「 おけいこ日記 」一覧

11月2回目のお稽古:且座、無言投げ込み花月、薄茶平点前

先週のお茶会を終えて今日はまたお稽古。先生がお元気そうで安心した。
且座。私はお濃茶とお花とどっちがいい?とUさんに聞かれ、次客のお花を入れるお役をいただいた。お花はいつもUさんが花長さんで買ってきてくださる素敵なお花の中から、ツルウメモドキと白い佐賀菊を花づもりして入れる。奇跡的にうまく入り、大先生からもお褒めの言葉を頂戴してしまった!(嬉)
この一年、毎月淡交テキストを買って読んできたのは無駄ではなかったなぁというのが一番目の感想、次は、今日は偶然うまくいっただけなので、もっともっと精進しないといけないなぁ、というのが二番目の感想。庭の茶花育成計画も更に進めていきたいし。
且座が終わると代稽古の先生にも入っていただいて7人で(!)無言投げ込み花月。花が一回、月が一回当たる。これはもう無限に続くので、全員がお茶をいただいたらそろそろ終わりにしましょうということになって、折据をすみかけにして回す。
午後は自習で、他の方の茶碗荘の見学のあと、みなさんにお茶を点てて差し上げる目的もあって私は運びの薄茶点前をさせていただいた。3服お茶を点てる。平点前はほとんど間違い無くお点前は出来るけれども、だから却って緊張する。棗を清めるとか、茶杓を清めるとか、基本中の基本の動作が、むずかしく感じる。自分の動きに対して疑問がわくというか、煩悩のようなものが心の中にわき起こってきて、動きが不自然になるのだ。
何も考えず自然に美しく体が動くようになるといいのに、と思うけれど、もうこれはお稽古を重ねるしかないのだろう。


お茶の世界のお礼状

日曜日のお茶会の帰り道、いつものようにS先輩の車に乗せて頂いてみんなで帰ったわけだが、その車中でお礼状の話になった。聞くとみなさん奉書巻紙に筆で(筆ペンっておっしゃってたけど)書いていらっしゃると言う。
恥ずかしいから先輩方には内緒にしてるのだが、実は私は高校時代は書道部で、大学に入ってもしばらく高校時代の書道の先生のご自宅に通ってお稽古を続けると同時に、アルバイトなどもさせてもらっていたので、筆には親しんできたはずなのだがしかし。
30年近く書道から遠ざかっており腕はすっかり衰えて(いや、昔っからそんなに上手じゃなかったけど)筆で書くなんてムリムリムリ!!と、今回も便せんにペンで書くつもりで、先日銀座に遊びに行った折に鳩居堂で和紙系の便せんと封筒を買っていたのだった。
が、先輩方のお話を聞き、せっかくA班のメンバーに加えて頂いたのに、このままでいいのか?という良からぬ思いがもくもくとわき起こってしまい(笑)、昨日、ぺんてるの筆ペン(色々試したけどぺんてるが一番筆に近くて書き心地が良いと思う)で、ワードで下書きした手紙をパソコン画面で見つつ、字の練習をしてみたら、もともと私は仮名文字が専門だったので、練習しているうちに、万葉仮名のあの感覚を少しだけ思い出し始めた。
そこでちょっといい気になって、今日、会社の近くのジュンク堂で「続・茶の湯の手紙文例集 毛筆・巻紙で手紙を書く」を購入し、さらに、同じく会社の近くの和紙屋さん「大直」で、巻紙を買ってきた。肌吉紙という奉書紙で、調べると甲斐国産、武田家が使っていた奉書紙だそう。
ここまで自分で自分の外堀を固めたら、もうあとは勢いに任せて書くしかない!!
ということで、早めに晩ご飯を済ませ夜9時からお手紙書き。
ガンバリマシタ。
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11月2回目のお稽古(春秋棚)と2013年秋の懇親茶会

昨日は11月2回目のお稽古だった。午前中はずっとお茶会のお稽古。私は春秋棚の薄茶点前。メンバーが一人一回ずつお稽古したあとは、大先生が、「お茶会と全く同じ形式でやってみなさい」と仰ったので、席を整えお客様役の方10人ほどはいっていただき、お点前さん、半東さん、後見さん、お運びさん、とそれぞれの役を演じる。私はお運びさんの役を仰せつかったので、空の茶碗を持って点て出しのお茶を運ぶ練習。
午後は明日のお茶会の事前打ち合わせをしなさい!と大先生から命じられ、リーダーのUさんを中心に、朝の準備、水屋のお当番のことや、席中の事など話し合い、解散した。
そして迎えた今日は、午後から雨になる予報だったので、朝は9時スタートと1時間ほど早まったおかげで、集合時間は7時45分。お掃除をしたりお道具の準備をしたり忙しく立ち働いていると、なんと大先生は8時半からお席回りを始められると仰ったので、さらに30分スタートが早まってしまった。
立礼席は一度に10名様ほどお客様をお迎えして、お正客はお点前さんが点てたお茶を差し上げ、お次客さんからは点て出しで。今日一日で11席ほど行われたので、お客様数は100名を超える数だったようだ。私は今日は水屋に詰めるつもりで点て出しの準備、戻ってきたお茶碗を洗う、お菓子の支度をするなど、午前中はめいっぱい働き、お昼過ぎに一回お点前。そのあと慌ただしくお席回り(台目席(薄茶席)、向こう切り(濃茶席))をさせてもらいました。とにかく何かと忙しく、お昼のお点心は食べ損ない持ち帰ることに。
でも本には書いてない水屋仕事の基本をUさんと大好きなK先生から沢山教わったので本当に有意義な一日だったと思う。
そういえば、ちょうどお席回りの待ち時間中に、最近入門されたばかりの方に「お茶の教室に入って驚いたのは、上の人ほど忙しくて働かされるっていうことです。普通世の中では下っ端の方がこき使われて忙しいのに。」と言われて確かにそうだなと思った次第。大先生もお若い頃は人の何倍も働いて来られたはず。水屋の仕事が全てできないと、茶人として、釜をかけ、お客様をお迎えすることはできないのだから。
帰宅は4時半。疲れて2時間ほど昼寝(夕寝)をしてしまいました。


10月2回目のお稽古:春秋棚立礼

昨日の記録
お茶会のお稽古一色。
Aルームにも机を出して置き炉の釜を使ってなんちゃって春秋棚。
日曜日にしっかりお稽古したおかげでだいぶ慣れてきた。
花月ばっかりやっていると一人点前ができなくなる、と大先生がおっしゃって、今後A’ルームでかわりばんこにn先生ご指導の下一人点前のお稽古をするらしい。昨日はS先輩が初炭手前と唐物をなさっていた。私は一日立礼のお稽古。大先生に姿勢がいい、と褒められた(^_^)。お優しい先生なので、褒めるところがそれくらいしかないのをしっかり見つけて褒めてくださる。有り難いです。


10月日曜稽古:炉の初炭手前、春秋棚薄茶点前、向切り薄茶点前

何日も間が空いてしまった。10月13日日曜日の記録。
炉の炭手前になると火箸の形が変わる。風炉のときは、まっすぐ直線的な鉄の火箸だが、冬の炉の季節になると、柄が桑になる。ただでさえ火箸の扱いが下手なのに、炉用になると柄の部分が膨らんでいるので、さらに扱いが難しい(箸先がうまく揃わないのだ)。土曜日にひそかに廊下のすみの畳を使って火箸を揃えて持つ練習をしていたのをUさんに見つかったせいか、日曜日の朝いちばんで、minahoさんは初炭手前!と指令が。
Uさんは炉用の炭も一箱(炉用の炭が何組も入っている大箱)用意してくださっていた。(費用はUさんの自腹だと思う。お礼をしようにもいつも固辞されてしまうし、一体どうやってこのお返しをすればいいのか。。。)
お掃除など済ませたら、炭手前の準備に入る。大きな炭斗にこれまた大きな炭を組んでいく。
ちなみに、炭斗は風炉用は小さめで深いもの、炉用は浅くて大き目のものがよいとされている。大先生のお教室の炉用炭斗は、大きいし結構深いけれど。
炭の本数も風炉に比べると多くなる。ついこの間、炭手前の稽古をしたという弟弟子のTさんが見てくれて無事に炭を仕組む。次は灰器と灰匙の準備。灰器は、風炉用は釉薬のかかった小ぶりのもの、炉用は素焼きの大ぶりのものを使う。炉の場合は湿し灰をたっぷり入れるから。灰匙は、風炉用は柄に竹の皮が巻かれた小振りのもの、炉用は桑柄の大ぶりの匙になる。月型を切るときくらいにしか使わない風炉のときと違って、炉の炭手前は湿し灰を炉中に撒かなければいけないから。
火箸は先に書いたとおり。羽は、風炉用は右羽(向かって右側が広い羽)に対し、炉用はを左羽(向かって左側が広い)が基本。 左右同じ羽を双羽(諸羽)は炉・風炉兼用。
香合は、風炉は香木を使うので木地のものや漆器類、炉用は練香になるので、陶磁製を使う。日曜日は、かわいらしいウサギの香合と楓の柄の赤絵の香合をUさんが持ってきてくださったので、赤絵の方をつかわせていただいた。
日曜日は、手水を使った後、席入り。(これもお稽古だから、とUさんの方針で、いろいろ正式に行っている。)朝礼をして、二つの部屋に分かれてお稽古に入る。
私はK先輩が見る6畳のお部屋へ。見てくださったK先輩がおっしゃるには、私は炭点前の手順はほぼわかっているようだが、細かいところで割り稽古が必要とのことだった。手前座で移動するときの位置がまだ頭に入っていない。ひざが炉縁の延長線上からはみ出ないように気を付けること。それと相変わらず羽箒の扱いはまだまだだ。羽根の先でちょこちょこ掃くのではなく、羽根の全面(?)を使ってすきまなく掃きこむこと。はいたものを全部寄せていく気持ちで。
どれも練習が必要だ。
初炭手前が終わった後はTさんと一緒にお茶会の稽古。なんちゃって春秋棚でかわるがわる薄茶点前、お運びの練習などをする。参考書にのっている写真(たぶん業躰さん)を見ると、テーブルでお点前しているのに、畳に座ってお点前する姿とほとんど変わらない。でも私たちがお点前してみると、テーブルがある分、全体的にものの位置が上がるので、それだけで腕の角度とか手の角度が崩れてしまう。いかに自然に高さを上げていくか、そのあたりを重点的にお稽古してみた。また、左手で柄杓を取る手の使い方もUさんにアドバイスを受けた後、二人でかなり研究(?)して、結構きれいに決まるようになってきた。
午後は、お茶会の濃茶席を担当する兄弟子のKさんがお稽古した「向切本勝手」でお薄茶のお稽古をさせていただいた。本当に向切りの茶室があるわけではないので、炉のすぐ横に風炉先屏風を立てて向切りの茶室に見立ててお稽古する。ちょうど座る場所に畳の線があるので、すごく不自然だけど、ないつもりで。
向切りは初めての経験でいろいろと面白かった。逆勝手でもないし、風炉でもない、間違いなく炉の本勝手なのだが、逆勝手や風炉のお点前のエッセンスが随所にみられる。
私のバイブル、鈴木宗保先生、宗幹先生の本「裏千家の茶の湯」(主婦の友社刊)を見ると、きちんと記載があった。今まできちんと見ていないページだったんだな。
いつもは5時ごろまでお稽古、お片付けが続くが日曜日は3時で早退。最近日曜稽古が一番充実しているので、後ろ髪ひかれる思いだった。


10月2週のお稽古:立礼(春秋棚)

今日は平花月と炭付き花月だと思ったら違った!今日は11月のお茶会のお稽古をしなさい、ということで。
今回のお茶会では、A班の人は全員、広間の立礼席にエントリーされている。座卓などを組み合わせて急ごしらえの春秋棚(?)がCルームに出現し、エントリーされている人が全員集められた。A班の他にB班からもC班からもエントリーされている人がいるので、かなりの大人数になっている。A班の先輩方は、お点前と半東の二役で、私やB班の人たちはお点前のみ。C班の方の中にはお運びだけという人も。
お点前のお稽古、お運びのお稽古、お客様役、半東役、とみなが交代でそれぞれのお稽古をする。私は前半はお運び、後半お点前一回、お客様一回のお稽古した。
ウェブから拾ってきた春秋棚の画像。
{img:shunjuudana.jpg}
春秋棚は柄杓がはじめからお釜のとなり、点前座から見ると左側にかざってある。それを左手でとって右手で扱って構えたり、右手で扱って左手で置いたりするところが、いつもと全く異なる点なので、慣れるまで時間がかかりそうだった。
大先生からは、3回お稽古しなさい!と言われたので、午前1回午後2回お稽古しようと思ったけれど午後は1回しかできなくて残念。
春秋棚のお稽古をしているあいだ、A班の先輩方はとちゅうで大先生によばれ、Aルームで運びの炉の薄茶点前のお稽古をなさったようだ。先週炉開きしたのに、春秋棚は風炉。AルームとCルームを行ったり来たりしていたA班の先輩のお一人が、頭が混乱しそう!と悲鳴を上げていた。
今日東京は真夏日。お茶のお稽古だからと思って頑張って袷を着ていったけれど、行ってみたら代稽古の先生始め先輩方もほとんど単衣をお召しだった。そのあたりは、季節に合わせて臨機応変でいいのだな。次回からは私も無理するのはやめようっと。


10月1週のお稽古:ひと月早い炉開き

昨日の記録。
朝8時半に集合ということで、雨の中、一つ紋付きの色無地を着て雨コートを着込んで教場へ。すでにn先生がおおかたの支度を仕切られていらっしゃったので私はほとんどすることもなく畳拭きやお菓子器を清めるなど、指示されるままに動く。炉開きということで寿と書いたのし袋を、お月謝とともに納める。なぜか他の曜日の人が集金係としてすわっておられ、その方に渡す。(ちょっと変な感じでしたが、教室の運営方法がいろいろ変わってきているらしい・・・)
私はみなさまを寄りつきにご案内し、お菓子をお出しする。昨年と違って、土曜クラスの人だけでの炉開きなので人数は15名。大先生を含めると16名しかいない。
9時40分に席入りのご案内をし、私も席入りする。大先生のご到着を待って、n先生のお点前がスタート。炉のお濃茶。お茶碗は嶋台風の萩焼のお茶碗(金と銀が貼ってないし高台もふつうのだけれども、重ねた姿は嶋台そっくり・・・)で、長板の上には大きな水指。炉の釜は風炉に比べるとずいぶん大きい。
濃茶が終わった後は、全員で回り点て。年輩の代稽古の先生方4名は座れないので、座れる代稽古の先生が4服点てられた以外は、全員が一椀ずつ薄茶を頂いては、席を立ち、点前座に進み一椀のお薄茶を点てる。
お昼は先生が用意してくださったお弁当(助六寿司)を全員でいただき、解散。来週はA班は炭付き花月と平花月だそうだ。
昨日の感想をちょっとだけ。
私が大先生のところに通い始めて最初の炉開きは、お菓子はお汁粉だったし、お昼はお赤飯だった。お点前は大先生だったし、全体としてもっと厳かな感じだったのに、なぜこうなってしまったんだろう。寿も、全員の分を代表の方が皆の前で大先生にお渡しし、おめでとうございます、と全員で御挨拶したものだったのにそういう儀式もなく、いきなりの席入り、お濃茶、回り点て、お弁当、と流れ作業のような炉開き。
11月にお茶会があるので10月にせざるを得ない事情があるにせよ、少し(かなり?)残念な炉開きだった。
夜はUさんの勉強会のため再度出かける。今日は棗の勉強と、いくつかのお軸を見せて頂いたあと、灰形の実習も。二文字の灰形を稽古するが、前の一の字の後の傾斜について、詳しくご指導いただく。前瓦のうしろは胴炭がはいるので急斜面だけれど、五徳の両側は、なだらかにすると、後の一文字につなげやすいし見栄えも良い。私は両側とも急斜面にしていたので、うつくしくなかったのだった。
家に風炉がほしくなる。置く場所もないけれど。