大人の遠足<竹寺>

お茶と着物友達に誘われて、飯能の竹寺へ。全国でもいくつかしか残っていない神仏習合のお寺で、入り口は鳥居だ!
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ご本尊は牛頭天王(明王)だけれど、仏様の弟子なんだかどこかの神様なんだか、よくわからないお姿・・・。これはでもたぶん神様の方で、本地仏は薬師如来らしい。(ウィキペディア参照)
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昔は沢山作っていたという茶杓は、今は作っていなくて残念だったけれど、精進料理は続いている。私たちのグループ5人と茨城からいらしたという2人、総勢7人の女性客を前に、今年96歳になられるというご住職が楽しいお話をしてくださり、それを聞きながら、おいしいお料理を頂く。
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すべて竹の器。ところどころに季節の花があしらってあり、そこに万葉集の歌が書かれた短冊が添えてある。ご住職のお話は、お花の話、万葉集の話、そしてお料理の話と続いていく。お花は気に入ったのはどうぞ持ち帰ってくださいと仰るので、竹のお箸といっしょに全部(!)いただいてきた。(定家かずら、紫式部、ガクアジサイ、マタタビ、ウツボ草、実のついた花筏)
食後に外で記念写真を一緒に撮っていただいた。檀家のいないお寺だから、精進料理で多角経営をしていると仰っていたけれど、実はご住職の魅力が多角経営そのもの、なのではと思ってしまう。
秋には栗の精進料理になるそうだから、紅葉の頃にまた行きたいな。


コメント

  1. より:

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    今度、竹寺にいくときはあらかじめ茶杓を用意して、ご住職に一筆書いていただきたいですね
    銘は「またたび」「じらす」「アクセサリー」とか

  2. あがさ より:

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    すてきですねえ。オトナの遠足。

  3. minaho より:

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    いらっしゃいませ>6さま
    ご住職、枯れてないところが素晴らしかったですね。やっぱり人生、欲と希望だわ!

  4. minaho より:

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    いらっしゃいませ>あがささま
    秋に一緒に行きましょう。
    お寺によってはお食事の前にお経を唱えたりするところもありますが、竹寺はそういうのはありませんでした。(でも、今日はお参りくださりありがとうございました、と最初に御挨拶がありました。本堂をお参りしてからお食事が順番なのでしょうね。私たちは直接お食事の場所に行っちゃったけどw)