「 おけいこ日記 」一覧

8月1週のお稽古:和巾、洗い茶巾、壺の紐結び、灰形

先週土曜日の記録。
3ヶ月間、ご友人の産休代稽古に行かれて土曜日クラスを離れていたU先輩が戻ってこられた。
これでやっと土曜日A班がまた5人揃うことになり、大先生も嬉しそう。

お稽古は和巾。和巾と中次の扱い(薄器ではなく濃茶の茶器としての扱いなので、四方捌き、胴拭きあり)がキモだが、基本は濃茶の点前の延長なので、さほど困難なことは無い。薄茶点前は洗い茶巾のお点前。大先生は、直前まで葉蓋のお稽古、と仰って居たのだが、いざ、お弟子さん達が大先生の前に集まると、洗い茶巾よ!と仰ったのでちょっと準備にわらわらしてしまった。

お稽古が済むと、また壺の紐結びの自習。

午後は灰形。灰篩いのために無印良品の味噌こし1200円也を買ったが、すこぶる使いやすい。冬の炉中もこれで行けそうだ。


7月3回目のお稽古:釣瓶水指薄茶点前、盆点、壺(紐結び)

もう8月になってしまったけれど、先週土曜日、7月最終週の記録。

この日も大先生のお出ましが早かった。私がAルームの風炉にお炭を入れているときに、ご到着。大急ぎで炭を次ぎ、お釜をかけて、炭斗を片付けて体裁を整えた。

お稽古は、釣瓶水指の薄茶、盆点を3箇所に分かれて行われた。2階ではB班が仙遊のお稽古。
私は最初にAルームで大先生に釣瓶の水指で薄茶点前を見て頂いた。

お点前を見ながら、大先生がしみじみと「あなたは私が教えたみたい。やっぱりついた先生が良かったのよ!師を選べと言うでしょう。あなたの先生の先生と私はとても親しくしていたのよ。」といつものお話になる。

私がかつてお世話になったO先生は、大先生の盟友N先生の一番弟子三人衆の一人・・・・ということになっているのだ。大先生にとっては、私のような中途入社(?)の者に心を寄せるためには、そういったレジェンドが不可欠なのだろうと思う。いつの時点から、もう私も、そうなんだ、と信じるようにしようと思うようになった。

きっと私のO先生も、大先生や大先生のお友達のお弟子のO先生とご縁があったはずだ、と。

そして、テーブルでのお点前もだいぶ慣れてきて、大先生が一生懸命見て下さるので、私も、テーブルやだ、なんて言ってないで、心を入れ替えてお稽古しなくちゃなぁと思い直したのだった。

薄茶稽古が終わると、お隣のBルームに移動して、大好きなK先生ご指導で盆点。こちらもテーブルでのお点前。四ヶ伝くらいになってくると、テーブル点前の限界が感じられる。拝見物を出す位置や、自分の場所などわかりにくい点がいくつかあった。テーブル点前に慣れるのがいいのか、本当なら、こうよ、と頭の中で変換しながらお稽古するのがいいのか、よく分からない。

また、この日はK先生から、基本のところで、柄杓の取り方についてご指摘があった。柄杓と取るときは、水の時・お湯の時の2通りあるけれど、水の時のこと。柄杓を上から持って柄杓の合が水平になるまで持ち上げていたのだが、そこまで上げる必要は無く、上から取ったら持ち上げずそのまま自然に手許に持ってきてしまって良い、と教えて頂いた。昔は私もそう習ったのよ、でも大先生は違うって仰るの、とのこと。確かにその方が自然だし、きれいかもしれない。
長年のくせになっているので、なかなかすぐに直りそうにないが、次回も気を付けてみようと思う。

盆点が終わると、Aルームの隅で先輩方と一緒に、壺の紐結びのお稽古をする。大先生は、茶入や壺など、紐結びのあるお道具を部屋に並べておき、毎晩、紐結びの練習をなさっているのだそうだ。大先生が結んで見せてくださるときがあるが、それはそれは美しく結び上がる。きりっとしていていなおかつ美しい紐結び。手さばきからして違う。ご自分でも色々と工夫されていらっしゃるに違いない。

午後の自習はもうこのところずっと無い。それでもお昼ご飯をみなさんと一緒にいただいて(炊き込みご飯を必ず代稽古の先生のお一人が当番で作ってくださる)、お片付けをして帰宅。

来月からは、U先輩が土曜クラスに復帰される。また少し雰囲気が変わるかな。


7月2回目のお稽古:釣瓶水指薄茶、台天目

昨日の記録。
お稽古は10時からというお約束のはずだったのだが、相変わらず朝早くお出ましになる大先生。9時過ぎたらもう大先生ご登場。そして「私が来る前に花月を済ませておくのよ!自習をしておくのよ!」と仰る。8時半から来て、畳拭き、外回りのお掃除、お道具を清めたり、炭を熾したり、お湯を沸かしたり、とみんなで協力し合って、でもおおわらわでお支度をしているので、大先生がいらしたときにやっとギリギリ準備できたか、くらいのタイミング。自習するまでには時間が足りない。

昨日は夏の趣向として、釣瓶の水指の扱いをお勉強することになった。
蓋の開け方、閉め方。持ち帰る方法(茶巾をつかって釣瓶を作る!)、持ち帰らず柄杓蓋置を荘る方法(これも素敵な景色!)。
ほとんど全員のお弟子さんが、Aルームで大先生に見て頂いた。
その間、A’スペースやCルーム、Bルームでは、四ヶ伝(台天目か盆点)、行之行台子のお稽古がそれぞれ行われた。私は釣瓶水指のお稽古の後は、A’スペースに移動して、代稽古のTSさんのご指導で台天目のお稽古をさせていただいた。

大先生は、方針を転換したと仰って居た。今まではA班はAルーム、B班はBルームと分かれてお稽古していたが、それだと自分がB班以下の弟子と心の交流ができない。全員Aルームで一日に一回はお稽古して私が見る、そうすれば心の交流が生まれる、と。
点前座はすべてテーブル席になったので、代稽古の先生がた(おみ足が悪くなって正座ができない方たち)も土曜クラスの他のお弟子さんたち同様Aルームのテーブル席で大先生に見て頂くようになった。代稽古の先生方はそれぞれご自分の所属の曜日でお稽古しているはずなのだが。そして、昨日の大先生は、私がA班なのかB班なのか分からなくなっていらっしゃるような口ぶりだった。もう大先生の中ではAとかBとかCとか土曜クラスとか月曜クラスと木曜クラスとか言っている場合じゃないんだろうな。

昨日はYさんと一緒にお茶名の申請をした。申請量の30万円を包んだ封筒と、所定事項を記入した申請用紙(大先生のお教場専用に料紙で作られた手書きの申込用紙)をお昼ご飯の前に大先生にお渡しし、申請のお願いと御挨拶をした。男性弟子のTさんは真之行台子の申請。うちの社中からお茶名がまた2名出る。あと3か月長くて6か月くらいで出るからね、待っていてね、と大先生はとても嬉しそうだった。

ところで茶名申請の定価(?)11万円(税別)に対して30万円という金額だが、大先生のところは、お茶名の記念に○○のお道具を買いなさい、とか、お披露目のお茶会をしなさい(=お道具も揃えなさい)、とか一切言われないから、それを考えるとお安いかも知れませんよ、と先輩におしえていただいた。
納得しました。
和のお稽古事って色々難しいわー。

夜はU先輩ご夫妻主催の勉強会に出席した。
灰形の勉強(実習)のほかに、池西言水のお軸や沢庵と探幽のコラボしたお軸をみせていただいたり(眼福)、持ち寄りのお総菜やご飯で楽しい夕食会も。(私は新生姜の炊き込みご飯と、茗荷と枝豆の混ぜご飯を持っていった)楽しい一時だった。
ところで、この日の大先生のご様子などを話していたら、U先輩に「認知症発症している大先生の仰ることを一々真に受けたり、それで傷ついていたりしちゃ駄目!」と叱られてしまった。
かなり重症の認知症だった姑の世話をして見送った人の言うことは違うなぁ。
点前座が全部テーブル席になってしまったときから(もっと言うと、お稽古はお洋服で、といわれたときくらいからかも)、すっかり調子を崩してお点前に集中できなくなっている私とは大違いなのだった。
曰く、そういう山あり谷ありをもっともっといくつもいくつも乗り越えてきたのよ!

・・・まだまだなわたしorz


7月1回目のお稽古:行之行台子・灰形

花月発表会が終わる前から、7月のお稽古は壺荘りと大先生から予告されていた。昨日、代稽古のトップn先生からK先輩に、2階で壺荘付花月、その後は台天目、と連絡があり、みながそのつもりでいたのだが、しかし。

今朝お稽古場に行くと、行台子がA’ルームに設置され、壺荘付花月はやらないことになっていた。朝一番で、別の代稽古のSさんに今日のお稽古内容について大先生からお電話があったのだ。人によって大先生から聞いた内容が異なる場合は、なるべく後に聞いた人の情報で動くことになる。

SG先輩が行台子のお稽古をし、続いて私も行台子のお稽古。指導者はn先生。(でも、SG先輩がお稽古している最中に大先生がお出ましになり、行台子のお稽古をみて「今日は行台子はやらないって言ったのに!」と仰って居た。でもその後、お許しが出たのでそのまま続けて私も、K先輩も、Tさんも行台子のお稽古をした)

それが終わると、Aルームの大先生のところに移って台天目か薄茶のお稽古をしなさい、と言われてAルームに移るも、大先生はTさんにお稽古をつけることになり、私はそのお客様役と指示され、正客の席に座っていたら、こんどは後ろの方で、壺の紐結びを勉強しなさい、と言われて、部屋の隅に移動して壺の紐結びのお稽古をした。

今日はこれ以外にまだ色々と混乱(大先生がなにか指示されて、された方はその用意をしていると、次の瞬間には別の人に別の指示をしているので、さっき指示された人が宙ぶらりんになってしまう現象だったり、○○しなさい!と叱られて、おおわらわで対応していたら、○○がいつのまにか消えていて、○○していた人たちが右往左往する現象だったり)があったのだが、その混乱の中で、結局私は午前中は行台子のお稽古だけして、お菓子もお抹茶も全く頂くことができなかった。。。。

お昼ご飯が済んで灰形のお勉強をさせていただいていたら、SG先輩がお茶を点てて持ってきてくださった。美味しかった。そしてちょっと悲しかった。


花月発表会2016

毎年、夏に浴衣ざらえとして曜日別に行われていた花月勉強会だが、昨年は大先生が体調を崩されて8月に予定されていた土曜日クラスの勉強会だけがとりやめになった。今年は、真夏を避けて6月のこの時期に、月曜・木曜・土曜クラス合同で「花月発表会」として行われることになった。
参加者は約30名。演目は、

1.東貴人且座 木曜クラスA班
2.香付花月  土曜クラスA班
3.仙遊    月曜クラスA班
4.且座    土曜クラスB班
  〜〜〜昼食〜〜〜
5.且座    木曜クラスB班
6.且座    月曜クラスB班
7.軸荘り   n先生

私は香付花月(一部唱和の式)に出演(?)。
香名は緑陰。歌はさんざん色々考えて、結局、父の命日が近いので一ノ関の歌にした。

みちのくの 山寺囲む 樹木葬
更紗満天星 緑陰にゆれ

平常心を保って臨んだつもりだったけれど、いざ、短冊に歌を書く段になったら、手が震えて字が書けなかった。情けない。お稽古用短冊1冊なくなるほど練習したのに(T_T)

添え釜のお席もあって、合間に2回、お茶をいただいた。

大先生は午前中でお疲れになってしまったので、午後はお出ましにならなかった。
午前までしか体力が持たないだろうと予想されて、土曜日クラスの演目をすべて午前中に配してくださったのだ、と先輩から聞いた。土曜クラスだけ昨年中止になったことをそれほど気にかけておられたのだ。

弟子は全員浴衣に半襟、白足袋で参加したが、毎年素敵な浴衣をお召しになる大先生は、体調が優れないとのことでお一人だけお洋服だった。
それも寂しいことだった。


6月2回目と3回目のお稽古

6月は一週目が中学の運動会と重なったためお稽古をお休みした。二週目は出席してお稽古してきたが、記録しそびれていた。

稽古場がみんな立礼席になってしまったのと、ここに来て連日残業続きで仕事が忙しく、お稽古に向かう気持ちの立て直しができずにいるのだ。

先週は茶室でn先生ご指導のもと、香付花月のお稽古をし、そのあとは廊下(A’ルーム)で洗い茶巾のお稽古と、唐物のお稽古をした。

昨日土曜日のお稽古では、先週同様最初に茶室の方で香付花月のお稽古をし、そのあとはAルームで大先生ご指導のもと、濃茶付花月。
一人点前のお稽古は昨日はなかった。

5月から3か月の約束で別の曜日にいらしているU先輩が3時過ぎに稽古場に来てくださって、久しぶりにAチームが全員集合した。今月末の日曜日に開催予定の花月発表会のお稽古(自習)をした。

正式に8畳間で、5名で、お役も本番と同様にしてお稽古する。
大先生がお年を召されたせいなのか、それとも全く関係なくそうなっているのかは分からないが、今回の香付花月は唱和の式、茶歌舞伎がそれぞれごっちゃになったような形式に変わってしまっている。

本来奉書紙に全員がお歌を書くところ、ひとりずつ短冊をつかうし、香付花月なら、読み上げたりしないに、今回のでは一人一人自分の歌を詠み上げる。
奉書紙の上に短冊を置くので、最後に奉書紙を丸めることが難しく、それでも無理に丸めるのでなんだか変な感じ。U先輩は紙の厚さを変えて、巻いてみる、一番良さそうな紙を当日使いましょう、と仰った。

先輩方は「正しい」香付花月を経験してきた方たちなので、今回の「大先生変形版」香付花月しか習わない私に気をつかってくださるのか、一つ一つ、本来ならこうだけど、今回はこうね、という具合に一つ一つ確認してくださる。
ありがたくてやがて悲しき。。。
早くこの状態でも前向きにお稽古に向かえるようになりたいのだが。


6月の日曜稽古

今日は朝から日曜稽古の日だったが、午前中は末娘がかつて所属していた女子バスケットボールの試合観戦に行ったので、午後から出席した。

午後1時40分頃お稽古場に到着すると、大先生のお嬢さんご夫妻がいらしていて、先月と同じくみんなと一緒にお昼を食べたあとだった。
すぐに食後のお茶を差し上げることになり、私がお点前。洗い茶巾にて。夏らしいお点前で、ちょっと珍しいので喜ばれた。

その後、他のお弟子さんの唐物のお稽古を拝見し、私は台天目。台天目が終わって次はお客様役だからお菓子が食べられる〜♪と内心思っていたら、U先輩は絶対に休ませてくれない。男性弟子のKさんの洗い茶巾を「見てあげて!」と指示が飛ぶ。

だんだんに私をただのお弟子から、指導者の立場へと変えていこうとしているんだろうか。先々月に初心者STさんの割り稽古を見るように言われたことを思い出した。

人に教えるのは難しい。少しでもあやふやなことがあると教えられない。自分が習慣で何も考えずにやっていたり、適当にごまかしていたりするところに限って、鋭く質問されるのだ。
これからは、教えるときのことも考えながら教わっていくといいのかなぁ。それ以前に、適当にやっているところをもっと意識することが先決かも。

日曜クラスは土曜クラスと違って、立礼式点前座は全部撤去して、畳の上でのお稽古だったので、本当に嬉しかった。
午後からの出席で着物では無かったのが少し残念だった。(着物着ていく元気がなかったのでお洋服で行ってしまったが、頑張ればよかった・・・)