「 つぶやき日記 」一覧

命の大切さ・・・?

末娘から聞いた話だ。
夏休み明け、夏の思い出を俳句にする課題に取り組んでいたとき、ある男の子–仮にR君としておこう–が、
「夏の海 子供がおぼれて 死んじゃった」
と詠んだ。
担任の先生はそれを読んで、人の命をいったい何だと思っているんだ。実際にこの夏、海で子供を亡くした親はどんな気持ちでいるか考えたことがあるのか。といきなり怒りはじめたそうだ。
かなり厳しく叱っているのに、当のR君はニヤニヤしてるだけだったから、先生はついに彼を廊下に出してしまった。
しかし、ここで話は終わらない。R君が廊下に出された後、別の男の子O君が「そんなこと言うならR、自分が自殺すればいいのに」と発言したものだから、末娘が言うには「先生、もっとすんごく怒った。とにかく怒ってた。」
自殺なんて何を言ってるんだ。とんでもない。命の大切さを考えろ。
そしてO君まで一緒に廊下に出されてしまったそうだ。
その後も1時間くらい命の大切さについてお説教が続いた、らしい。
確かに不謹慎な歌ではあるけれど、果たして、そんなふうにクラスの子供全員の前で叱りつけるってどうなんだろう。それで子供たちになにか伝わる?
末娘に関して言えば、実際は先生がすごく怒った事実ばかりが心に残っていて、先生が一番伝えたかったであろう「命の大切さ」についてはほとんど印象に残っていない様子だ。
そりゃそうだろうね。命の大切さ、なんて言葉にしてしまったら薄っぺらいもの。まるで実感こもってないもの。
宮崎駿も言ってるよ。「命を大切にしないヤツなんて大嫌いだ」というセリフに関して、言葉にしてわかることなんて最初からアニメにしないと。




杏梅酒

この日につけこんだ杏梅酒、ちょっと早いけど、もう飲めるようなので早速おためし。
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ルビーみたい!
普通の青梅でつける梅酒より、ちょっとアクが強いような。ザクロのような酸味。これはきっとポリフェノールの味?


お手紙を書く

昨日の花月研究会のお礼の手紙を大先生あて書いて投函した。
朝礼でも大先生がお弟子さんたちからもらう手紙がだんだん進歩してきたとお話されていた。お茶会やお茶事があるたびに、お礼の手紙をみなさん先生宛に書いて送っているらしい。だからといって強制ではないのだが・・・。
昨日からの疲れと知恵熱と夏バテで寝込んでしまった私だったが、今日のお昼過ぎに目覚めたとき、先生へのお手紙の文面がぱっと頭に浮かんだので、早速書くことにした。
無意識に手紙のことを気にしていたのだろう。
これから何年この社中でお稽古が続けられるかわからないけれど、私の手紙も進歩するかもしれないので、備忘録として記録しておこうと思う。

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母と娘

昨日の花月研究会で、大先生は8月で84歳になったとおっしゃっていた。途中から、先生の娘さんも登場されて、大先生の横にすわって、大勢のお弟子さんたちの花月を見守っていらした。
娘さんはたぶん私と同世代だろう。自分の母親がこんな大勢の人数をかかえる社中のトップだとどんな感じがするんだろうな。
お嬢さんがとなりにいると、いつもは厳しい顔つきの大先生もどこかやわらかな雰囲気になる。
そうすると私は自分の母のことを思い出して、ちょっと涙が出る。そうでなくても私は大先生に自分の母を見てるんだから。
もっともっと生きていて欲しかった。