11月7日土曜日の記録。
炉のお稽古がスタートした。朝礼では大先生がご主人との思い出などお話しされて、とてもご機嫌がよろしかった。絶好調といって良いほどお元気なお姿は弟子としては大変嬉しいことだった。(がしかし、お昼のときにn先生と揉めてせっかくのご機嫌もお昼までで終わってしまっておかわいそうだった・・・orz)
それはさておき。炉のお稽古初日は炭付花月から。月をUさん、亭主はKさん、初花をSTさん、二の花が私で、仕舞花がSGさんという万全の態勢で臨む。Uさんのお炭手前は相変わらず美しい。湿し灰を撒くときも、灰匙を灰が落ちる方向にまっすぐ向けてゆっくり移動させるのできれいに湿し灰が落ちていく。これがなかなかできない技なのだ。
練香は昨年の残り、鵬雲斎お好みの若松にしたが、やはり少し香りが弱くなっている。次回は新しく買ったお香を使っていただこうと思った。
炭付花月の次は濃茶付花月。亭主はSGさん、月をSTさん、私は初花で、二の花をSGさん、仕舞花をKさんがなさった。
炭付花月は、初花が立ったらすぐに仮座の亭主は初花の席に入るが、濃茶付の場合は初花が建水を持って立ち上がるとき一緒に亭主も立ち上がって仮座から客座に移動する。炭付はちょっと特殊だそうだ。(要確認・・・)
濃茶付花月が終わると、来週は壺荘り付花月になるので、壺荘りの前段をU先輩に教わる。
午後は自習。私はお客様役のみでお点前などはしなかった。タイミングが合わなかったのか、いつもは片づけてしまう広間の火をこの日は上げなかったので、久しぶりにお湯がちゃんと入ったお釜で自習ができてお弟子さんたちは喜んでいた。(お茶も飲めるしね!)
先週は末娘の骨折や、私自身の疲労のため、炉開きのお礼状は書かずじまいだった。朝礼で、大先生がUさんの巻紙のお手紙が本当にうれしかったとお褒めの言葉をおっしゃっていたので、あとでUさんに、今回私はお礼状が書けていないんです。申し訳ありません、とこっそりお伝えしたところ、笑顔で「大丈夫。今からでも全然遅くないからっ!」と返されてしまった(^_^;)
Uさん、ほんとにすごい。態度が一貫している。だから妹弟子への指導がぬかりない!
来週お稽古をお休みするので、そのお手紙は書かねばならない。お礼を書いて、欠席のことも書き添えればよいとUさんからアドバイスをもらったので、さっそく書くことにしましたよ。
でも今回は巻紙ではなく、便箋にペンで(~_~;)
「 おけいこ日記 」一覧
炉開き2015
大先生のご自宅茶室にて、月曜クラス、木曜クラス、土曜クラスの全員と日曜クラスの一部が集合して炉開きのお稽古が行われた。今日の出席者は34名。社中のほぼ7割のメンバーが集まったことになる。
8畳の床の間には鵬雲斎大宗匠の書「一」力強い一文字の掛け軸、6畳にはこのお茶室が建ったときに淡々斎からいただいたこの建物全体の名前「延寿軒」のお軸。淡々斎ご自身のお筆で。小間は待合になっていて、鈴木宗保さんのうさぎの茶碗の絵。かわいい。小間でお菓子(鶴屋吉信の上生菓子で、粒あんのはいったきんとん。たぶん錦秋とか綾錦とかそんな銘なんだろうな。)をいただいたあと本席へ。
襖を取り払って8畳と6畳のお部屋を使って31名+大先生が並んで座り、お点前はH先生、半東はn先生、水屋にU先輩。最初に利休さんにお献茶して、その後萩焼の嶋台茶碗で濃茶が練られた。
私は点て出しのお濃茶をいただいた。美味しかったー。山政小山園の葉室の昔だそうだ。
その後、2グループに分かれて、回り点てのお稽古。私は大先生のいらっしゃる8畳のお部屋で、20名ほどのグループでご一緒させていただいた。お菓子は大好きなK先生がお取り寄せして下さった富山のお菓子「ぎんなん餅」うっすら緑色でぎんなんの香りがする、おいしいお菓子だった!
お稽古のあとは、U先輩が取り寄せてくれた有職のお弁当。こちらも美味しゅうございました。
ということで、今年の炉開きはたいへん美味しい炉開きでございました。
今日の着物。ターコイズブルーの鮫小紋一つ紋付きに、叔母からもらった宝づくしの名古屋帯。やっぱり帰ってきてからだと後ろはぐだぐだ。衣紋はうまく抜けるようになったけど、茶席ではもう少しつめた方がいいかもしれない(^_^;
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10月2回目のお稽古:五行棚で炭付き花月と平花月
先週土曜日の記録。
お茶会後、風炉の納めのお稽古。いつも朝礼で道歌の先導役のSG先輩が遅刻だったので、私が初めて道歌を唱える。「稽古とは一より習い十を知り十より返る元のその一」を選ぶ。私が最初に大きな声でゆっくりと唱えると、続いて社中の全員が唱和する。一番好きな道歌が言えて良かった。
お稽古は五行棚で、炭付き花月と平花月。
炭付き花月では二の花。平花月では亭主を仰せつかる。亭主はだいぶ慣れてきたが、たとえば初花が立つとき同時に立つというところを間違えたり、最後に折据を持って細水指の方に向き直るとき両手で折据を持たずに片手で持ってしまったりと小さな間違いをいくつかしてしまった。良い勉強になった。
お昼ご飯の後は風炉と炉の入れ替え準備。
先週水曜日夜遅くまでかかって大先生にお茶会のお礼状を書いた。土曜クラスはU先輩がとりまとめているので全員が心のこもった手紙をくれましたよ、と大先生もお喜びだった。
私には嬉しいお手紙ありがとうと言って下さった。
巻紙に筆で書くのもだいぶ慣れてきたなぁ(しみじみ)
秋の懇親茶会2015
18日日曜日は大先生ご自宅で社中及び関係者の懇親茶会だった。
今回のお茶会は大先生のお嬢様が大先生の後任として正式に某大学茶道部の指導者として本部から指名された、つまり大先生の後継者として正式に認められたその御祝いだった。
土曜日A班は広間薄茶席の担当。山雲棚に鬼面風炉、葡萄棚の文様が描かれた水指、etc.。今回のお道具もとても素敵だった。
床の間には大先生のお母様がいただいたという表千家の許状が飾られ(昭和3年!)花入れは大先生のお嬢様が茶名をいただいたおりに鵬雲斎大宗匠からいただいた竹の一重切り花入れ。お花は紅白になるように見返り草や真っ赤な照葉に白ホトトギスが入れられていた。
一席めの大先生がお入りになるお席は当初SG先輩がお点前をなさる予定だったのだが、秋の花粉症(?)で体調がお悪く、私が急遽行うことになった。たくさんお客様が入った中でのお点前。最初は手が震えたけれど、途中から落ち着いてきた。
無事にお点前が終わり、ほっとしたのも束の間、人が少ないので、午前中はずっとお運びをやっていると11時頃になって今度は大先生お嬢様のご友人という政治家のセンセイ(女性)がいらした。
こちらのお点前はU先輩の予定だったのに、なぜか、大先生が、政治家のセンセイが入る席なのだから賑やかしが要る。みんな入りなさい!!とおっしゃってお点前のはずのUさんまで連れていってしまわれた!
しかたなく、またも私がお点前・・・。
正客にはn先生が座られ、政治家センセイは次客席に椅子で。n先生が本当におじょうずに政治家センセイを「よいしょ」するなか、私は粛々とお点前をする。お菓子が足りなくなったときの予備として準備しておいた半生菓子(吉祥寺虎屋で購入)が役に立った。主菓子とともに供されたのが銀杏をかたどったそのお菓子だったので、n先生は「東京都のマークと同じですね(^o^)」と政治家センセイをもり立てる。センセイ、嬉しそう。お茶をお出しし、お仕舞いの挨拶をし、仕舞い付けをする。センセイ、政治家だけあって最初から最後までにぎやかに良くお話されていた。お抹茶はおいしく召し上がっていただけたかな。
政治家センセイが帰られたあと、私は広間席、濃茶席、茶箱席とまわらせて頂いてとても満足した。広間席のお軸は淡々斎の日日是好日。濃茶席は坐忘斎の独坐大雄峰。茶箱席は、和歌に萩の花が描かれた小さなお軸。お菓子も美味しゅうございました。
大先生へのお礼状は月曜火曜とかかって下書きをし、水曜日夕食後に清書、深夜に投函した。
10月の日曜稽古:五行棚(初炭、濃茶平点前、後炭)、唐物、
昨日の記録。
あいにくの雨になったけれど、日曜稽古の日は着物で出席。(ふだんは大先生のご指示で10月まではお洋服でお稽古)
五行棚を使ってお稽古するので、風炉は土風炉を用意するようにU先輩から指示される。というのも、五行棚の五とは、天板地板の木、風炉中の火、土風炉の土、釜の金、釜中の水の五行(木火土金水)を納める五行相生(ごぎょうそうしょう)を表したものだから。しかし、お稽古場の土風炉は眉風炉しかなく、朝の灰形は眉風炉を担当することになった。ふだんお稽古している道安風炉と形が違うだけでなく、縁が上まであるので、灰匙がうまく使えなかったりする。
何とか形にはしたけれど、難しかった。
五行棚に眉風炉を据え、下火を入れて釜をかけ準備が整った、と思ったら、U先輩に、天板に必ず棗を荘って!とご注意を受ける。そうなのだ、五行棚の天板に必ず薄器を荘ること。
日曜クラスのお弟子さんたちは決して初心者ではないと思うのだが、五行棚のお点前をまず見せてあげるように、とU先輩。
そこで、最初に五行棚で炭手前。
その後濃茶点前をする。
中置きなので水指は細水指を使用。柄杓の位置は、五行棚の地板の上に真横一文字に置く。
午後は五行棚で後炭手前。
その後、午後クラスの新しいお弟子さんのために盆略点前を見せてあげながらお茶を一服差し上げる。盆略なんて、本当に何十年ぶりだろうか。意外とやってみるとできるものだな。
家の用事のため、午後2時半で早退。
10月1回目のお稽古:唐物、山雲棚薄茶点前、灰型
先週土曜日の記録。最近お稽古日記も滞り中。
先月の最終日曜日に、社中のお偉いさんたちの総会と、その後に懇親食事会というのがあり、下っ端の人たちはお食事会にお相伴させていただくべく、某ホテルの宴会場に行きました。お礼状を書き(ハガキで)、次に大先生にお目にかかる日よりも前に着くギリギリのタイミングで投函して迎えた先週土曜日。
秋の懇親茶会を控えているので、会のお稽古を。と言うことで、広間席山雲棚の薄茶点前でお運びなどもお稽古する。私以外のA班メンバーは、点前のほかに半東や後見もするので、その稽古も。私は点前と運びだけでラッキー(^_^;)
Aルームでお茶会の稽古をしている間に順番にA’ルームで四ヶ伝の稽古をするようにご指示があり。この日は下から順番に私が唐物、SG先輩が台天目、ST先輩が盆点と進んでいった。大好きなK先生に久しぶりに見ていただき、以前は直された四方さばきも特に何も言われず、私も少しは進歩したのかなぁ、と思ったことでした。
が、広間に戻って薄茶点前になったら、今度は大先生が丁寧に私の点前を見てくださったので、緊張した。(お手紙効果??)
お茶碗を拭くとき、茶巾を釜の蓋から取り上げて茶碗の縁にかけるまでに茶巾がたどるコース(意味わかるかな)について、ご指摘があったのだ。私は何の気なしに茶巾を取り上げ、最短コースで茶碗にかけていたのだが、大先生曰く、茶碗のふちをたどるように丁寧に!
言われた通りにもう一度やってみると(茶巾が茶碗のふちにそって円弧を描くように)、なるほど確かにその方がずっと美しい。
いいこと教えてもらったな。
残念だったのは、お稽古の間に干菓子は一つだけいただけたけど、主菓子もお抹茶も全然いただけなかったこと。めぐりあわせが悪かった(T_T)
お昼ご飯の直前に少しだけ壺のひも結びの自習しして、午後の自習は灰型をさせていただいた。かなりきれいにできるようになっているけれど、どうしても斜面が平らではない。なんとなく真ん中が沈んでいる。むしろ真ん中をなだらかに高くするつもりで灰をならしていくのがいいのかもしれない。次回もし機会があったらチャレンジしてみよう。
2週お稽古が空いて18日はお茶会。
9月の日曜稽古:中置き、和巾など
13日日曜日の記録。
朝一番のお支度は、灰形から。藤灰を撒くのも忘れずに。
お稽古は中置きで、初炭手前の見学、中置きで長尾で続き薄茶、中置きで後炭手前、そのあと、中置きを解いて和巾のお稽古。すごく盛りだくさんだった。
中置きで長尾で続き薄茶は面白かった。水指は細水指。勝手付き風炉敷板の右側、少し手前、板半掛けくらいの場所。茶入は本勝手据え(常据え)で水指がおいてあるはずの位置の前に荘っておく。茶碗を膝前正面に置き襖を開け点前座に進み、茶碗を右横左手前と二手で勝手付きに仮置きし、茶入を右手で右に寄せて茶碗を左手前右横左横と三手で置き合わせる。水屋から柄杓蓋置を組んだ建水を持ち出し、常通りに長緒茶入の扱いで濃茶を点てる。末客まで吸いきり茶碗の拝見などが終わって茶碗が戻り総礼。湯を汲み湯を捨てたところで、続いて薄茶の挨拶を交わし、茶巾、茶筅を茶碗に仕舞うと右手に茶碗をのせ、一膝左によけて建水をもち水屋に下がる。このあと莨盆を持ち出したり、干菓子を出したりするのだが、莨盆は省略、お菓子のみ出した。
左手に茶碗、右手で棗を持って出て居前に座ると、茶碗と棗を縦(茶碗が向こう、棗が手前)に並べて膝前に置く。次に建水を運び出す。腰の帛紗を取って捌き棗を拭き、火窓前あたり、建水の右肩に置く。茶碗に湯を汲み、茶筅を取り一度打ちのみ(上げない)ですすぐ。茶碗を茶巾で拭き、茶を入れ、点てる。茶碗を出すと、正客は取り込んで次客に勧める。次客は茶を飲む。その間に正客は、先の茶入、仕覆の拝見を請う。亭主は、茶杓を水指の上にかけ、右手で茶入を膝前に置き、左手で薄器(棗)を取って置き合わせると、茶杓を右手で取って棗の上にのせる。
茶入を持って客付へ、常通り拝見に出し、戻って仕覆を取り、再度客付に回って拝見に出す。正客は拝見物を取り込み、次客は茶碗を返す。
亭主は正客の茶を点て、その後連客の茶を点てる。全員が飲み終わると、仕舞い付け、茶杓、棗の拝見を請われるので(先に茶入が出ているので茶入についている茶杓が先になる!)茶杓から出し、棗をそのあとで出す。
拝見するときは、茶入、茶杓、仕覆、棗の順に拝見し、返すときも、その順番で返す。亭主が拝見物を持ち帰るときは、仕覆を左手にとりその上に茶入、左手親指で茶入の肩をささえる。右手で茶杓を取って小指と薬指で握りこんだら人さし指中指で棗を上から取って、立つ。
中置きの炭手前は風炉なのに炉みたいで変わっている。後炭もまた、変わっている。細かいところで不明点があったので、U先輩が調べてきてくれることになった。
和巾はすごく久しぶりだった。