3月15日の記録。
今までは、花月勉強会は「ゆかたざらい」として夏に行われてきたが、このほど初めての試みで、炉の花月を、そしてこれも初めての試みで、月曜クラス、木曜クラス、日曜クラス合同での勉強会が開催された。
プログラムは、
1.仙遊之式(月曜クラス)
2.法磨之式(木曜クラス)
3.且座之式(土曜クラス)
4.壺荘付花月(月曜クラス)
5.壺荘付花月(木曜クラス)
6.香付花月(3クラス合同代稽古の先生方で)
の6つ。
花月のメンバーではない方が中心になって、小間では台目席の薄茶席が、玄関スペースでは立礼席の2席、添え釜がかけられていたので、見学の合間にお茶をいただくこともできる。
朝9時半の朝礼では、宗家では報恩茶会(利休忌)が催されている同じこの日に花月勉強会を開くことになった偶然の巡り合わせについて、大先生がお話になる。お掛けものは利休さんの絵に花月の教えが描かれた掛け軸。
朝9時半の朝礼後すぐに仙遊之式から始まった。月曜クラスは代稽古レベルの方がほとんど。木曜クラスは代稽古の先生もいれば若い人もいる混合チーム。土曜日クラスはこうしてみると、3クラスの中では一番平均年齢が若いような感じだった。
月曜と土曜の壺対決で勝ったのはどちらかなのかは分からない。でも私たちのチームは大きな失敗もなく、無事に終えることができたと思う。添え釜で参加していたSさんが終わった後で、おじぎもぴったり息が合っててさすがでしたよ、と仰って下さった。
お茶会では無くお稽古の場で他のクラスの人たちと一緒になったことはなかったので、今回の勉強会に参加して、他クラスの雰囲気が土曜クラストは全然違うことがよく分かった。
それから、代稽古の先生たちの模範演技(?)を期待していたのだけれど、私たちが一番気を付けてみんなで練習した所ーー主に呼吸を合わせるところ、たとえば総礼のときは全員同じタイミングでするとか、袱紗を取り出すとき全員で同時に取り出して同時に腰につけるとか、立ち上がるタイミング、歩くスピードなどーーにはあまり頓着されていないような印象を受けた。あれ?と思うこともちょっぴりあった。
がしかし、一週間も経ってみると、平均年齢70歳超の代稽古の先生方にとっては、形が整ってないとか、息が合ってないとか、そんなことは些末なことで、気にするようなことではないのかもしれないと思うようになった。そんな姿に、お茶を永年やってきた人のオーラというか、味があるような気がしてきた。形にこだわる体育会系のノリの花月ではない、何かもう少し別の精神性でそれぞれのメンバーが一座を建立していたような気がしてきたのだ。
それがどういうものなのかまだはっきりとは分からないけれど、私もあと20年もお茶を続けていたらあんな風になっていくのかも知れないとちょっと思うようになった。
若い人のお茶、お年を召した人のお茶、それぞれ良さがあることを認識した花月勉強会だった、と纏めておこう。