1ヶ月早く風炉のお稽古が始まった。今日は初日なので、朝礼のときの道歌は、「水と湯と 茶巾 茶筅 箸 楊枝 柄杓と心 新しき良し」という歌を唱えることになっているようだ。(昨年の記憶が曖昧・・・)
N先生の到着が遅れたので、n先生がその歌を教えてくださった。「言葉」を唱えた後、N先生が到着。お稽古は、N先生ご指導の下、四畳半平花月からスタートした。私は仕舞い花を引いて薄茶のお点前とお仕舞いのところをやらせていただいた。その後は濃茶付花月。最初に月を引いた人が濃茶を点てる。全員で濃茶をいただいたあと、薄茶の平花月が始まるのだ。茶器の場所はすでに濃茶の茶入が置いてあるので、一時的に棗を火窓前に置いてお点前するところは、且座で薄茶を点てるときと同じだ。そしてお茶が点って、月を引いた人が茶を一口飲んだところで、茶入と棗を入れ替える。最後に仕舞う段になると、今度は茶入が荘ってあるので棗が荘れないが、そこは拝見の声がかかるので、茶入を取り出し空席になったところに棗を荘る。実にうまくできている。改めて感心してしまった。
花月が終わった後、n先生に呼ばれて茶室の方に移動して、茶碗荘りの薄茶のお稽古をつけていただいた。
基本的なところを丁寧に見て頂き大変ありがたかった。茶巾のたたみ方。茶巾を二つ折りにしたあとさらに3分の1折り返すが、その3分の1が少なすぎるとのこと。次回もう一度見て頂こう。
立ち上がったあとに足を引くとき、たとえば左足を引くとき、右足の土踏まずのラインに添わせるように下げ(曲線を描くような感じだ)、右足を踏み出す。私は今まで三角形の一辺をたどるように直線的に下げていたのだった。
n先生は大変博識な方で、茶杓の銘で、花守りという銘を教えてくださった。京都では、花を守る人がいるのだそうだ。東京にはいません、と。花が開くこと、花が落ちることにちなんだ歌もいくつか。細かく記憶していないけれど、大意としては、花は自分で開き自分で落ちる.花は自分で道を決めている。人生も同じ、というようなことだった。何でも自分で切り開いていかないといけませんね、というような教えだった。
無心になりたいものだ。
「 おけいこ日記 」一覧
3月3週のお稽古:且座、四畳半平花月、盆点の自習
昨日の記録。
3月最終のお稽古は、やはり且座からスタート。おとなりのA班も且座。私は半東なので、茶道口で控えている時間が結構長い。ときどきA班の方に目をやると、A班の方たちの動きは一つ一つが丁寧なので、つい見とれてしまう。私はすぐちゃっちゃとやってしまうので、美しくない。薄茶のお点前はさすがに今月3回目。間違えずに点てることができた。
且座が無事終了して、いざ一人点前のお稽古ができるかと張り切っていたら、すぐに大先生から「平花月をしなさい」とご指示が。且座のメンバーで、入会1年の男性弟子TさんがA’ルームに呼ばれて荘りもののお稽古。入れ替わりに、やはり男性のお弟子さんで、かなり上の許状まで取られているUさんが加わって平花月を行うことになった。平花月は、あれほどお稽古してきたのに、3?4ヶ月、間があいただけですっかり忘れている。N先生も且座ばかりこのところやっていたから、と仰りながら、ちょっと間違えてしまったり(^_^;)
平花月では、たしか亭主が最初にお点前の支度をして建水を踏み込み畳のところに置いて、席に戻ったら、折据を回して最初のお点前(初花)を決める。昨日は、亭主役のUさんが折据を回さずにそのままお点前をされしまった。あとで間違いに気付き、折据を回したことにして、稽古を続けた。
午後の自習の時間には、先輩弟子のYさんと一緒に盆点の自習。携帯メールに入れてある虎の巻と首っ引きでお稽古するのだが(これは先輩弟子のSさんには,お稽古場ではメモも取っちゃいけないし、参考書のたぐいを見ながらのお稽古もしちゃだめよ、と後で注意されてしまったが)、自分で書いてまとめたものも、いざ体を動かしてみると、分かっていなかったことや、忘れていたことが多々あり、文字を読んで予習するだけでは不十分であることがはっきりした。
読んでイメージトレーニングをしたつもりでも、実際に体を動かさなければ、単に“分かったつもり”になっているだけなのだ。
この社中では、花月のお稽古にとても力を入れている。一人点前のお稽古をしたくてもなかなかできない時期もある。また、春のお茶会が5月にあるため、本来4月一杯炉の季節なのだが、この社中では4月は風炉に切り替わる。つまり、3月で炉の季節を終えてしまうのだ。昨日は炉の最後の日だったので、本当は盆点を見て頂きたかった。
与えられた中でしっかりお稽古すること。いつも感謝の気持ちを忘れないこと。忍辱が大事。と毎回朝礼で大先生が仰る。2年すぎて、そろそろ内情も見えてきて、上の人たちの人間関係のきしみも見えてきて、私自身ちょっと気がゆるんでいるところもあるのか、感謝の気持ちが持てない日がある。もっとお稽古したいのにできない、やらせてもらえない、という気持ちについなってしまうことがある。
社中に入ったばかりの蜜月期が終わり、これからじっくり腰を据えて修行する時期に入った。これからが正念場。そう思ってはいるのだが、雑念がふつふつとわき上がる今日この頃。
どこかで気持ちをリセットしたいのだが。
3月2週のお稽古:且座、台天目
予報は雨。前の晩からポリエステルの着物、ポリエステルの帯を準備して臨んだ本日のお稽古は、いつも通り且座から。
今日はたぶん間違えずに薄茶点前ができたと思う。且座後は、A’ルームで、最初はn先生のご指導で台天目。途中、n先生が他のお弟子さん(大先生のお嬢様とご主人様)の方に移動されたので、後半は大好きなK先生に見ていただいた。
台天目は台を取りにいく時は左、右。茶碗は、右、左と手を出す。茶碗は両手で包むように持つことから、つい、両手が一緒に伸びてしまう。癖がついているので、注意すること。
真のふくささばきで四方さばきをするときの左手の位置をやや上にもう少し体に近づいた位置に直される。この腕の感覚を忘れたくないのだが。
曲水指のふたの取り方。ふたの仕方。もう一度丁寧に練習したい。
お茶が点ったら、天目台を持って客付きまで回る。出した後、膝退するのは、お茶碗(台?)の位が高いため。中じまいのあと、再度客付きに回ってお茶銘の問答のときには、膝退する必要はない。そのままの位置でよい。
家の用事があり、今日は午前だけで早退。
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飛び柄の小紋がほしくて買ったポリエステルの着物。裄以外はジャストサイズなのだが、最近の既製品はSサイズでも裄丈が長い。私が1尺7寸(約64.5センチ)だが、このSサイズの着物は、1尺7寸5分(約66センチ)。洋服感覚なのかな。
{img:120310kimono.jpg}
着物が茶色で秋っぽいので、せめて帯はピンクで春にしてみた。うーむ。最近着付けに迷いというか、悩みが深くなっていて、今日は先輩弟子のSさんにすすめられたゴムの腰紐(ベルト)にして、襟元はコーリンベルトをちゃんとしたのだが、お稽古が済んで帰ってくると、ぐだぐだ。名古屋帯のお太鼓はもう少し小さい方が良いんじゃないかと思ったりするが、どうもうまくいかない。
3月1週のお稽古:且座、茶杓荘りの薄茶、台天目の自習
昨日のお稽古の記録。
准教授の許状をいただいた先輩弟子Sさんが、お稽古前に先生に御挨拶。だいぶ長い間お話がはずんでいた。その後朝礼。お稽古のスタートは10時半になっていた。(待ち時間約1時間!)
昨日も且座のお稽古からスタート。今日こそ、半東がお薄茶を点てる手順を間違えないようにしようと心づもりしていったにもかかわらず、点前座に坐ると、やっぱり体がすぐには動かない。点前座に坐ってすぐに棗を棚からを取るところがどうも不自然に感じてしまうらしいのだ。
且座が終わったら今度は一人点前のお稽古時間。だがもう11時半だったので、お薄茶のお稽古をしなさい、ということで、A’ルームでn先生のご指導で、茶杓荘りのお薄。最後に茶杓を拝見を出すとき古帛紗を取り出して上に載せるところが特徴的。
私と先輩弟子のYさんは今日は台天目のお稽古をしたいと思ってお稽古場に来たので、午後の自習時間に二人で挑戦した。が、途中大間違いしながらの挑戦・・・通りかかった代稽古の先生にお尋ねして、大間違いしていた大切なポイントが分かったので、災い転じて福となす。
四ヶ伝の中で、台天目が特徴的なのは、お茶碗の扱いを中心としたもので、最後の拝見のとき、茶入を膝前に置いたら、茶碗を建付に割ることはせず、水指正面に移動させる。(私、割り付けちゃった(笑)茶碗の格を考えれば当然の動きなので、良く頭に入った。次はきっと間違えないだろう(と思いたい)。
来週は台天目のお稽古したい。
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昨日の着物。ひな祭りだったので、たんす屋でひとめぼれした白地に珊瑚色の鳳凰が飛んでいる帯に桃色の帯揚げ。着物は、お友達からゆずってもらった小紋。この小紋にもところどころ桃色が入っているのだ。
{img:120303kimono2.jpg}
帯は、いろんな人に褒められた。でも、わたし、着物にばかり気を取られてお茶のお稽古には身が入ってないと思われてないかな、とちょっと心配になった。(^_^;)
あーあ。でも着つけ、ヘタだなぁ。練習してるんだけどねぇ。
2月最終週のお稽古:且座、薄茶平点前、貴人点(薄茶)
いつもどおりまずは且座。且座の準備もだいぶ慣れてきた。今日も万端に整えて、朝礼のあと、且座のお稽古スタート。がしかし。やっぱりお薄を点てるところで間違えた。居前に坐ったらまず棗を取って膝と茶碗の間に置き、帛紗を捌いて棗を清め、建水の肩あたりに置くこと!!それから茶碗にお湯一杓入れたらば、こすすぎして捨てる。そのあとすぐ茶巾で拭いてしまう。茶筅通しはしないのだ。ここに自分で書いているじゃないか!!
今朝は朝、社中でちょっとしたトラブルがあり、お稽古スタートが大幅に遅れてしまった。
なので、且座のあとは、薄茶点前で行うことになり、私は、茶入荘りのお薄のお客様役をしたあと、薄茶の平点前の稽古をn先生に見て頂いた。棗を清めた後、定位置に置くとき、ただ手なりに置くというよりは、自分に正面がむくように置くと良いと指摘された。なるほど。今まで何も考えずただ置いていたよ。
午後は、貴人点てのお薄の自習。私が平点前のお稽古をしている間に、Y先輩は貴人点てのお薄のお稽古をされていたので、午後は、貴人点て薄茶点前の自習を二人で行った。私は貴人点てのお稽古をしばらくしていなかったので、いろんなところが分からない。お稽古したばかりのYさんも、ところどころ記憶が曖昧なところがあり、結局家に帰って本で調べてみたところ・・・
貴人にお茶を点てて出したあと、一膝下がって控えているところまでは良かったが、貴人の一口で「客付きのまま帛紗をとり、腰に付ける」という手順が全く抜け落ちていた。
今週はせっかく予習していった台天目ができなかったので、3月第一週までお預けとなった。
2月3週のお稽古:且座、唐物
先週はお茶会だったけれど、私は会社同僚の結婚式に呼ばれていたため、一席お客様に入って、一席お点前して(超ボロボロ)すぐに失礼してしまったので、あんまりお茶会って感じが残っていない。残念。
今日は普段のお稽古に戻って、まずは且座。前回間違えたところ(濃茶点前の準備と、薄茶点前のところなど)は、事前に予習していったので、スムーズに行ったと思う。他のメンバーもだいぶ慣れてきたようだ。
唐物は、大好きなK先生にまた見て頂いた。K先生が土曜日にいらっしゃるのは月に一回だけなので、とても嬉しい。
お点前をして、拝見物を出して、水指を引いたところで、今度はお客様のお稽古。拝見物の引き方、拝見の仕方をご指導いただいた。唐物は手を添えて、茶杓を引くとき、かかっている仕覆をよけて引き、続いて仕覆を引いて茶杓にかける。茶杓、仕覆を引くときは手をついて。手をつくということは、上体が下がることなので、大切な物を扱う体勢になっているということだ。返すときも同様。拝見をするときは、自分の古帛紗を懐中からだし広げ、その上に載せて拝見する。蓋は古帛紗の右横に、仰向けに置く。
今日の注意点。
曲水指を荘るとき、坐る位置は、炉縁すれすれか少し出るくらい。そこから手を伸ばしてちょうど置ける位置。
唐物を荘る位置は曲水指から指四本あける。(昔は畳一目と習ったけれど。。。)
お茶碗を持って水指正面に坐るとき、最後の足は、炉縁中央に来ていること。(最後の一歩が小さすぎると指摘される)
真の四方捌きは、膝の上からこぶし一つ帛紗の角が上がっていないといけない。いろいろ下がり始めてるので注意!「年を取ると何でも下がってくるのよ」by K先生。
唐物は昔でいえば一国の価値があるほどのもの。粗相があっては、絶対に、いけない。清めるときは、ヘソ高、膝内。かなり下の方でかなり膝とお腹の間くらいのところで扱う。これならもし落ちても膝の上で止められる。
最初の茶筅通しをした茶筅を置く場所は、京畳の場合は、炉縁から敷き合わせまでの半分で5目のところ、東京の畳の場合は3分の1くらいで畳7目。
釜の蓋を取った後、帛紗を右膝頭横に置くが、ちょうどなつめの蓋を置く位置の隣くらいと覚えておくと良い。
帛紗は四つ折り状態で持ち歩く。八つ折りにしてしまうと、折り目がついてしまい、さばきにくくなる。(時既に遅し・・・来年の帛紗はきちんと箱に入れて持ち歩こう。)
今月はお茶会も入れて4回お稽古がある。来週は、唐物の次、台天目に進もう。
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今日のオマケは着物の写真ではなく、許状のお話など。
今日、許状が届いて、入会一年目の男性Tさんが入門小習いの許状をいただいていた。n先生が読み上げ、恭しくTさんが受け取る。あとで見せてもらったら、名前と番号、資格名の入ったカード(クレジットカードほどの大きさ)も頂いていた。最近はそんなカードももらえるのねー。私がお許状をいただいたのはもう27年前。その頃は許状のみで、カードは無かった。京都のホテルなどでこのカードを見せると割引サービスが受けられるところもあるそうだ。私もほしいなー・・・・!
6月には東京都の裏千家社中の人たちの集う会があるそうだ。6月も下旬なので、絽の色無地紋付きを着ていくのだそうだ。着物だけなら私も持ってるんだけどなー・・・!
2月1週のお稽古:且座、千歳盆、お薄の茶杓荘
昨日節分だったので、社中でまずは豆まき。福をもらいなさい!と大先生が社中全員をひきつれて玄関へ。果たしてn先生が帛紗に豆をたくさんのせて登場し、玄関を開けると外に向かって「鬼は外ーー」と豆をまき、今度は外に出て中に向かって「福は内ーー」と豆を投げた!内側にむかって投げられた豆にあたれば福をもらったことになるのかな。玄関だけでなく、裏口にも大移動して、同じことを繰り返す。昨年節分のおりにお稽古お休みしてたんだろうか。この社中に入ってはじめての体験だった。なんだか楽しかった(^_^)
そしてお稽古スタート。
まずは且座。だいたい流れは分かってきたのだが、自分の役割で、薄茶を点てるところがダメダメだった。人のために物を運ぶ,移動する、というところはほぼ覚えられたのに。。。それから、今日はっきりしたのは、お茶入れを水指前に荘ってから、炭斗をとるときはやはり膝行するのだそうだ。90度回転移動をすわったまま行う。n先生が実演してくださったのを見てとても納得。本来正座は膝のあいだこぶし一つ(男性はこぶし二つ)空いている。右に回転する場合、まず左膝を右膝によせる。と同時に左足首は右足首からかなり離れていて、上から見ると一瞬、膝下でハの字を書いたような形。それでもう30度くらい回転してしまっている。ここから今度は右膝を30度ほど移動。右足首は左足首につく感じ。今度は逆ハの字。さらに左膝をつけて、最後に右膝をこぶし一つ分開けばすでに90度回転終了。。。。これを美しく行うには、練習あるのみなのだ。
千歳盆のお稽古はいつもどおり。お昼まで時間がすこし余ったので、薄茶で茶杓荘りのお稽古。且座で薄茶点前がダメダメだったので、その復習もかねて。でも平点前ではつまらないので、荘りものの稽古になった。
茶杓を拝見に出すとき、水指正面に向き直り、懐から古帛紗を取り出し左掌にのせ、右手で茶杓を取ってのせ、居前に戻って、定座に出す。ここが違う点。
お昼には、これも節分行事の一環で、「福茶」が振る舞われた。豆まきにつかった豆を煎り、豆と梅干しを煮だしたお茶。昆布茶のようなうまみと梅干しの酸味で、なかなかおいしいお茶だった。うちでもやっていよう。
お昼が終わって午後の自習はまた茶杓荘りを行い、U先輩のしぼり茶巾のお点前を見学させていただいた。見る、というのもとても勉強になる。
自習が終わった後、大先生が残っていた人たちのために、お寿司をとってくださり、おいしいにぎり寿司をたらふく食べさせてもらっちゃった(^_^)
ごちそうさまでした。