「 おでかけ日記 」一覧

おおつごもり茶会

NPO法人茶の湯文化研究所青山会主催の「おおつごもり茶会」にはじめて出席した。毎年28日に高田馬場にある茶道会館で催されているこの茶会は、薄茶席、濃茶席、香道席、点心席(年忘れ蕎麦懐石席)のほかに、催し物席として、謡曲、鼓や雅楽の演奏や幸田弘子氏のグループによる朗読がある。この幸田弘子氏の朗読「おおつごもり」(樋口一葉)がメインイベントだったりするのだった。
残念ながらお香の席には時間があわず入れなかったけれど、薄茶席には入ることができた。梶谷宗里さんのお席。
お点心で、ゆっくりしたあと、広い茶道会館の中を散策したりして時間をつぶし、5時過ぎごろから幸田弘子氏のお弟子さんたちの朗読を聞き、午後6時半ごろから、幸田弘子氏の「おおつごもり」を聴く。
そのあと、主催者側の方たちが入る最後の濃茶席にUさんに連れられて一緒に入れて頂く。
楽しいお席だった。
今年のお茶スケジュールはこれにて終了。
でも、まだこのあいだの夜咄の茶事の記録がアップできてない。年内にはアップする予定ですが・・・。


AKIRA

吉祥寺バウスシアターのイベント「爆音大友克洋2013」に行ってきた。今日はAKIRAデジタルリマスター版の爆音上映。チケットの予約番号順に入れるので、203番と204番だった私たちの席はかなり後ろの方だったけど、でもちゃんと見えました。
で、感想。昔はジャンルとしてはSFだと思っていたけど、今日見たら、これってファンタジーだったんじゃないかという気がしました。それとAKIRAを最初に見たのが劇場ではなかった事が今でも悔やまれるので今回わざわざ行ったんだけど、印象としてはもっと山城組の音楽がしつこく鳴ってたような気がするのに、今日のは割とさらっとしてました。帰りのバスの中で、(音楽)あんなだったかなーと一緒に見た家人に感想を言ったら、音は今風に変えてるんじゃない?、と宣うので、いつか家のDVDで確かめてみようと思います。
「爆音」の方は、確かにすごく沢山のスピーカーで四方八方から音が聞こえて体に響くくらいでしたが、最後の方はもう耳も頭も体も慣れて、むしろ、ここはもっと爆音鳴らさなくちゃだめでしょーーーと物足りなく思ったり。慣れって恐ろしいわ(笑)
もっと新しくて広くて音響効果の良い劇場で爆音上映してほしい。バウスシアターって古いので、天井の金属に響くのね。だけど、その古い、吉祥寺のシアターだから、味があって良いと思っていた方がいいかな。


密蔵院にてお茶会

埼玉県茶道連盟主催のお茶会に先輩方と一緒に行ってきた。
しばらく大寄せ茶会に行っていなかったけど、こんな風だったなぁと思い出した。
「沢庵和尚の茶杓」や「益田鈍翁の書」、「一燈の手ひねりの楽茶碗」、苫屋釜に破れ風炉、「名利共休」と書かれた宗左(表千家現お家元のお父様?)の書、などに出会いました。
密蔵院はこんなお寺


夏着物でお出かけ

着物友達、略してキモトモたちと一緒に、ルーサイトギャラリーの川開きに行ってきた。
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七夕の日と言えば、例年だとまだ梅雨も終わっていなくて、曇ったり雨がふったりで星が見えることなんて本当に珍しい。なのに、今日はすごーく良いお天気で、都心は34.7度まで気温が上がるという真夏日。着物で出かけるなんて、普通しないよね、こんな暑い日に。
でも、あらかじめ約束があれば、別。
着てしまえば意外と平気なのだ。(強がり)
2年前に買ってタンスの肥やしになっていた紗献上を初めて締めてみました。
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お墓参り:樹木葬墓地

姉と二人で一ノ関の樹木葬墓地にお墓参りに行ってきた。
母の命日12月26日には山が閉まっているので、父の命日7月1日に合わせて両親二人のお墓参りに行くようになって2年目だ。
さて、今日1年ぶりに行ってみると、高い木は剪定されたのか、少し葉っぱが少なくなっていて空がよく見えたが、下草がぼうぼうと伸びて、景色が変わっていた。なかなかお墓が見つからず、たしかこのあたりなのに!と何度も行ったり来たり。思い切って草を踏み分けて中に入ってみたら、やっぱりありました。
母が選んで植えたサラサドウダンは背はあまり伸びていないように見えたけれど、枝が広がり、安定感が増していました。
でも遠くから見ると、やっぱりただの林だわー
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大人の遠足<竹寺>

お茶と着物友達に誘われて、飯能の竹寺へ。全国でもいくつかしか残っていない神仏習合のお寺で、入り口は鳥居だ!
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ご本尊は牛頭天王(明王)だけれど、仏様の弟子なんだかどこかの神様なんだか、よくわからないお姿・・・。これはでもたぶん神様の方で、本地仏は薬師如来らしい。(ウィキペディア参照)
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昔は沢山作っていたという茶杓は、今は作っていなくて残念だったけれど、精進料理は続いている。私たちのグループ5人と茨城からいらしたという2人、総勢7人の女性客を前に、今年96歳になられるというご住職が楽しいお話をしてくださり、それを聞きながら、おいしいお料理を頂く。
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すべて竹の器。ところどころに季節の花があしらってあり、そこに万葉集の歌が書かれた短冊が添えてある。ご住職のお話は、お花の話、万葉集の話、そしてお料理の話と続いていく。お花は気に入ったのはどうぞ持ち帰ってくださいと仰るので、竹のお箸といっしょに全部(!)いただいてきた。(定家かずら、紫式部、ガクアジサイ、マタタビ、ウツボ草、実のついた花筏)
食後に外で記念写真を一緒に撮っていただいた。檀家のいないお寺だから、精進料理で多角経営をしていると仰っていたけれど、実はご住職の魅力が多角経営そのもの、なのではと思ってしまう。
秋には栗の精進料理になるそうだから、紅葉の頃にまた行きたいな。


国立科学博物館へ

中娘と末娘、家人と私の4人で、国立科学博物館で開催されているグレートジャーニー人類の旅展を見に行く。
数年前に撮った写真の中で、中娘の顔が干し首にそっくりに写ってる写真があり、以来、我が家では干し首はアイドル(違)。家人は子供の頃、科学博物館に常設展示されていた干し首を見ているので、今日は約四十年ぶりの再会だ。私は多分実物を見るのは初めてだと思うけれど、髪の毛が地毛だと書いてあるのを見て、気味が悪くなった(><)
展示を見終わった後、池之端の方まで歩いて、池之端藪蕎麦で遅いお昼。
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