレンジと紫グラデーションがお洒落です。(専門家の上娘も色の組み合わせを褒めてました。)


今日のお弁当:青じそ風味つくね

GW中に近所の本屋さんに行ってお弁当本を2冊購入しました。1冊は350レシピ。もう一冊は250レシピ。本当にありがたい本です。
昨日2冊とにらめっこしながら作り置きしたのに、末娘は今日も学校をサボっています。表向き体調不良だけれど、実際はどうなんだろう。教員が生活指導をしているのを知って失望し、次に生徒会が形骸化しているどころか堕落しきっている(?)ことを知って失望し・・・。
でも現状を変えていけるのは自分だけ。早く主体的に現実と向き合ってほしいです・・・。


青じそ風味のつくね
ツナ入り人参しりしり
桜海老と万能ネギ入り卵焼き
ブロッコリ


今日のお弁当:秋刀魚のトマト煮

超不機嫌な末娘を送り出しました。周りの家族はみんな私のことを心配しすぎ、と言います。やっぱり末っ子には甘いのかしらんσ(^_^)


秋刀魚のトマト煮カラーピーマン添え(作り置きとピーマンは朝追加)
プレーンオムレツ
ブロッコリ
しいたけとたけのこの焼売(生協冷凍品)


今日のお弁当と末娘の近況

新しい環境に入ったストレスと、入ってみたら思っていたのとちょっと違ったということがいくつかあったりして、いろいろ疲れがたまる頃、末娘は体調を崩し、今日はついに学校をお休みした。扁桃腺がひどく腫れてしまったようだ。

思っていたのと違うこと、というのは、校則がないわりには学校から「本校の生徒指導について」という紙が配られてちょっぴりうるさく言われたり、先生が生徒を子供扱いしているように感じられたり、生徒同士の会話が下らなかったり(誰かとつきあったことがあるかとか恋愛話ばかりだったりして)、体育祭実行委員になった生徒にマネジメント能力が全然なくてクソ(末娘談)だったり、部活は陸上でいいのか迷っていたり、毎日課題がたくさんあってまるで河合塾の延長みたいだったり、と言うことなのだが。

私は都立高育ちなので、往年のトップ校の雰囲気は今でも維持されていると迂闊にも信じていた。
先生はうるさいことを言わず自分たちを尊重してくれ(陰で色々とフォローして下さっていたのだろうとは思うけど)、部活では先輩達が、社会人になった大人の先輩も含めて指導に来てくれて、ロールモデルが身近にいて、宿題はあまり出た記憶はなく、勉強は自分で計画を立てて自分でやる、などなど。服装はもちろん自由。髪を染めてる子もいたけれど、全く問題にされなかった。
私が通っていたのは第三学区(練馬区、杉並区、中野区)というやや田舎くさいエリアだったので、お隣の第二学区(新宿区、渋谷区、目黒区、世田谷区)のトップ校の生徒さんたちがなんだか大人に見えて、憧れたものだった。
というわけで、息子にも末娘にも無意識に私のかつての憧れ校をおすすめしてしまったわけだが。

入学式のときに、教員たちが生徒のことを盛んに「子どもたち」と言っていたことが思い出される。なんで生徒たちではなく子供たちなんだろうと違和感を抱いたのは、こういうことだったんだな。

しかし。
今は入ったばかりだから、想像と違うところばかり目につくかも知れないけれど、夏休み過ぎる頃になったら、高校生らしくなってきて雰囲気も変わってくるんじゃないかしらん。
昨年の文化祭で見た生徒たちの様子を思い出すに、末娘が言うほど彼らは子供じゃなかったと思うのだ。

これから成長するんだよ、きっと。
末娘も一緒に成長すればいい。
早く生徒たちが自分らしく自分の頭で考えて行動できるようになればいい。


豚肉とじゃが芋、人参の旨煮(昔上娘が一番好きだったお弁当のおかず)
半熟ゆで卵にごま塩
ブロッコリ
カニクリームコロッケ(生協冷凍品を解凍)
ご飯に沢庵を添えてみた