「 つぶやき日記 」一覧

さよならNHK。さよなら東京電力。

我が家にはテレビが無い。
いつからなくなったのか、もう思いだせないくらい長いこと無い。
最後に見ていた番組が仮面ライダー響鬼だったかカブトだったか。アニメで最後に見たのはおねがいマイメロディだったと思うし、電王はたしかビデオ借りてみたような気がするから、きっとそのころだろうと思う。そうすると10年前か。
子どもたちが高校や大学の受験時期になるたびにテレビを買うのを先延ばしにしてきた。
その一方で、毎年NHK受信料を年払い自動引き落としで支払ってきた。
国民は公共放送を支える義務があると思っていたから(棒読み)
今の家に転居するときにも、地上デジタルのアンテナをつけるかもしれないしテレビを買うかもしれないと思ってNHKにはご丁寧に転居届も出した。
国民の鏡だ(ウソ)
がしかし。
最近のNHKはひどい。馬鹿な会長の下で粛清人事は行われるわ、有能なキャスターは降板させられるわ、ニュースは大本営発表しか流さない。今までNHKを支えるために受信料払ってきたけど、もう堪忍袋の緒は切れました。
・・・というのが本音。
前々から、もうテレビ買わないよね、NHK解約しようか、という話は出ていたが、行動にうつすまでには至らなかった。が、この記事を見てついにNHKの窓口に電話をしてしまったのが3月31日午前9時31分。
電話口の女性は私が解約という言葉を口にした途端、やや口調が厳しくなった。なぜテレビが無いのに10年以上も解約の申し出をしなかったのかしつこく聞かれた。だーかーらー(あとは上記リフレイン)
何しろ捨てたテレビはアナログブラウン管テレビで、しかもかなり昔なので廃棄を証明するような書類もすでにない。ということで向こうもあきらめたようだった。しかして無事解約かと思ったらさにあらず。
私が電話したところは総合受付であって解約の窓口では無い。地域担当から改めて私に電話連絡があり、そこでもう一度確認したのちに、解約届という書類を送るので必要事項を記入,送付し、NHKがそれを受理したらやっと解約になるのだそうだ。面倒くさい。
そして4月4日月曜日午後12時11分。地域のNHK窓口の女性から電話がかかってきた。
31日の電話と同じ話が繰り返されるが、もはや先方は解約やむなしの態度。書類を送るから記入して返送せよと言われ承諾して電話を切った。総合受付の電話と違ったのは、3月の申し出なので3月一か月分だけは受信料を返金する、と言われたことだ。返金があるなんてちっとも期待していなかったので、驚いた。でも10年分は無理。
10年受信料を支払い続けたご褒美は1か月分の受信料。なんちてσ(^◇^;)。
書類は翌日の火曜日に届いた。早い。
こんなの。
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記入して今日やっと出した。
さあ、晴れてNHKとはおさらばだ。見たい番組はネットでオンデマンドで見る。(実は今までも受信料払いながらオンデマンドでもお金払って番組を見ていたのだ。)
この春もう一つ嬉しいことは、電力自由化になり、東京電力を解約したこと。いくつか選択肢はあったが、ガスと電気をまとめるとお安くなる、というので、東京ガスに一本化することにした。
東京ガスが良い会社かどうかわからないけれど、原子力発電をしていないだけ東京電力よりマシだろう。
これを機に、今よりもいっそう節電、節ガスに務めねば。


有機ゲルマニウム手足温浴

日曜日に、よりによって自宅でパニック発作を起こして死にそうになって以来(パニックでは絶対死なないけど)、なんとなくめまいが治らないでいた。会社でヘルスカウンセラーの仕事をしている役員Sさんに相談したら、メニエルなりかけ、という見立てとともにいくつかのアドバイスと自社製品2品をくださった上に、ゲルマニウム温浴に行ってらっしゃい、と行きつけのネイルサロンに電話をしてさっさと予約を入れてくださった。
今日は社長もいないし、仕事時間中にちょっと抜けて行けばいいというお言葉に甘えて行かせてもらったこちら
効果は絶大で、固くなっていた首周辺、肩周辺がすっかりリラックスして軽くなり、ぐるぐる回りはじめるのが怖くて動かせなかった目も頭も普通に動かせるようになった!
すごい!ゲルマニウム温浴!!
と機嫌良く帰ってきたがしかーし!
もらってきたパンフレット曰く
体の中の末梢神経、および毛細血管が集中しているのが手足です。
その手足を20分間お湯に浸していると、ゲルマニウムが体内に吸収され、
体をめぐり、体内の毒素(ストレス、運動不足、偏った食事、
加齢などから生じる)と結びつきます。
毒素と結びついたゲルマニウムは汗、尿、便により、体の外へ排出されます。
自然を感じながらリラックスし、発汗し、新陳代謝を高め、
肉体に負担を感じさせずに細胞の生命活動を活発にします。
人間本来の自然治癒能力を高め、基礎代謝アップによるダイエット効果も
期待でき、老廃物が排出されれば、肌も美しくなっていきます。

ウ   ソ   8  0  0  !  !
ゲルマニウムが体に吸収されて毒素を排出するなんて、ありえない。そもそも毒素って何?
今回効果があったように感じたのは、単に温浴とマッサージのおかげで血行が良くなったからだ。
上手に体の力を抜いてリラックスすること、体を温め血行をよくすることが、不安発作後のリカバリーには大事、ということがよーく分かった。さて、これをどうやって実践していくかだが、Sさんが仰るように、人の手を借りてメンテナンスすべきなのか、それとも、何か自分で工夫してやるか。
さてどうしましょうね・・・。


積雪

お正月はコートがいらないくらい暖かかったのに、先週あたりから冬らしい寒さになって、今日は明け方(もっと前かも)から雪。朝起きたら10センチくらい積もっていた。
こんな日はバスは来ないし、来てもすごく混んでるし、バスの中で気分が悪くなるだろうし、ということで、いつもより1時間早く家を出て歩くことにした。
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家を出たときは雪だったが、途中から雨に変わったので、道はべちゃべちゃ。
後半4分の1はバスとほぼ同じコースをたどるので、いくつもいくつもバス停を通り過ぎた。どのバス停にも人が行列になっていたが、せっかくバスが来ても満杯で停まりもしない。だけど、歩き出す人はいないようだったから、みんな辛抱強く次のバスを待っていたのだろう。
会社に到着したのは8時50分(始業は9時!)。7キロ弱の道のりを1時間半かけて歩いたことになる。
良い運動になったし、結構楽しかった。


茶道の骨董主義(?)

土曜日、日曜日とずっと正座&立ったり座ったりを繰り返したせいか、今日は膝と腿が痛い。月に一度二日連続お稽古の翌朝は、微妙に肩や背中も凝ってる。どこかに変な力が入っているんだろう。そんなわけで、今朝は朝早めに起きて朝風呂にゆっくりつかって凝りをほぐそうとしたくらいだ。(でもまだ凝ってる。)
昨日のお稽古で、Aさんが茶入れ荘りのお稽古をなさった。お道具拝見の問答のところで「自分の茶入をわざわざ古帛紗の上に載せて、どやっと言わんばかりに見せるなんてあり得ないよね、普通は。だから、それだったらありうるかなーっていう謂れ(ストーリー)が無いと茶入荘りなんて成立しないのよ」とU先輩がおっしゃるので、
「たとえば、連客の中の人からもらった茶入とか?」とAさんが正客役の私に振る。私は「じゃ、こんな感じですかね。『それはもしやあの茶入でしょうか・・・・?』」あうんの呼吸でAさんが「はい。そうなんです。その節はありがとうございました。」私「大切にお使いいただき、有難うございます」
なんて会話を展開してみたら。
Uさん一言。
「で、あなたは一体どんな茶入を差し上げたの?」
私、もちろん答えられません(笑)
でも、気を取り直して「私に時代物は買えるわけないから、たとえば現代の作家で茶入とか作ってる人はいないでしょうか。その人の作品てことでどうでしょう。」とU先輩に問いかけてみたらU先輩「うーーん。現代の作家ねぇ。。。。いることはいるけど、やっぱりあんまり(茶入荘りとしては成立し)ないわね。」そして、U先輩の「使えるストーリー」としては、
先祖伝来の茶入で曾祖父が又?斎(ゆうみょうさい・12代家元。ちなみに現家元は16代)から「偲ぶ草」という銘を頂戴している。今日はちょうど曾祖父の月命日にあたるので使わせてもらった、というようなストーリー。そしたら客は、お箱など拝見したい、と言って、亭主は、では後程、なんて答えて、会話が弾むし、あとで箱も拝見できて楽しいでしょう?
また別の例として、例えば、益田鈍翁が持っていた茶入でその前は○○家の家老××が所持していたと聞いています、のように、どんな人の手をわたってきた道具なのかがわかるものなら、その時代や、この茶入を持った人に、思いをはせるだけでも楽しいでしょう??
Uさん曰く。古いものをそのままの形でいつまでも大切に持ち続けるということがすでに大変価値あることなのだ、と。
なるほど。だから現代作家の茶入で茶入荘りにはあまり感心してくれなかったんだね。
でもなぁ。一般庶民の家に何百年も前から伝わる道具なんてないし、ましてやそんなものをぽんぽん買えるわけもないし。家元の箱書きとか私とはまったく縁のない世界。
だけどお稽古では、何代も前の家元に名前をつけてもらった大切な道具、はたまた博物館にあるような大名物やら中興名物を使っているがごとく拝見のお稽古し、会話の練習をする。
なんかやっぱり現実と合ってない気がするなー。
U先輩は良い物を沢山見るようにすれば(博物館や美術館やお茶会などで)、だんだんと分かってきて、興味も沸いてくるし、知らない道具を見たときも想像がつくようになってくる、そうするともっと楽しくなってくるわよ、と仰るのだが、単に勉強不足というだけのことなんだろうか。うーむ。


ちょい鬱

1996年ごろからインターネットを使い始め2003年からはウェブ日記をつけ、2007年からはtwitterも使って何かを書いたりつぶやいたりメモしたりし続けているけれど、定期的に何も書かなくなって何もつぶやかなくなる停滞時間が訪れる。
こういうときはプチ鬱期。
でも、よく考えてみると50歳すぎてからずーーーっと何かしらの鬱状態が続いているような気もするな。
茶道や着物を再開して楽しい時間をたくさん過ごしてはいるけれど、世の中を見ているとなんとなく暗澹としてくる。
絶望と無関心が一番いけないとわかっていても、希望を失いそうになる。そういうときは、どうしたらいいのかな。
私にはやっぱり子どもたちにおいしいご飯を一生懸命作るしかできないな。なーんてね。
結局今日も美味しい晩ご飯作った。今日は豚肉とキャベツの重ね蒸し。キャベツと肉の間に玉ねぎの薄切りやトマトの薄切り、シメジなんかを挟み込んで、それを3層くらい繰り返してお鍋の蓋が閉まりきらないくらい一杯詰めたら、チキンストックと白ワイン、塩胡椒で蒸し煮をするの。
美味しかったよ。
と、まあ、つまらない独り言でした。


金魚の帯締め

かわいすぎる!
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さて、保冷剤をいろんなところにしのばせて、冷感スプレーもかけまくって、おでかけしてきます!


絽の色無地

6月最後の日曜日にお茶会のお手伝いをすることになり、絽の色無地が必要になった。20代のころに作った正絹の一つ紋(やや明るめの紺色)が一枚あるが、このあいだ着てみたら我ながら似合わなくて、子供たちからはなぜその色にしたかなー、などと非難(?)される始末。紺色なのだから、本来体が締まって見える色のはずなのに、すごく太って見える。なぜー??
一つ紋の色無地とはいえ、水屋の手伝いだし、梅雨の季節雨が降っても不安がないきものの方が良い。
ということで、思い切って東レシルックの色無地を作ることにした。
折から京都きもの市場が15周年を記念して新宿京王プラザで展示会をするというお知らせをもらっていたので、これ幸いと予約をし、東レシルックの絽の色無地で見たい色番号も伝えておいたところ、希望通りの生地を揃えて待っていてくれた。
先週土曜日お茶の稽古を終えて新宿へ。
私が見てみたいと希望した色は
灰桜色
空色鼠
利休白茶
白緑
薄青磁鼠
薄深川鼠
鴇浅葱色
だった。ピンク系にするかグリーン系にするかブルー系にするか、この3つで迷うわけだけれど、自分の中ではややブルー系、というか、水色系が優勢ななか、せっかく実物を見に行くのだから実際に当ててみて顔映りを見て決めよう、と思っていた。当ててみたら、意外とピンクが欲しくなるかも知れないし。
果たして最後に残った色は
薄深川鼠VS鴇浅葱色
{img:hukagawanezumi529048.jpg} VS. {img:tokiasagi586111.jpg}
担当してくださった方が他のお客さん対応をしている間に、年配の女性スタッフが私に半襟をつけて、左に深川鼠、右に鴇浅葱をきもののように形作ってはおらせてくれて色比べ。担当の方も戻ってきてみんなの意見が一致したところで、深川鼠に決定した!
堤商店に勤めていたころ、あるカラーコーディネーターさん(もう引退されてしまったかなぁ)が自宅で開いている講座に参加したことがある。次々と様々な色合いの生地を体に当てていって、顔映りの悪い色はどんどんよけて行く。顔に合うとされた色(もちろん複数)からあなたはウィンターね、とか、オータムね、と診断を受けるのだ。
私は予想通りオータムで、イチョウ並木が良く似合う人という診断だった。きれいな黄色じゃなくて、ちょっと汚い黄色、きれいなブルーじゃなくて、ちょっと緑が入ったり、グレーが入ったブルー、つまりターコイズブルー系、鮮やかな緑じゃなくて黒の入ったモスグリーン系なら大丈夫なのだ。
今回の薄深川鼠は、薄いターコイズブルーにグレーがちょっと入ったような微妙な色合い。抜き紋で一つ紋を付けてもらうので、かなりフォーマルな着物になる予定(^O^)
展示会場にはたくさんの素晴らしい着物、帯、襦袢などなどで一杯。担当の方が何かご覧になりたいものはありますか?とおっしゃるので、最後に沖縄の壁上布に触らせてもらった!証紙もちゃんとついた琉球壁上布。しゃりっとしていて、すごく素敵だった。
いつの日かこんな夏の着物を爽やかに着こなせるようになりたいわぁ(夢)