3月の稽古まとめ: 大円之草、真之行台子ほか

3月1回目の土曜クラス(3月10日土曜日)
まずはAルームで濃茶付き花月。
終わった人から順番に、大円之草をお勉強するようにとご指示があった。
月の初めからいきなり奥伝。まずは炭付花月のあと、それぞれの場所に分かれて奥伝のお稽古。大円之草は初めてだったので、まずは先輩のお稽古を拝見させていただき、そのあと、おもむろに本番(?!)。n先生ご指導。唐物茶入れ、和物茶入れ、大天目と、いろんなお道具が勢揃いのお点前。台子に準じるので、水指に蓋置を仕組んで柄杓をのせる、のではなく、柄杓と蓋置きを右手で左手に建水を持って入室する。
その後、大先生が次々広間で平点前のお稽古をつけていかれる。私も最後に呼ばれ、本当は早退しようと思っていたのに、結局予定の時間11時半などには全然帰れず、12時半までお稽古となった。
U先輩によると、大先生はもう花月のほかは平点前くらいしか見られないのよ、重いお点前のお稽古はお疲れになってしまうから、とのことだった。

3月日曜クラス(3月11日日曜日)
午前中お休みさせてもらって、午後から出席。おひな祭りの五目寿司を持参した。
お稽古は、後炭手前から。もうだいぶ腰の具合もよくなったので、お釜を持ち上げることもできるようになったため。
続いて、お客様4名様に、続き薄茶。お濃茶を4名分練り、その後、続いて薄茶を差し上げるお点前だ。実際に複数のお客様にお茶を差し上げる機会はお茶会でもない限り、お稽古ではあまりないことだ。がこの日は4名様のお客様。薄茶の一服めは、正客が引いていくのだが、「都合がございますので、どうぞ」と次客に譲って、濃茶の道具拝見を乞う。お薄はお換えの茶碗も使って差し上げた。
その後は、本当は大円之草のお稽古をしたかったところだが、台天目のお稽古で我慢。

3月2回目の土曜クラス(3月17日土曜日)
この日はU先輩、S先輩がお休みの中、前回に引き続き大円之草のお稽古をB班の方たちが行い、A班メンバーは濃茶付き花月、その後、大津袋の濃茶付き花月と続けて行った。大先生は11時でご用があるとのことで、お帰りになられたので、小間を使わせてもらって、代稽古のngさんに見ていただいてお稽古。大先生がいらっしゃらない方がゆったりと充実したお稽古ができるのが、また悲しい。

3月3回目の土曜クラス(3月24日土曜日)
珍しく、大先生がお休みだった。お疲れがとれずどうしてもお稽古場にいかれない、と朝お電話があったようだ。n先生もご両親の介護でお休み。なんとなく、今後のお稽古場を予感させるようなこの日でありました。
お稽古は、真之行台子だったのだが、私はA’スペースの方で、U先輩に四ヶ伝のうち盆点を見ていただいた。ほかの方たちは小間でngさんご指導のもと真之行台子のお稽古だった。私も見たかったのだが、お昼ご飯のあと、特別に小間の火を落とさず、U先輩がngさんに真之行台子を見ていただくことになったので、しっかり見学させていただいた。ちょっと得した気分。
お稽古場に行く途中見かけたボケ(?)が私を呼ぶのでお稽古場に連れて行ったところ、小間にU先輩が入れてくれた!U先輩がお持ちになったハナズオウと一緒に。(調べると、もしかしたら、更紗木瓜というものかも。きれいだし、かわいい。うちにもほしいな。)