昨日の記録。
お稽古は10時からというお約束のはずだったのだが、相変わらず朝早くお出ましになる大先生。9時過ぎたらもう大先生ご登場。そして「私が来る前に花月を済ませておくのよ!自習をしておくのよ!」と仰る。8時半から来て、畳拭き、外回りのお掃除、お道具を清めたり、炭を熾したり、お湯を沸かしたり、とみんなで協力し合って、でもおおわらわでお支度をしているので、大先生がいらしたときにやっとギリギリ準備できたか、くらいのタイミング。自習するまでには時間が足りない。
昨日は夏の趣向として、釣瓶の水指の扱いをお勉強することになった。
蓋の開け方、閉め方。持ち帰る方法(茶巾をつかって釣瓶を作る!)、持ち帰らず柄杓蓋置を荘る方法(これも素敵な景色!)。
ほとんど全員のお弟子さんが、Aルームで大先生に見て頂いた。
その間、A’スペースやCルーム、Bルームでは、四ヶ伝(台天目か盆点)、行之行台子のお稽古がそれぞれ行われた。私は釣瓶水指のお稽古の後は、A’スペースに移動して、代稽古のTSさんのご指導で台天目のお稽古をさせていただいた。
大先生は、方針を転換したと仰って居た。今まではA班はAルーム、B班はBルームと分かれてお稽古していたが、それだと自分がB班以下の弟子と心の交流ができない。全員Aルームで一日に一回はお稽古して私が見る、そうすれば心の交流が生まれる、と。
点前座はすべてテーブル席になったので、代稽古の先生がた(おみ足が悪くなって正座ができない方たち)も土曜クラスの他のお弟子さんたち同様Aルームのテーブル席で大先生に見て頂くようになった。代稽古の先生方はそれぞれご自分の所属の曜日でお稽古しているはずなのだが。そして、昨日の大先生は、私がA班なのかB班なのか分からなくなっていらっしゃるような口ぶりだった。もう大先生の中ではAとかBとかCとか土曜クラスとか月曜クラスと木曜クラスとか言っている場合じゃないんだろうな。
昨日はYさんと一緒にお茶名の申請をした。申請量の30万円を包んだ封筒と、所定事項を記入した申請用紙(大先生のお教場専用に料紙で作られた手書きの申込用紙)をお昼ご飯の前に大先生にお渡しし、申請のお願いと御挨拶をした。男性弟子のTさんは真之行台子の申請。うちの社中からお茶名がまた2名出る。あと3か月長くて6か月くらいで出るからね、待っていてね、と大先生はとても嬉しそうだった。
ところで茶名申請の定価(?)11万円(税別)に対して30万円という金額だが、大先生のところは、お茶名の記念に○○のお道具を買いなさい、とか、お披露目のお茶会をしなさい(=お道具も揃えなさい)、とか一切言われないから、それを考えるとお安いかも知れませんよ、と先輩におしえていただいた。
納得しました。
和のお稽古事って色々難しいわー。
夜はU先輩ご夫妻主催の勉強会に出席した。
灰形の勉強(実習)のほかに、池西言水のお軸や沢庵と探幽のコラボしたお軸をみせていただいたり(眼福)、持ち寄りのお総菜やご飯で楽しい夕食会も。(私は新生姜の炊き込みご飯と、茗荷と枝豆の混ぜご飯を持っていった)楽しい一時だった。
ところで、この日の大先生のご様子などを話していたら、U先輩に「認知症発症している大先生の仰ることを一々真に受けたり、それで傷ついていたりしちゃ駄目!」と叱られてしまった。
かなり重症の認知症だった姑の世話をして見送った人の言うことは違うなぁ。
点前座が全部テーブル席になってしまったときから(もっと言うと、お稽古はお洋服で、といわれたときくらいからかも)、すっかり調子を崩してお点前に集中できなくなっている私とは大違いなのだった。
曰く、そういう山あり谷ありをもっともっといくつもいくつも乗り越えてきたのよ!
・・・まだまだなわたしorz