4月24日に社中の春の懇親茶会が予定されているのだが、その前、4月3日に、靖国神社で観桜茶会で席持ちすることになった出ることになったお弟子さんがいらして、大先生の頭の中はそのことでいっぱい。今日はそのお弟子さんが10時にいらして、大先生と代稽古の先生方全員にU先輩も茶室に籠もって1時間ほど会議をされていた。
土曜クラスA班のメンバーは全員、お点前、お運び、茶筅振りをすることになったらしいが、まだよくわからない。
というわけで、先日初茶会が終わったばかりだが、またまたお茶会のお稽古(吉野棚で薄茶席)が始まった。
吉野棚はお稽古場には置いていないため(大先生のご本宅の方にある)、更好棚に黒文字を紐でとりつけて、中板は無いつもりでお稽古する。
基本は薄茶の平点前だが、お釜が透き木釜、蓋置が五徳、最後に柄杓を荘るときと五徳蓋置の扱いに要注意だ。
お昼から雨がひどくなるというので、午後の自習は無く、お昼を食べたらお片付けして解散となった。
「 おけいこ日記 」一覧
2016初茶会
本来なら1月に開催すべきところだが、諸般の事情により本日開催の初茶会。土曜日A班は、広間の薄茶席の担当だった。
今回から私は少し格上げになって、お点前だけでなく半東も務めることになった。が、失敗ばかり。半東は、席主の補佐役なので、茶会の全容がわかっていないといけない。茶室の前で順番を待つお客様のあしらい(?)も含めて、ずっとずっと難しい役どころだ。
U先輩が後見(席主)、私は半東になった席で、始まる直前にU先輩からお道具の説明全般やってみる?と言われ、即座に断った。すると、お道具覚えてきていないの?とU先輩は追及の手を緩めない。
はい。全部は覚えてきていません。と答えると、さっと顔色が変わり、次からはお道具の紙が配られたら全部覚えてきてね!もし後見が来られなかったらどうするの?とかなり厳しく叱られてしまった。
お茶会が始まる1か月くらい前に当日使われる道具組が知らされる。今回はU先輩が全部メモしてコピーを配ってくれた。
覚えていない、というのは実は嘘で、覚えていてもそれを人に説明することができないしやりたくない、というのが正直なところだった。
人に説明できるほど、各道具について私は知らないのだ。
席主及び半東は何を尋ねられてもその席に関してはすべて答えられないといけないのだから、勉強が足りないと言われればそれまでだが。
以降、その言葉と、そのときのU先輩の厳しい表情が目に焼きついてしまって、茶会の間中、暗い気持ちで過ごした。
ずっと昔お茶を一度やめている。それは、あまりのお道具主義にいやけがさしたから。お稽古のときに交わす、道具の説明の会話練習が嘘くさくてとにかく一番いやだった(今でもあんまり好きじゃない)。だれだれのお筆とか、だれだれの塗りとか、だれだれが所持していたとか、黒田家伝来とか、遠州家伝来とか、そんなことありがたがってるんじゃねーよ、というような気持ちもどこかにあった。
大先生のお道具は確かに素晴らしい。毎回茶室の室礼も本当に素敵だ。でもそれって、お客さんの立場からものを見ている、ということなのだろう。
席主、茶会を催す側からの物の見方考え方が、まだまだできないし、したいとも思っていないのだろう。
さて、どうしたものか。
私は変われるのか。
・・・・つまらない独り言のお稽古日記になってしまった。
2月の日曜稽古:台子初炭手前、台子濃茶点前、唐物
いつもは第二週にある日曜稽古だが、今月は第二週に大先生社中懇親茶会が入ってしまったので、日曜クラスは第一週にお引越し。2月7日の記録。
K先輩、K子さんのお二人がお休み。いつもは初炭手前をK子さんがなさるところ、私に回ってきた。代稽古のSさんが台子を出してくださり、台子でお炭をしましょうか、とおっしゃるので初挑戦。
以下台子手前のメモなので、スルー推奨。
台子にはあらかじめ、天板左手前に羽と香合を荘っておく。香合と羽でちょうど入りの字を書いたように。
従って炭斗には、羽も香合は入っておらず、もちろん火箸も入っていないので、鐶は後炭手前のときのように炭斗の中に入れる。炭斗手前に、胴炭の方に立てかけるように。
炭斗を運び出し、灰器も運び出すところまでは同じ。灰器をいつもの場所においたら、台子正面に回る。
まず羽を右手で取って膝前に横一文字に置く。羽を持つときは、羽に近い方のかがり紐より上をもってはいけない。柄杓の節より上を持ってはいけないように。
香合を右手で取って左掌にのせて、膝前の羽を右手で取り上げる。
羽先を香合の上にして、そのままの形で客付、炉の前まで回る。茶碗と棗を捧げ持つように、茶碗のかわりに香合、棗の代わりに羽をもつ感じ。羽の先が香合の上になっているところに注意。
羽根を定座(炉縁と炭斗の間で炉縁寄り)に置く。
香合は炭斗の正面、畳3目のところに置く。(通常は香合と鐶を並べるところだが、台子では鐶が炭斗の中にあり、釜にかけるまで取り出さない)
台子正面に回り、手をついて杓立ての火箸を取る。箸を持つように火箸を取ったら、杓立て1時半の方向に取りだし、そのまま箸先は下に向けたまま杓立ての前から建水の外側を通って膝前まで来たら、左手を添えて横一文字にしてそのままの形で左手に持たせる。右手で軽く膝を押さえて、炉の前に回る。
右手で柄杓を扱うように火箸を取ったら、羽の横、定座に火箸を置く。
袱紗をさばいて釜の蓋を閉める。炭斗から鐶を右手で取り、膝前まで持ってきて両手に持ち替え釜に掛ける。
紙釜敷を取り出し、左ひざ脇に置く。右左と膝行して炉に寄り、釜を上げる。鐶をあずけて台子正面に回り、鐶を持って釜を移動。勝手付まで。鐶をはずして重ね合わせたら、釜の左側に左手で置く。
炉正面に戻ったら羽を取り初掃き。以下、通常の初炭手前と同じだが、一点だけ異なるのは、火箸はつかない!ふつうなら、畳に火箸をきりっとついて持ちかえるのだが、柄杓を扱うときと同じように左手を添えて持ちかえる。これは杓立てに火箸が入っている飾り火箸だからなのかな?(火箸の扱いについては通常の初炭手前とは違う扱いが多々)
さて、初掃き、灰器、湿し灰まき、中掃き、炭つぎ、後掃き、香合、香を焚き、香合拝見に出し、釜をかけ、釜の蓋を羽であの字を書いて清めるところまでは同じ。
あの字の後、羽をおいたら、その手で火箸を取る。左手に火箸を渡す。下から取る感じで左手に持たせたら、右手で羽を取り、火箸の先を羽で二度掃き、左手を返して火箸を裏返して、今度は一度掃く。羽を炭斗の上に戻したら、右手で扱って、横一文字にして左手で持ち、台子正面に回る。右手で持ちかえて建水の向こう杓立ての手前を通って後ろから火箸を杓立てに入れ、最後は、柄杓をはさむような形で止める。(私は、左手にあった火箸を右手で扱って左手に持たせる、というのがきれいにできない。ぐちゃぐちゃになる。誰かにもう一度お手本を示してもらいたい。。。。羽で清めるとき左手を返したけれど、また元に戻して上から右手で取り横にして右手で持ち直す??)
以降は通常初炭手前と同じ。火箸の扱いで一手間も二手間も多いのだ。
続いて台子の濃茶手前。
茶巾、茶筅、茶杓を仕組んだ茶碗を持って入り、ふすまを閉め、台子正面に坐る。
茶碗を二手で勝手付に仮置きしたら、茶入を右に少し寄せ、左右左と三手で茶碗を置き合わせる。
地板に荘ってある建水を両手で取り(最初は左手は添え手)、左手でしっかり持って、左ひざ横に置く。
手をついて右手で杓立てから火箸を抜きとり、杓立ての前、建水のもと合った場所をまわって手元まで運んだら、左、右と扱って左手で台子の左側勝手付に置く。火箸は台子より3センチほど出ている状態。そして平点前の場合は、火箸の先を畳につけてそのまま押しながらおいてよろしい。ただし音は立てないように。行台子以上になると、畳に平行のまま置くとか。(記憶あいまい)
建水の中から蓋置を取り出し(火屋)左掌に載せたら(片手)、右手は膝に添えて居前に回る。外隅狙い。蓋置を定座に置いたら主客総礼。建水をすすめて居ずまいを正す。
やっとここまでで一連の流れが終わり、あとはいつも通り濃茶手前が始まるのだがしかし。
茶入と茶筅は台子正面に置く。茶入を清めたら仕覆は火の方に打ち返して左手で天板左角手前に置く。
蓋置は、使うときには一度手に取って和綴じの本を開くように蓋をあける。
使い終わったらやはり一度手に取って和綴じの本を閉じるように蓋を閉める。
柄杓は、最初に使うとき(釜の蓋をあけて蓋を蓋置の上に置き、袱紗を右膝がしらに仮置きしたあと)、台子正面に回って杓立てから抜く。建水はおろされているが、建水のあった位置をぐるりとまわるようにして手元まで持ってきて軽く構えたら、左手に柄杓を持たせたまま居前に戻る。
湯を汲み、茶碗に一杓入れたら、軽く構え、釜の蓋を閉める前に台子正面に回って杓立てに戻す。と、参考書にはあるが、今となっては記憶があいまい。なんとなく、中仕舞のときはいつものように建水に柄杓を置いてしまったような。。。また次回、お稽古の機会があったら、よく勉強させてもらおう。
午後は唐物を見ていただき、その後はお客様役をしたり、お水屋の準備を手伝ったりして過ごす。
日曜日は楽しいけれど、一日お稽古なので、膝が痛くなってくる。若いころは何時間でも座れていたものだが、今はもう・・・
これからは、ときどき椅子にすわらせてもらおうかな。
2月1回目のお稽古:紹鴎棚の薄茶点前
昨日の記録。
昨日は11時までお稽古、そのあと早めのお昼を食べて、A班の人たちは大先生の本宅へ移動、来週のお茶会の準備をお手伝いをすることになり、とにかく慌ただしかった。
お稽古自体はお茶会のお稽古なので、行台子を紹鴎棚に見立てて薄茶点前。水次の持ち方を大先生自ら手を取って教えてくださった。最近細かいところを注意してくださるようになったので、少しはA班の弟子らしくなってきたのかなぁ。でも注意されればされるほど、いままでできていたと思っていた自分のお点前、動作一つ一つに疑念がわいてきて、惑うばかり。
大先生のご本宅でのお手伝いは、代稽古クラスの皆さんが大事なお道具を出し、私たち若手は主にお掃除を担当。
訳が分からないうちに全部お道具が出たから終わりという号令がかかって、近所のお菓子屋さんから届いた串団子をみんなで頂いて解散となった。
来週のお茶会が終われば4月にも社中のお茶会があり、それ以外にも、4月は外部でのお茶会がある。大先生社中が主催ではなく、淡交会主催のお茶会に、淡交会支部の役員をしているお弟子さんが席主になる、というもの。
それが、どういう経緯か、私のような下っ端には全くわからないが、ほぼ大先生のお茶会になりつつあるらしい。
この日のお道具出しは、2月の茶会、4月の茶会、そして4月の外部の茶会の3つがいろいろ入り交じっていた模様。。。。
2016年1月の日曜稽古:初釜
すっかり日が経ってしまったが、1月10日日曜日は、今年の最初の日曜稽古日だった。U先輩亭主、K先輩半東で、お茶事形式の初釜が催された。
U先輩のご主人が、床の間の飾りをしてくださり、柳こそなかったけれど、桑子卓に小ぶりの花入れ、一輪の椿。もともと桑子卓は香炉をおいて花を飾る道具だったとのこと、それをお点前にも使うようになったのだそうだ。それで、中段にお花。堆黒のお香合が下の段に飾られていた。
いつもの風炉先を取り去って、法隆寺の古材を使ったという結界がおかれ、そこに破魔矢と猿の絵が描かれた絵馬をあしらっていてそれも素敵だった。
お点心形式だが、心のこもった10種盛りのお祝い膳に、白みそのお雑煮。燗鍋でお酒もふるまわれた。
お食事の後のお菓子はもちろん花びら餅。亀谷万年堂(吉祥寺)の特注花びら餅。お濃茶は金銀の嶋台茶碗で。そのまま続きお薄になり、こんどは毎年恒例だそうだが、加賀のお菓子で、フォーチュンクッキーならぬ、辻占干菓子も回ってきて、楽しいひと時を過ごした。
大先生のお教室では、大先生の御年齢が高くなり、お茶事のお稽古はほとんどされなくなった。なので、U先輩は、年に一度のこの初釜で亭主をすることによって、自分がお茶事の勉強をしているのだ、とおっしゃる。が、それにしても、準備から何から本当に大変だっただろうと思う。今年のお扇子もいただき、恐縮するばかりだった。
お礼状、しっかり書きました。もちろん名半東のK先輩にも。
大先生の稽古場は道場だから、弟子が先生にもてなされる、というような場面は皆無だ。その点、日曜クラスは、U先輩が弟子の私たちをもてなしてくださるし、ふだんから温かな雰囲気につつまれている。
どちらがいいとか悪いとかそういうことは言えないが、少なくとも、私はその両方の場でお稽古をさせていただいているので、まずはこの上ない幸せと思って、今年もお稽古精進していこうと思った。
1月3回目のお稽古:炭付花月、唐物
昨日土曜日の記録。
先週、行之行台子の見学をしたので、今週は行台子のお稽古のつもりで行ったが、大先生は「先週行台子が全員終わったから、今日は四ヶ伝の唐物と台天目をしっかりね。行台子との違いをしっかり確認しなさい!」と仰った。・・・全員じゃなかったんだけどなぁ(T_T)。
気を取り直して、まずは炭付き花月。お炭はSG先輩。この日の練り香は淡々斎お好みの加寿美を準備しておいた。ほんのりと甘めの香りでなかなかいい感じ。良い香りにつつまれて、私は初花をつとめさせて頂いた。
その後、U先輩と私がAルームに残り唐物、K先輩とSG先輩がA’ルーム、n先生のご指導で台天目のお稽古と二手に分かれた。
U先輩の唐物のお点前をまずはじっくり拝見させていただき、次に私がお稽古。大先生に一人点前を見て頂くことは珍しいことなので、緊張して準備をしていたら、お客様役にB班のTさんとYさんが呼ばれていた。大先生は、TさんとYさんと和やかにお話しなさって、私のお稽古はあんまり見て頂けませんでした(T_T)。
とはいえ、U先輩のお点前をじっくり拝見したあとだったので、ほとんど間違えることなくできましたが。(たぶん、それで大先生も安心してたのかな。Tさんには、あと何年で定年なのか定年になったら先生になりなさい、というお話し。Yさんには、外稽古の先生をしていたある方が家庭の事情でやめることになり、その後任にどうか、とお話しされていた。外稽古の後任にめでたくYさんが決まり、大先生もお喜びでした。)
午後は雪の予報だったので、自習はとりやめ。お昼をいただいたあとお片付けして帰宅。(この日、U先輩が大工道具を持ってこられてお手洗いの扉の鍵を直して行かれた。私は接着剤を持っていって、割れた炭斗(ひょうたん)の修理をした。)
1月2回目のお稽古:唐物、行台子の見学
お茶会のお稽古はひとまず措いて、今日は行の行台子のお稽古。私はまだ初心者なので、まずは唐物のお稽古をなさい、と大先生に言われ、Bルームのトップバッターで唐物のお稽古をさせてもらった。日曜日でお世話になっている代稽古のSさんのご指導にて。
奥伝レベルになると、何度やっても完璧なお点前ができない。色々な要素が絡み合ったお点前になってくるので、和物のお点前ではこうだけど唐物は逆、とか、ここは和物と同じとか、元節の茶杓の扱いと真形の茶杓のあつかいがごっちゃになったり。要するに復習がちゃんと出来ていないと言ってしまえばそれまでなんだけど。家ではほとんどお稽古しないからなー( ´?`)。
U先輩はいつもエアお点前で家でお稽古するのだそうだ。私は、さらにその手抜き版「イメトレお点前」(?)をベッドに入るとするのだが、たいてい茶入を清めるあたりで寝落ちしてしまう・・・(眠れないときはイメトレお点前に限る!なんちゃって)。
行の行台子のお稽古は、先輩方のお稽古をひたすら見学。
八卦盆のところを写しなさい、と仰って、大先生がご自分の行の行台子のノート(ノートではなく、和紙に筆で書いて和綴じしたもの!すごい!!)を見せてくださった。あまりに立派なノート(帳面?)なので、つい好奇心に駆られて八卦盆以外のページもめくって眺めたら、先輩から、あんまり他のページは見ない方が・・・、と注意されてしまった。
自分のお行儀悪さが恥ずかしかった(^_^;
ところで、2月のお茶会が終わるまで、寒いからお洋服で暖かくしてお稽古にいらっしゃいということになって、今日から着物は着られなくなった(T_T)
大先生はお年を召してお着物をお召しになるのがだんだんおつらくなっていらっしゃるらしい。かといって、お弟子さんがお着物なのにご自分がお洋服というのは申し訳ないとも思われるらしく、結局みんなお洋服で、となるのだった。