「 おけいこ日記 」一覧

6月2回目のお稽古:初炭手前、茶通箱付き花月、包み分草で濃茶付花月、雪月花、壷付き花月

昨日の記録。
A班になってからはお稽古の内容はほとんど花月。昨日は朝の自習の時間に、初炭手前の空稽古をさせていただけた。Uさんが見てくださり、羽根の扱い方を丁寧に教わる。(Tさんがお炭のお稽古をしたあとの炭斗を借りたので、炭斗の中の炭が足りず、香合を載せたまま水屋に運んだら、すごく叱られました。香合はお点前の直前に香合台に載せる。そうしないと香合が汚れるし、載せたまま動かしてなにかあったら取り返しがつかなくなる。『お道具を大切にしないのは言語道断ですっ!!』と。申し訳ございませんでした!!!!!)
茶通箱付き花月では、私は必ず月を引き、濃茶一服目を点てることになっている。今日もそのようにして、濃茶を練った。みなさんから美味しいと言っていただけてちょっと安心した。花月の場合、練った人も仮座に戻って濃茶をいただくので、自分で練った濃茶を自分で飲んで確かめることができる。自分で言うのもなんだけど、甘みがあって美味しかった。二服目を点てる花はUさん。お点前の一挙手一投足をすべてを目に焼き付けるためにじっと見る。でも、きっと自分では同じようにはできないと思いつつも、とにかく見る。
今日はお休みの方が一人あったので、代わりに大好きなK先生が入ってくださり、花月なので、K先生のお点前も拝見することが出来た。花月だからいつもより早いペースで点前をするのだが、それが流れるようで美しかった。引き柄杓も完璧。あんな風に私もできるようになりたいなぁ。
茶通箱付き花月が終わる頃、大先生が到着され、次は包み帛紗で濃茶付をしなさい、とご指示。すぐに支度してお稽古に入る。
包み帛紗で濃茶付花月が終わると、こんどは男性弟子のuさんを加えて6名で、雪月花之式。
初めてのことで戸惑ったけれど、とにかくちゃんと見ていなさい、と大先生に言われて見て学ぶことに集中した。折据に関という文字が書かれているので、「かんを用意して!」と大先生が仰った意味が分かった。「関」=中折据、だったのね。(関=中折据:いつもの折据より一回り大きい…雪月花之式の人数は5人以上、雪、月、花、一、二、三、四・・・と人数に応じて札が入る。)
雪月花之式は雪を引いた人がお菓子を食べ、月を引いた人がお茶を飲み、花を引いた人が点前をする。同じ人が雪月花3役引いたところで「上がり」となり、式が終わりになる、というエンドレスゲーム。。。。(家で参考書を読んでみたら、あんまり早く上がりの人が出てしまった場合は、正客の意志で、折据を隅かけでまわさず、式を続行することができるとか。恐ろしや(笑))しかも、雪月花松を名乗る以外は一言もしゃべってはいけない、と大先生。これも修養の一つなのだとか。
お昼ご飯のあと、自習時間になったので、貴人点ての濃茶点前のお稽古をしようと準備をしていたら、またもや大先生から壷付き花月をしなさい、と指令が。
お休み一人、お一人が灰形をされていたので、残るメンバーは3人。3人で壷付き花月のお稽古。Uさんの紐結びの早かったこと!
夜はUさんに誘われて、Uさんご主人のお稽古場で灰形の勉強会。途中色々あって退席。次回はきちんと参加してみたい。
昨日採取していったお花は、目白通り沿いにて。
メドーセージとガクアジサイ。本当は甘茶を手に入れたかったのですが、道ばたに生えてるのはまずもってガクアジサイなんだそうです。甘茶は葉っぱが細いらしい。メドーセージというのは、調べて名前がわかったもの。紫サルビア。


6月の日曜稽古:初炭手前、長緒、灰形

月に一度の日曜稽古、2回目。朝の支度では、お釜の準備で早速失敗。昨日お湯の量が少なかったので、丁寧に測ってたっぷり入れたはいいけれど、そのまま先輩の炭の準備が終わるまで放置してしまった。Uさんに叱られる。お湯が入ったら蓋をする!!お釜を清め、あとはお湯を(本来は水)を入れるだけ、となったら、水一杓入れて、柄杓をかけておく。これがきれいになった合図、と教わる。知らなかったーーー!!
失敗2.Uさんが持ってきてくれた手桶の水指。手作りの蓋で、蓋の締め方がわからない。お水を入れるように言われて入れたはいいけど、あとで蓋の閉め方を聞きましょうと思ってやっぱり放置。呼ばれて叱られたーーーーー!水を入れたら蓋をしめる!!(蓋はよく見て考えれば閉められる構造だった。2枚蓋だもの。わかるだろうこれくらい。なぜわからないかなー>ぢぶん。)
失敗その3。お茶掃き。これは来週使うから漉さずに冷蔵庫に入れて、と言われたお茶を薄茶器に入れてしまった。いっぱいいっぱいで言われたことが右から左だわ。本っ当に、頭悪くなった>ぢぶん(昔はまだもうちょっとは頭良かったと思ってるぢぶんがまた悲しいのだが(ーー;))
さて、気を取り直してお稽古。本物の炭で初炭手前をさせていただけた(嬉)。火箸を揃えて持つこと、鐶は自分の正面に持ってきてから合わせることなど、普段気付かないことを先輩のSGさんに教わる。炭手前はこのあと一日火をもたせないといけないので責任重大だ。つぎ方もしっかり見て頂いてなんとかお点前を終わらせることができた。お昼の後、炭を直してもらったとき、うまい具合に火がついている、と言われて嬉しかった。釜をおろし、水を足して、茶巾で釜を清めるやり方もSGさんに教わる。これはもしかして後炭手前のときと同じ?・・・あとで参考書で復習しよう。
午前中のUさんのクラスは、内緒で参加させていただいているお稽古。午後は本来のお稽古の時間。N先生がいらっしゃったので日曜稽古のお月謝をお渡しする。お稽古の方は、Uさんのご指導で長緒茶入のお点前をさせていただく。長緒好きだったんだけど、久しぶりにやってみて、だいぶ忘れていることがあり、これも参考書をもう一度見ないといけない。
お点前のお稽古はそれくらいで、あとは灰形を初めてさせていただいた。先日、こんなこともあろうかと灰形の参考書を買って読んで置いたので、灰匙の重みだけで柔らかく形作る、というところだけは(頭では)分かっているのだが、実際やってみるとむずかしい。それでも自分で工夫してやっているうちに、手前と向こうの斜面はなんとか形作ることができた(ちなみに灰形は二文字押切灰)。結構たのしいぞ、これは。でも形がどこかいびつなので、最後はUさんにきれいになおしていただいた。月曜稽古の方たちが使う風炉なので、私が仕上げたのでは使えないものね。
朝の20分か、最長でも30分で灰形は仕上げるようにとのこと。これからは土曜稽古のときも、月に一度くらいはお稽古させてもらえそうだ。
しかし、朝8時半から夕方5時近くまで、長時間のお稽古、帰宅したらもうぐったりくたびれてました。


6月1回目のお稽古:茶入荘り、濃茶付花月、壺荘り付き花月

前回(5月25日)は小学校の運動会でお休みしたので、今日は3週間ぶりのお稽古。先輩方は行の行台子の特別稽古が入ったので、私はその間、先輩の初炭手前の拝見、盆点の拝見をしたのち、茶入荘りのお稽古を代稽古の先生に見て頂いた。久しぶりの一人点前。途中から大先生がいらして、拝見時の問答について、直接ご指導いただく。茶入は堅い銘だとしたら(「専心」とか「初心」など)茶杓はやわらかいのでもいいのよ「優しい心」というのでもいいし、季節を先取りして「おみなえし」とか。おみなえしは秋だけどね。というお話。
「優しい心」かー。
そのあと、長緒茶入を使って薄器は四滴のつるつきを使った濃茶付花月。大先生は、小習いも全部花月を通して勉強してしまえばいいのよ、と仰っていた。
今日はA班の先輩4人のうちお一人がお休み。お一人がお月謝を集める係で、水屋の支度は3人になってしまって、Uさんは外回りのお掃除に行ってしまい、SGさんはn先生に呼ばれて、台子のお稽古に行ってしまったので、私がAルームのお釜の支度をしたら、お湯が少なすぎて迷惑をかけてしまった。柄杓の合一つ分空けるくらいお湯を入れる、ということは知識として知っていたけれど、測ったつもりで実はきちんと測れていなかったのだ。Uさんが、柄杓を浮かべてみるといいのよ、と教えてくださったので、(私は目で見るだけだった)次回はそうしてみようと思う。
これ以外にも今日は、濃茶付花月の亭主を仰せつかってお道具を建水に柄杓を仕組んで持ち出したはいいけれど、蓋置が入ってなかったり。初花のSTさんにご迷惑をおかけしてしまった!
という具合に失敗ばかり。
明日もお稽古があるので、頑張ろう・・・。
オマケ。
今日持っていったお花は金糸梅。石神井川の河川敷花壇にたーっくさん植わっている。ゆっくり見て回っていたら、私を切って連れて行って!と語りかける枝があり、お持ち帰りさせて頂いた。(いや、ほんとに、語りかけられたような気がしたのよ。)
大先生のお嬢さんご夫妻がお稽古に見えられ、急遽茶室にお稽古ができるよう支度をすることになり、Uさんが私の持っていった金糸梅を使ってくれて、ちょっと嬉しかった。もう少し時間があれば、葉っぱの落とし方とかよく見られたのになー。


お茶事形式のお食事会

U先輩からお誘いがあり、急遽参加することになったお茶事。会場は駒込にある「さつき亭」というところだった。表側から見るととてもお茶室があるとは思えないビルの裏に回るとこんな入り口が!
{img:130602satsukitei.jpg}
参加して初めて分かったのだが、今日のお茶事は、懐石料理教室の先生がお料理を担当し、お客様は、ほとんどがその懐石料理教室の生徒さんたちだった。
お料理はその先生が会場の調理場でお料理したものが出されるので、まさに出来たて。
更に、17人という大寄せにもかかわらず、正客から5客まで、6客から11客まで、12客から17客までと3つのグループに分けて、お運びの人3人がそれぞれ一つのグループを担当する、という具合に工夫されていたので、長く待たされること無く、あたたかいものはあたたかく、冷たいものは冷たく、理想的な状態で供され、おいしくいただくことができたのだ。
今日のお献立
向付:真子鰈湯洗い
    花穂しそ 生水前寺海苔
     梅肉醤油 山葵
汁:三州仕立
   石川小芋 オクラ叩き 辛子
煮物椀:鱧葛打ち 梅肉
     冬瓜 管牛蒡 柚子
焼物:すずき塩焼き
    蓼酢 茗荷子酢漬
焚物:賀茂なす揚げ煮
   車海老旨煮 絹さやきざみ 振り柚子
和え物:辛子胡麻酢和え
     蓮芋 蓮根 海月
     大徳寺麩 トウモロコシ
小吸物:青梅 昆布仕立
八寸:鮎風干し火取り
   万願寺とうがらし揚げ浸し
香の物:沢庵 水茄子 白瓜
どれもこれも、本当に大変美味しゅうございました。
続くお茶席はUさんとUさんのご主人が担当。
初炭手前はUさんが、お濃茶と続き薄茶はUさんのご主人がそれぞれ務められ、Uさんご夫妻のお人柄のお陰で本当に和やかなお茶席だった。
ところで、懐石のお運び、点て出しのお運び等、A班の先輩方全員が動員されていた。
しっかりお勉強させて頂いた上に、もてなされる一方で大変恐縮なことだった。
オマケ
今日のきものは、涼しさ優先で、水色の紋ナシ色無地。これは実はポリの着物で、背縫いはなんとミシン縫い。
帯は、お茶と着付けの会でお世話になった先生からいただいた綴れの八寸帯。やっと締めることができた。
しかし、着付けがぐだぐだで情けない。
{img:130602kimono.jpg}


5月2回目のお稽古:茶通箱付き花月、茶通箱の見学、投げ込み花月、壷付き花月

昨日の記録。
AグループリーダーのUさんが風邪で急遽お休み。S先輩も仕事でお休みだったので、A班は3人だけ。n先生と代稽古のNgさんが代わりに入ってくださる。
茶通箱付き花月では私は濃茶を練る係なので、ひたすら濃茶に集中する。大先生が、花月の茶通箱と、一人点前の茶通箱(四ヶ伝のうちの一つ)の違いを理解するため、n先生にお手本の茶通箱のお点前をしていただいて良く見てお勉強しなさいとおっしゃり、A班のKさん、Sさんがお客様役で、私は後で見学する。茶通箱は中に物が入っているときと、空のときとで指のかけ方の順番が変わる。私がやるとロボットみたいになるけれど、n先生の指の動きはとても自然で美しい。
お昼までにまだ時間があったので、投げ込み花月をするように言われ、大急ぎで準備して行う。投げ込み花月は、役札を取っても替え札を取らず、折据に札を戻してしまう。だから何度でも役札が当たったりするのだ。私は亭主役をさせていただいたが、3回も月が当たってしまって3服もお薄茶をいただくことになってちょっと嬉しかった(^_^)。亭主役も、すんなりできてこれもちょっと嬉しかった。
午後は壷付き花月。やはりn先生とNgさんに入っていただく。こちらは、壷の拝見がむずかしいけれど、お点前自体は初花をする程度で、ほとんどお役目ナシ。壷の係の人は大変。
昨日持っていったお花
石神井公園周辺で摘んだ黄菖蒲(だと思う)と、石神井川沿いで摘んだ山法師。
山法師なんて、いままで何とも思わなかったけれど、茶花を勉強するようになったら急にとってもかわいくて良いお花だなあと思うようになってしまった。


初めての日曜クラス:薄茶平点前、濃茶平点前

A班のメンバーに加えていただいたときに、大先生にお願いしていた日曜クラスへの参加が叶い、今日からお稽古へ。午前中はA班リーダーUさんのクラス。午後はN先生のクラス。本来私は午後のN先生クラスなのだが、今日はN先生がお休み。Uさんの計らいで朝のお支度から勉強させていただくことになった。
Uさんは、大先生が昔行っていた通りのお稽古を目指していらっしゃるそうで、お稽古の準備も手抜きナシだ。畳拭きはもちろん、風炉の灰型を整えるところからも(土曜稽古では、灰型は前の稽古の時に整えておいたものを流用)。灰型を整えたら風炉を茶室に移動し定座に置き、炭斗を置き、お釜を釜敷きの上に置き、羽と鐶を出し、香の入った包みを置き、下火を入れる直前まで準備万端整えたら、Uさんに来てもらってチェックしてもらう。OKとなったら水の卦を書いて下火を入れ釜をかける。これで初炭手前がすぐに行える。
そして、10時になったら、まず蹲いを使い、席入り。席入りなので、床の間の拝見、風炉の拝見もきちんと行う。朝礼を済ませたら、8畳のお部屋(通常A班がお稽古しているお部屋)と6畳のお部屋(通常B班がお稽古しているお部屋)に分かれてお稽古となる。お弟子さんの数は正式な日曜Uさんクラスのお弟子さんは3人、私のように特別に参加させてもらっている人が3人の総勢6人だ。8畳のお部屋にUさん。6畳のお部屋にAグループサブリーダーのKさんが指導者として入られる。私はUさんのお部屋に割り振られ、お稽古。
まずは茶歴の長いお弟子さんの盆香合のお点前を拝見し、初風炉のお弟子さんのために、すでに風炉で一度お稽古している私が先に運びの薄茶点前を行った。次にもう一人の日曜のお弟子さんが運びのお薄と柄杓の割稽古。
ここまでで午前中が終わった。
午後は1時半を過ぎると、N先生のクラスの方達が三々五々集まってくる。男性が3人、女性が一人。土曜クラスのA班の先輩がもう一人いらして、Aルームでは花月が始まった。私はBルームでKさんに運びの濃茶平点前を見ていただいた。
日曜日はUさんのお考えで、濃茶はお客が一人でもきっちり3人分抹茶を入れ、回し出しで抹茶を出し切る練習及び本格的な濃茶を練る稽古をさせていただける。抹茶を入れ、湯を注ぐとき、3人分だとほとんど一勺分お湯を入れてしまう。戻すのはほんの少し、というのも教わった。茶筅の先でとんとんと抹茶をたたくようにしてならした後は、茶筅のカーブしているところを使って結構大きく動かしながらしっかり練る、と教わる。最初のお湯でほぼ決めてしまい、二勺めのお湯は本当に調整で。
Kさんに飲んでいただいた後、お点前終了後に私も自服してみたら、ねっとり上手に練れていた(嬉)
そのあとは、Aルームに移ってお客様をさせていただいたり、お点前準備のお手伝いをさせてもらったりで、4時頃までお稽古。お菓子もお抹茶もたっぷりいただいたー。
4時でいったん終了してお片付け。
結局朝から夕方5時くらいまでお稽古場にいたことになる。
ああ、何がしんどいって、ずっと正座なので、膝が・・・・!
来月は正座椅子を準備しようと心に誓ったことだった。
日曜クラスに参加して思ったのは、土曜日はいわば工場の流れ作業のようで、実はお茶のお稽古のほんの一部しか体験していないということだった。日曜クラスではUさんが、準備からお稽古のスタートから、全部「茶事」をイメージしながら進めていらっしゃる。また少ない人数なので、準備が分断されずに、一人の人がほぼ全部段取りをしてできるように想定しながら仕事をしなければならない。
もう一度水屋仕事の本を良く読んで勉強しよう。
お稽古をしていても、お茶室にいるなぁという気持ちになれて、二十代のころに通っていた杉並の先生のお宅を思い出した。
来月は、N先生のクラスだけれど、午前中は内緒でUさんのクラスにも入れてもらえることになった。ありがたいことである。


5月1回目のお稽古:炭付き花月、濃茶付花月(包み帛紗)、入子点ての見学、茶杓荘りの薄茶点前

今日は初風炉。昨年の初風炉の日の朝礼で詠まれた道歌が「水と湯と茶巾茶筅箸楊枝柄杓と心新しき良し」だったので、一生懸命覚えていったのだけれど、予想に反して「その道に入らんと思う心こそ我が身ながらの師匠なりけれ」だった。利休道歌百首の一首めの歌だから、初風炉の日にふさわしい歌ではあったのだろう。
朝礼の大先生のお話は、人には親切にしなさい。でも親切にしすぎてはだめ。そして親切に甘えてはだめ。というお話。むずかしいなぁ。でもすごく大切なことと思う。ふだんからよく考えて生きていないとだめだなぁ。
お稽古の方は初風炉にふさわしく、炭付き花月と濃茶付花月(二つとも四畳半で)。
初炭点前も、炉と風炉では異なる。炭の大きさからして違うし、仕組む数も違う。炉の炭は大きく数も多いが、風炉は小振りで、数も2本少ないのだ。私は二の花(薄茶点前)をさせていただいた。初風炉の初炭付き花月がすんなり進んだので、二つ目の濃茶付は、包み帛紗で!と大先生。小振りのなつめを袱紗で包んで荘り、棚には棗以外の薄茶器を荘る。大先生の「つるつき」登場。私、つるつきを触るのは何十年ぶりだろう。濃茶のお点前のあと、薄茶3服のうち、初花があたり、茶器の入れ替えをする。つるつきの扱いを全部忘れているので、フタを開けるのに苦労した。茶杓をフタの上に置くのだが、つまみの右に置こうとしたら、すかさず、火の側よ、と大先生。つるの下からすっと差し込むように茶杓を差し入れて置くのだが、むずかしい!でも、いつもの棗と違うので、なんとなく、楽しい。
濃茶付花月もすんなり終わって、お昼ご飯までに少し時間があったので、大先生がUさんに、入子点てを総荘りで、とご指示。入子点ては、曲げの建水に茶碗を入れて持ち出し、濃茶付花月の最後に棚に荘り残した柄杓、蓋置をそのまま使う。建水からお茶碗を取り出すときの手が、普通と異なる。大先生がそこだけきちんと覚えなさい、とわざわざ教えてくださる。(けど、なんだかよく分からなかった!!(^_^;) 左手でとって右手を添える、だったかなぁ。明日またUさんに教えていただこう・・・。
入子点ての総荘りまで拝見させていただくと、こんどはSさんが、総荘りを崩してお点前をしなさい、と指名される。総荘りを崩すって?・・・建水を持って入り、蓋置をおろして、柄杓を引いて、茶碗をおろして、つるつきをおろして、あとはふつうの薄茶の点前?これもなんだかよく分からなかったー。
午後は、先輩弟子の方が行う茶碗荘りの見学をしたあと、茶杓荘りの薄茶のお点前を自習した。
お茶のお稽古は、裏の仕事(水屋仕事)がとても大切。Uさんが、なにかと指導してくださるので、毎回良い勉強をさせてもらっている。今日教わったのは、釜の後始末。特に、フタ。フタはお湯につけてしまって清めていたけれど、それは間違い。なぜなら、フタの取っ手のところにうるしが使われていて、あまり熱いお湯につけるとうるしがはがれてしまうことがあるから。なので、取っ手をもってフタの裏側のところだけ、お湯にちょんちょんとつけてすすぎ、タオルでよく拭く。フタの裏側の立ち上がったところなど汚れがたまりやすいのできれいに拭く。そして、お釜の方は、肩のあたりの裏側が一番かわきにくいので、そこは注意してタオルで水気を取ってから、残り火にかけて完全に乾かす。
また、後炭の代わりに炭を整えるときの心構えや、整え方も教えてくださった。(初炭点前をしない場合も同じ)炭がうまく起きていないのは、たとえば、灰形が悪い場合、炭のつぎ方が悪い場合とあって、今日は灰形が悪いとおっしゃっていたなぁ。炭の表面に白い粉(灰?)が出てしまうとそれが火を起こりにくくする原因になるから、火箸で丹念にこするようにして落としてしまう。それから、炭の位置を直していく。胴炭に他の炭を立てかけるようにして継いでいくけれど、大事なのは、胴炭に沿って下の方に空間が空いていること。空気が通らないと火が起きないから。
少し位置をずらすだけで火の起こりが良くなるのを見せていただき驚くやら感心するやら。(炭、好き!)そのあと、お香も載せる。お釜の方は、水をつぎ足し、茶巾で釜肌を清めるが、“あられ”の部分は拭いてはだめ。かるく叩くようにして清める。なぜなら“あられ”が取れてしまうから。(取れるのか!?)
こういうちょっとしたノウハウというか、知恵というのは、教えてもらわないと分からないことなので、本当に面白いし、勉強になる。忘れないようにしたい。
そして、Uさん曰く。炭を整えるにしても、何にしてもいい加減なことをしてはだめ。炭手前と同じようなつもりで、きちんとすること!これがきちんとできれば初炭も後炭もしたことを同じだから!と。心構えが大切だ。
☆今日摘んでいったお花
たぶん「キスゲ」のお花と、たぶん「ツリガネスイセン」両方とも石神井公園の近くで採取。