「 2010年12月19日 」一覧


2010年 お稽古納め

昨日のお茶のお稽古で、やっと貴人点てのお濃茶を行うことができた。しかし!3週にわたって次は貴人点てと思って予習し続けていたのに、実際やってみると間違えてばかり。
でも、S先生も間違えていたみたい(汗)。
教本によると、お茶はすくい出しのみで回し出しはしない、とあるが、先生は、貴人さんの分しかはいっていないので、すくい出しのあと、全部回し出しで出し切って、と仰った。さて、本当はどちらが正しい?
教本によると、拝見に出すとき(貴人点てのみ)茶杓は仕覆の上に載せて出す、とあるが、先生は普通に、茶杓を出して、その横に仕覆、と仰った。さて、本当はどちらが正しい?
午後の自習のときに、先輩弟子のYさんがこの点について別の代稽古の先生T先生に質問していたが、二点ともT先生は教本どおりの内容で答えられた。代稽古先生によって違うことを教えるのってちょっと困る(汗)。でもたぶん、公に出ている教本の方が正しいだろうというのが、Yさんの結論。なので、次回(来年だけど)は、もう一度S先生に確かめてみよう、ということになった。
さて、昨日は今年のお稽古納めの日だった。お昼の時間に、次から次へとケーキやチョコレートや袋に七福神のイラストがついたおかきなどなどが出てきて驚いた。お稽古納めだから特別なのだそうだ。
で、あとでちゃんとお金を徴収されたので、そういうことだったんだと納得。
本来私たち一人一人が今年一年の感謝の気持ちを込めて何か贈り物をすべきところ、先輩方がまとめて先に用意してくださっていたというわけだ。
さらに朝礼は無かったものの、終礼があった。
最近はお片付けのときに、C班の先輩弟子のYさん、Sさんが帰られても、私だけ残ってA班の方たちのそばで水屋仕事の勉強をさせていただいている。先に帰ってしまうとどうしても水屋仕事全体が見えないんだもの。昨日も同じように一人残り、お釜をいくつも上げて(このお稽古場はお釜の数だけでも7つくらいあるのだ)働いていたら、今日は終礼しますよ、と言われ、参加させていただたのだった。これもお稽古納めの日だからなんだろう。みなで先生の前に並んで座って、先生からのお言葉を聞き、来年もよろしくお願いします、と御挨拶。4月からこのお稽古場に通い始めてあっという間に年末を迎えてしまった。たった9ヶ月なのに、なんだかとても感慨深かった。来年も粛々と進んでいければいいなと心から願って。
☆備忘録&疑問点など
他のお弟子さんがn先生指導の元、貴人清次のお稽古するのを見学させていただいた。
通常、貴人清次のお客さんは、貴人ひとりにお供3人くらいがちょうど良い人数なのだそうだ。貴人清次はお次のお客様が結構難しいのよ、とn先生。
貴人役は先輩弟子のSさん、私はお供の方のお客様役を仰せつかった。お供1とお供3の役を一人二役。
貴人にお茶が出されたら、お供1は取り次ぐ。貴人が飲み終わったら、お茶碗の拝見をお願いする。お供3(お供末客)は拝見がおわったら縁外に貴人茶碗を預かっておく。
お次のお濃茶が出されたら、お供1は取り込み、縁内左におき、お先に、のあと、お茶を頂く。全員飲み終わったあと、貴人から拝見の声がかかったら、お供3は次茶碗を貴人の元へ運ぶ。(もしかしてお供1?)
亭主がお釜に水を一勺入れる音がしたら、お供3は貴人茶碗を亭主に戻す。(もしかしてお供1?)
次茶碗の拝見がおわったら、お供3とお供1は出会いで返す。
1と3の二役をしたつもりが、結局どちらが1でどちらが3の役なのか混乱している。もう一度機会を見つけて確認しなくちゃ。
貴人清次のお手前は、午後の自習の時、B班リーダーからA班に昇格されたKさんのお手前を見学させていただいた。A班のSさんが教本と首っ引きでKさんと二人でお稽古していたので、私はここでもお供の役をちょっとだけさせていただいたのだった。
A班の方でも貴人清次は難しいと仰るので、ちょっと安心(?)。
お次用にKさんが点てられたお抹茶はとてもおいしかった。午後の自習の時間だからお湯だってだんだんぬるくなっているのに、なぜこんなにおいしく点てられるのか。美しい所作を拝見するだけでも勉強になるが、実際にこれほどおいしいお茶をいただくと、所作の一々を超えて、何がもっとも大事なのかを思い出させられる。稽古であっても、いざお茶を点てるとなれば、おいしく点てることに一心を込めて点てていらっしゃったに違いない。前回は、四方捌き一つ取っても心がこもっていたことに感動したが、今日はお茶のおいしさに、またまた感動してしまったのだ。
今日の着物は、仙臺屋で買ったポリエステルの超安着物@1年以上放置。買った当時は静電気があまりにひどいので買ったは良いけれど全然着る気が起きなかった物だ。先輩から静電気防止のスプレーを使うと聞いて、出かける前に一吹き、さらにスプレー持参でお稽古場へ。さほど気にならずに着用できた。安いしポリだし、お稽古場で労働しても全く気にならずに出来るのが良い。ミシン縫いで中国産だけれど、こうして外から見る分には着物には違いないのでまあいいかな。
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