「 2014年05月26日 」一覧

きょうのつぶやき

23:50
雨足が強くなってきた。 http://t.co/Z0cysndjaB
23:06
お友達の後輩(!)らしいんだけど、いやー、面白い!クリップ。独りでやさしさに包まれたなら: http://t.co/od7HgEe9iT via @YouTube
18:43
帰宅してすぐ、残ってたおまんじゅう食べて一人お抹茶したよ。幸せー。(でもこれから晩ご飯の支度せねば・・・) http://t.co/CfAmQzHJZL
17:11
@finalvent 子供のころ、栗田ひろみに似てるってよく言われたけど、彼女の顔、あんまり好きじゃなかったなぁ・・・
16:30
facebookでお友達がシェアしてた記事をこちらでもクリップ。かっこいいなー。桃井かおり、停滞する日本映画業界について語る | BLOUIN ARTINFO http://t.co/cRKt8unBNW
08:00
daily minaho is out! http://t.co/iZTIEsnofN Stories via @study2007

お茶事、裏方のお勉強

昨日は、いつも茶道教室でお世話になっているUさんに誘われて、Uさんのご主人が亭主を務められるお茶事の水屋にはいらせていただいた。
正午の茶事で、場所は川口。A班のメンバー全員がお手伝いに入る。ST先輩が車を出してくださり、朝6時45分に待ち合わせて、その後SGさん、Kさんを次々拾って現地へ直行。Uさんご夫妻もご自宅から、お茶事で使うお道具や、お料理道具、食材をたくさん車に載せて向かわれる。私たちはUさんご夫妻より少し遅れて到着した。まずは駐車場の車から水屋へ荷物を運ぶ。荷物を水屋に置いたら、寄り付きに使われる部屋をお借りしてご夫妻にご挨拶をし(みなで3000円ほど集めてお礼のお品をKさんが用意してくださっていた)、おもむろにエプロンをつけて作業開始。
向こう付けはすでにUさんが前の晩に家で作ってきてお持ちになっている。当日作るものは、お味噌汁(カブを切ったり茹でたり味噌を溶いたり)、煮物碗のおつゆ、煮物碗だねとしてお持ちになった鮎の風干し(これもUさん手作り)を焼いたり、椎茸を煮たり、そうめんを茹でたり、絹さやを茹でたり)、焼き物(前に大先生のところで出た鯵の竜田揚げ。アジの小骨取り、切ったり、片栗粉をつけたり、揚げたり)と八寸(サーモンとチーズの蛇籠レンコン蒔きとしし唐のさっと焼き)を作る。
何を置いても一番最初にすることは出汁を取ること(プロの人は、出汁を取るとはいわず、出汁を引くと言うんだそうだ)。大きなお鍋にミネラルウォーターを入れて、とても立派な昆布でKさんが出汁を取り始めた。沸騰までは行かず、ある程度泡が出たところで昆布を引き上げて、今度はこれまた立派な鰹節を大量にお鍋に投入。火を消して沈むまで待つと、それを網で漉したら、黄金色の美しいだし汁が出来上がった。だし汁だけ味見させてもらったけれど、甘い。味が濃い。これだけで十分おいしい。私は器を清めたり拭いたりする仕事をしていたので、詳しいことはわからないのだが、もしかしたらUさんが昆布をあらかじめ水につけておいたその水とミネラルウォーターに火を入れたのかもしれない。今度確認してみよう。
使う器を全部清めてしまったら、蛇籠レンコンの切り方を習ったり、お豆腐をすり鉢ですったり(これもプロの人はあたり鉢であたる、と言うらしい)、アジの小骨を抜いたり、絹さやの筋を取ったり、言われるままに働いた。
蛇かごレンコンの切り方は、ネット調べてみたら、レンコンの桂むき(レースレンコン)として、このサイトに載っていた。切った蛇籠レンコンは甘酢につけて柔らかくしておく。レンコンがちょっとしかなくて失敗が許されなかったのでかつらむきは全部Uさんがなさり、私は、中身となるクリームチーズを切り、アサツキを切ってバットにセットする仕事をさせてもらった。
向こう付けは季節の野菜のゼリー寄せにみそ漬け豆腐とわさび漬けをすり鉢で良くすったものをソースとして添える。みそ漬け豆腐をなめらかにすり鉢ですると、こんどは味を見ながら山葵を足していく。ゼリー寄せにこの特製ソースを落として完成。
おみそ汁はカブ。葉っぱを残して切り下ゆでしたものをおみそ汁の具にするのだ。こちらは先輩方が全部なさっていたので私はノータッチ。
ご飯は席入りが済んだら火をつける。教科書などには湯炊きの方法しか書いていないが、Uさんはいつも最初のご飯は圧力鍋で炊き、圧は強制的に抜いてしまって炊きたてご飯として供しているそうだ。先が水平に切られたおしゃもじで一文字になるようにもりつけるところも拝見させていただきました。(表千家は丸く盛りつけるけれど、裏千家は一文字に盛りつけるのだ)
一番最初の折敷をご亭主に渡して残りの3人分の折敷も次々と盛りつけて渡していくときは本当に時間との闘いだ。お客様を待たせてはいけない。冷めてもいけない。素早くでも美しく盛りつけないといけない。私は遠巻きに先輩方を見ているだけ。
折敷が全員分出たと思ったら休む間もなく、お酒を満たした燗鍋と酒杯を亭主に渡す。そして飯器の支度。こちらには、炊飯器で炊いておいたご飯をいれる。盛りつけ方も難しい。UさんがSGさんに厳しくダメ出し!
飯器が出たと思ったらつぎは汁替え。これも素早く美しく間違い無くやらないといけないので先輩方はすごく大変。しかも風炉の時期はいちいち塗り物の蓋には一々、露打ちをせねばならないし(霧吹きでシュッシュとやってました。)。
もちろんこれらも私は遠巻きに拝見。
汁替えが済んだら今度はいよいよメインの煮物碗。STさんがコンロに網を載せて、Uさんが下ごしらえされてきた鮎の風干しをあぶり始める。あぶり終わった鮎の端を少し切りそろえてお碗に入れる。Kさんが煮付けた椎茸を添え、STさんが茹でたそうめんを流しそうめん風に添えたところに私が筋取りしてKさんが茹でてくれた絹さやをUさんが切って鮎の上に載せ、そこにKさんが出汁を張る。最後に山椒の実を二つくらい載せ蓋をする。露打ちして完成。これを4人分!目が回る流れ作業だ?。私は何もせず呆然として拝見。
そうこうするうちにつぎの焼き物が迫る。煮物碗が出終わると同時にSGさんがアジを揚げ始める。こちらは一皿に盛りつけるので少し楽かな。私は、木の芽の葉っぱのみ取る作業をする。こんもりと持ったアジの竜田揚げの上に、木の芽の葉っぱだけをぱらぱらと散らすのだ。
預け鉢は、九条葱とホタテのぬた。菓子鉢かと思われるような深めの、紫陽花柄の器にこんもりと盛ると、紫陽花の葉っぱの色と九条葱の色がぴったりで、とても美しい。ネギの処理はいつの間にかKさんが済ませていて、ぬたの酢味噌はSTさん、SGさんがやはり作り終わっていた。ホタテの表面はUさんがバーナーで焼き付け、4つ切り。北海道からの到来物とおっしゃっていたが、とても大きな立派なホタテだった。
飯器が戻ってきて二度目の飯器の準備。
亭主相伴のため、Kさんがご亭主と半東さん用のお食事を用意する。全部とはいかないけれど、出せるものを出して食べて頂く。
器もどんどん戻ってくるので、洗おうと思ったけれど、お料理を出すことを優先するので、とりあえず棚に載せて洗い物は後!と言われて納得。
小吸い物は梅干し。気付いたらもうできていて、きちんと見る事が出来ませんでした(><)なぜかというと、私は八寸のために上記の蛇籠レンコンを使ってサーモンを一生懸命巻いていたから。kiriという小さなクリームチーズを3等分し、浅葱をやはり3センチほどに切りそろえておいたものを、サーモンの上に浅葱、チーズの順に載せてmくるりと蒔く。やわらかくなった蛇籠レンコンでさらにそれを巻くと、レンコンの穴から赤いサーモンがのぞき、とてもきれいなのだ。(もちろん食べてもおいしい!家でも作ってみよう。)
その隣で、さきほど鮎を焼いていた網で今度はししとうをSTさんが焼く。焼き上がったししとうをUさんがたれ(?)にくぐらせて、SGさんが八寸にもりつける。私の巻いた蛇籠レンコンサーモン巻きもSGさんに渡して八寸に盛りつけてもらう。忙しい!
千鳥の杯は省略と聞いて、大急ぎでKさんとSTさんが、ご飯をフライパンで焼き始めた。私はお漬け物の水茄子を裂く。最初にUさんにやってもらって後はそれを真似して。器の大きさに合わせてUさんがそれを切り、すでに沢庵と紅大根を盛りつけてある器に茄子を足して完成させる。STさんが湯桶におこげを入れたらSGさんがお湯を注ぐ。長四角のお盆に湯桶と香の物をのせ、湯の子すくいもセットして、半東さんに渡すとほっと一息ついた。
お食事が終わり、食器が下げられると、初炭、お菓子、中立となる。Uさんは席中を改めるお手伝いに行ってしまったので、私は水屋で洗い物のお手伝い。おもに拭く係。洗っていると銅鑼が鳴った。水屋とお茶事会場は廊下をはさんですぐだったので、お濃茶の間は洗い物もしないで静かにするように、と。水を流す音も聞こえてしまうものね。
でも、昨日のお客様はにぎやかで、お濃茶の途中から、楽しそうな会話が聞こえ始めたので、洗い物も再開した。
ほぼ食器を洗い終わり、拭き終わるころ、お茶席の方はお濃茶からそのまま続きお薄になった模様で、12時から始まったお茶事も3時ちょっと過ぎに終了した。
お客様の写真撮影などお手伝いしてさしあげた。
水屋の方では、残りのアジをSTさん、SGさんが揚げてくださり、やっとみんなの食事の支度が整った。椅子がなくて立ち食いだったけれど、今日お客様にお出しした懐石料理を美味しく頂戴した。特にUさんが家で準備して盛ってこられた野菜のゼリー寄せ味噌豆腐ソース添えが絶品。そして、蛇籠レンコンサーモン巻き。
お片付けに入る前に、Uさんご主人がお茶室で、今日のお菓子でお茶を点ててくださる。有り難く頂戴しました。
お茶室のお花、オオヤマレンゲの真っ白な蕾が、大きな水盤のような花器に生けてあってすごく素敵だった。
お茶を頂いた後はひたすらお片付け。お掃除。お道具の箱詰め。終了したのは5時過ぎだった。
私は当日のほんの少しだけの時間をご一緒させて頂いただけだけれど、Uさんはもう1ヵ月以上前からお料理の準備、試作、食材探し等々でずっと準備をし続けていらした。
おもてなし、って本当に大変なことだ。
それを嬉々としてやっていらっしゃるUさんご夫妻は本当にお茶事が好きなんだろうと思った。
私は・・・どうなんだろうなー。
自分が人をお招きしてお茶事を開く姿がまだ想像できません。