パイカと大根の煮物

日曜日に近所のスーパーに行ったら、パイカ(軟骨付豚バラ肉)を大量に安く売っていたので、1キロほどお買い上げ。
以前作った豚の角煮とか、東坡肉の煮汁をタッパーに入れて保存していたのが役に立つ。それをブレンドして、さらに酒カップ1,みりん大さじ2,醤油大さじ3、水も半カップほど足して、大根も入れて圧力鍋で20分ほど加熱したら、とっても美味しく出来上がった。
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飴色になった大根が一番美味しいという人もいれば、やっぱりお肉の方が美味しいという人もいた。軟骨はやわらかーくなっていて食べやすい。
この写真には無いけれど、煮汁でゆで卵も似たので、ここにガングロ卵ちゃんが加わっている。
どれも大変美味しゅうございました。
今日はこれにU先輩からもらった水茄子の浅漬けと、しじみのおみそ汁に白いご飯でした。


3月2回目のお稽古:炭付花月、長板総荘、湿し灰作り

花月勉強会が終わり、来月19日開催予定のお茶会の為のお稽古が始まった。
いつも通り一番最初に炭付き花月で、今回は私が亭主、炭手前、仕舞い花と大活躍してしまった(大汗)亭主の動きについてはだいぶ分かってきたけれど、お炭は何度やっても満足のいくお手前ができない。今回は枝炭を入れるのを忘れたし!仕舞い花で袱紗をさばいていると大先生に「あなた帛紗捌きがきれいね」と言われてちょっと驚く。だって帛紗捌きが一番難しくて苦手なんだもの。少しは上手になったのかな。
炭付き花月を済ませてお茶会のお稽古へ。
A班は今度は広間で長板総荘りの薄茶席を担当することになった。長板の勉強をすると、その後の台子を使ったお点前の準備になるということで、B班の男性弟子(私にとって弟弟子になるのかな)のTさんとBさんがチームに加わることになった。TさんとBさんはA’スペースでお稽古。私たちはAルームでお稽古。
長板を据えると、真ん中を割って左側に杓立てと杓立ての前に蓋置、右側に水指、長板正面に茶碗と棗を荘る。亭主は建水を持って入る。教本に書いてある長板薄茶点前とはちょっと違っていた。長板薄茶点前と長板総荘り薄茶点前では総荘りというところが違うからそういうものなんだろうか。今度先輩に聞いてみよう。
手順は次回もう一度お稽古するときに頭に入れてメモが出来るようにしよう。(今回は混乱しすぎてて無理)
午後は、湿し灰作り。去年の夏に作った湿し灰が無くなってきたので。
本来なら灰を水にさらしてあく抜きするところ、なんちゃってなので、まず大きなバケツに灰を篩ってゴミや炭ガラを取り除いたら、そこへ熱く涌かしたほうじ茶をドボドボ注ぎ、木べらでまぜる。何度かに分けてお茶を注ぎ、全体にお茶が回ったところで今度は手で灰をもんでさらさらにしていく。砂遊びをしているようで楽しい作業だ。よくもんでいると、いつしか手触りが変わってくるのが分かる。色合いも変わってくる。面白い。そうなったらほぼ完成だ。
作業を終えると、代稽古の先生方がお茶を入れて下さった。残ったお菓子をいただいてしばし休息をとり、お片付けして解散した。
以前は大先生が全て終わるまで待っていて下さったものだけれど、大先生は、Uさんが仰るには、午前のお稽古だけで本当はいっぱいいっぱい。お家に帰られたらぐったりされていると。私には前にも増してパワフルになられてとてもお元気そうに見えるけれども、それは大先生との付き合いがまだ5年しかない、若造の誤解だったのだな(T_T)
まだお炭が燃えて午後まで使えそうなのに、お昼で全部日を上げてしまって片付けさせるのはきっとそのせいなんだろう。悲しいことだけれど、仕方が無いな。



お中日

昨日は、Uさんご夫妻主催の勉強会に行ってきた。その会はいつも夜行われて、Uさんご主人によるレクチャーのあと、みなで持ち寄りの食材で晩ご飯を食べて、最後はUさんご主人がお菓子とお抹茶を出して下さってお開き、となる。
いつもはおにぎりやお寿司を買っていくところ、昨日は頑張って五目寿司を作って持っていった、ら。
参加者のお一人(男性・仮にAさんとする)が、「え?五目寿司ですか?!子どもの頃、いつも祖母が彼岸の入りにはぼた餅、お中日には五目寿司を作って食べさせてくれていたんですよ。五目寿司をお中日に食べられるなんて、本当に久しぶりだなー!」と仰ったのだ。
偶然に過ぎないことなのだろうけれど、そういう巡り合わせに出会うとなんだかとても嬉しくなる。
私はお彼岸とかお盆とかお墓参りとか、そういう習慣が無い家に育ったので(母や父がお墓参りをおろそかにしていたわけでは全く無く、機会があれば墓参したいという気持ちを持っていたことを長じてから知ったけれど)、お祖母さんと一緒に暮らしていて、お彼岸やお盆などの宗教的な習慣が食と結びついて記憶に残っているAさんが羨ましくも感じられた。(たぶん、うちの子供たちはおひな祭りにはちらし寿司、クリスマスには七面鳥、お彼岸では無く春分の日にはぼた餅、お盆ではなく秋分の日にはおはぎ、という食の記憶を持って大人になるのだろうな(苦笑))
帰るときAさんが、五目寿司はとても美味しかったです、と言って下さったので、Aさんのお祖母さまにも面目が立ったことでした。



2015炉の花月勉強会

3月15日の記録。
今までは、花月勉強会は「ゆかたざらい」として夏に行われてきたが、このほど初めての試みで、炉の花月を、そしてこれも初めての試みで、月曜クラス、木曜クラス、日曜クラス合同での勉強会が開催された。
プログラムは、
1.仙遊之式(月曜クラス)
2.法磨之式(木曜クラス)
3.且座之式(土曜クラス)
4.壺荘付花月(月曜クラス)
5.壺荘付花月(木曜クラス)
6.香付花月(3クラス合同代稽古の先生方で)
の6つ。
花月のメンバーではない方が中心になって、小間では台目席の薄茶席が、玄関スペースでは立礼席の2席、添え釜がかけられていたので、見学の合間にお茶をいただくこともできる。
朝9時半の朝礼では、宗家では報恩茶会(利休忌)が催されている同じこの日に花月勉強会を開くことになった偶然の巡り合わせについて、大先生がお話になる。お掛けものは利休さんの絵に花月の教えが描かれた掛け軸。
朝9時半の朝礼後すぐに仙遊之式から始まった。月曜クラスは代稽古レベルの方がほとんど。木曜クラスは代稽古の先生もいれば若い人もいる混合チーム。土曜日クラスはこうしてみると、3クラスの中では一番平均年齢が若いような感じだった。
月曜と土曜の壺対決で勝ったのはどちらかなのかは分からない。でも私たちのチームは大きな失敗もなく、無事に終えることができたと思う。添え釜で参加していたSさんが終わった後で、おじぎもぴったり息が合っててさすがでしたよ、と仰って下さった。
お茶会では無くお稽古の場で他のクラスの人たちと一緒になったことはなかったので、今回の勉強会に参加して、他クラスの雰囲気が土曜クラストは全然違うことがよく分かった。
それから、代稽古の先生たちの模範演技(?)を期待していたのだけれど、私たちが一番気を付けてみんなで練習した所ーー主に呼吸を合わせるところ、たとえば総礼のときは全員同じタイミングでするとか、袱紗を取り出すとき全員で同時に取り出して同時に腰につけるとか、立ち上がるタイミング、歩くスピードなどーーにはあまり頓着されていないような印象を受けた。あれ?と思うこともちょっぴりあった。
がしかし、一週間も経ってみると、平均年齢70歳超の代稽古の先生方にとっては、形が整ってないとか、息が合ってないとか、そんなことは些末なことで、気にするようなことではないのかもしれないと思うようになった。そんな姿に、お茶を永年やってきた人のオーラというか、味があるような気がしてきた。形にこだわる体育会系のノリの花月ではない、何かもう少し別の精神性でそれぞれのメンバーが一座を建立していたような気がしてきたのだ。
それがどういうものなのかまだはっきりとは分からないけれど、私もあと20年もお茶を続けていたらあんな風になっていくのかも知れないとちょっと思うようになった。
若い人のお茶、お年を召した人のお茶、それぞれ良さがあることを認識した花月勉強会だった、と纏めておこう。