今日のお弁当と末娘の近況

新しい環境に入ったストレスと、入ってみたら思っていたのとちょっと違ったということがいくつかあったりして、いろいろ疲れがたまる頃、末娘は体調を崩し、今日はついに学校をお休みした。扁桃腺がひどく腫れてしまったようだ。

思っていたのと違うこと、というのは、校則がないわりには学校から「本校の生徒指導について」という紙が配られてちょっぴりうるさく言われたり、先生が生徒を子供扱いしているように感じられたり、生徒同士の会話が下らなかったり(誰かとつきあったことがあるかとか恋愛話ばかりだったりして)、体育祭実行委員になった生徒にマネジメント能力が全然なくてクソ(末娘談)だったり、部活は陸上でいいのか迷っていたり、毎日課題がたくさんあってまるで河合塾の延長みたいだったり、と言うことなのだが。

私は都立高育ちなので、往年のトップ校の雰囲気は今でも維持されていると迂闊にも信じていた。
先生はうるさいことを言わず自分たちを尊重してくれ(陰で色々とフォローして下さっていたのだろうとは思うけど)、部活では先輩達が、社会人になった大人の先輩も含めて指導に来てくれて、ロールモデルが身近にいて、宿題はあまり出た記憶はなく、勉強は自分で計画を立てて自分でやる、などなど。服装はもちろん自由。髪を染めてる子もいたけれど、全く問題にされなかった。
私が通っていたのは第三学区(練馬区、杉並区、中野区)というやや田舎くさいエリアだったので、お隣の第二学区(新宿区、渋谷区、目黒区、世田谷区)のトップ校の生徒さんたちがなんだか大人に見えて、憧れたものだった。
というわけで、息子にも末娘にも無意識に私のかつての憧れ校をおすすめしてしまったわけだが。

入学式のときに、教員たちが生徒のことを盛んに「子どもたち」と言っていたことが思い出される。なんで生徒たちではなく子供たちなんだろうと違和感を抱いたのは、こういうことだったんだな。

しかし。
今は入ったばかりだから、想像と違うところばかり目につくかも知れないけれど、夏休み過ぎる頃になったら、高校生らしくなってきて雰囲気も変わってくるんじゃないかしらん。
昨年の文化祭で見た生徒たちの様子を思い出すに、末娘が言うほど彼らは子供じゃなかったと思うのだ。

これから成長するんだよ、きっと。
末娘も一緒に成長すればいい。
早く生徒たちが自分らしく自分の頭で考えて行動できるようになればいい。


豚肉とじゃが芋、人参の旨煮(昔上娘が一番好きだったお弁当のおかず)
半熟ゆで卵にごま塩
ブロッコリ
カニクリームコロッケ(生協冷凍品を解凍)
ご飯に沢庵を添えてみた