若冲展

朝4時に起きて洗濯物を干してから支度して5時に家を出て上野へ。大人気の若冲展、今日が最終日なのだ。

上娘と一緒に6時半くらいに都美術館に到着。すでに100人は並んでいる!おもむろに持参した折りたたみ椅子を出して、座り、持参した本「大きな鳥にさらわれないよう」を取り出して、読書読書。2時間ほどあっという間に過ぎて、8時半ごろ、列が動きますから荷物を持ってください、と係の人から声がかかり、大急ぎで椅子を仕舞って動き出す。なんと1時間近く早く開場してくれたのだ。

若冲展は、中娘が観に行って凄く良かったというので、無謀にもこのように最終日に見に行く予定を立てたわけだが、結果としては、早朝作戦が奏効した。少なくとも中娘よりはずっとゆったり見る事が出来たと思う。流石に一番人気の釈迦三尊像と動植綵絵が展示されていた1階は混雑していたけれど、それでも少し待てば、最前列まで移動でき、1枚1枚しっかり鑑賞することができた。

動植綵絵の中では薔薇小禽図と秋塘群雀図がお気に入り。
京都でも見た石峰寺図に再会して、やっぱりこの絵も好きだなーと思う。夢の中のような絵だからかな。
三十六歌仙図屏風とか菜蟲譜とか、楽しそうな絵もたくさん。版画はバックが黒で、これ、反則でしょっていうくらいかっこよかった。

10時にはほとんど見終わって無事に退出。行けて良かったー。