「 おけいこ日記 」一覧

4月の日曜稽古:初炭、後炭、茶碗荘りの薄茶

日曜日は8時半から準備を始めて、10時に蹲を使って席入り、朝礼、そしてお稽古、終礼、午後1時に午前の部は終了する。1時から2時の間に、お炭を直したり水屋を整え、簡単な食事をして、午後のお弟子さんを迎える。2時から午後の部が始まる。5時ごろまでお稽古が続き、そのあと終礼、片づけ。完全に終わるのは5時半過ぎ、6時近くになることもある。
午前の部はAルームはUさんの担当で、お弟子さんが3人。Bルームは代稽古のSさんが先生で、2~3名のお弟子さん(振替の方含む)を見ている。KさんはUさんの補佐役。
私は時によりUさん部屋に入ったり、Sさん部屋に入ったり。午前だけ、午後だけ、という人もいれば、私のように午前、午後通しでお稽古をする人もいる。
この日の朝の準備で、私はBルームの炉中を担当した。湿し灰を最後にまくのだが、水屋用の灰器と、お手前用の灰器を一緒にしちゃ、絶対にダメ!とUさんから教わる。でも水屋仕事だから、必ずしも灰器を使わなくてもいいし、新聞紙に篩った湿し灰を載せてそこから蒔いてもいい、と言われ、新聞紙に2か所分の湿し灰を篩って作り、先にBの炉中に撒き、Kさんが使えるようにと思ってAルームの炉の横に新聞紙ごと置いておいた。
ら、叱られたー!
湿った灰が載っている新聞紙をじかに畳に置いて、万が一畳にシミができたらどうするの?少なくとも新聞2枚にして使うなり、下にもう一枚敷いた上に置くなりしなくちゃ!
ああ、全然考えなかったよ。言われないとわからないことって本当にたくさんある。
私が整えた炉中についてはきれいにできている。強いて言えば湿し灰をもう少しまんべんなく蒔くこと。と言われ少しだけほっとしたことだった。
お稽古の方は、朝一番でUさん部屋(Aルーム)で初炭手前をした。本来なら自分が整えた炉中を使って炭手前するところだけれど、Sさんのお弟子さんがBルームで初炭手前を行うため、私がAに回って、Kさんが整えた炉中で炭手前をさせていただいた。
せっかく素晴らしく美しく炉中が整えられているのに、私の炭手前はダメダメ。あれほど練習したのに、やっぱり火箸がそろわない!お香が火に近すぎて煙がでちゃうし、さらさらと蒔くはずの灰は灰匙からぼろっと落ちるし(^_^;)まるで良いところなし!これが炉の最後のお稽古かと思うと情けないですが。
初炭手前が済むと、Uさんのお弟子さんたちのお稽古を拝見しつつお客様役を1回。Bルームに移って、Sさんのお弟子さんが台天目のお稽古をするのを拝見させていただきお客様のお勉強。
午前中はそんな感じで終了し、午後一番で、再びAルームで、今度はSさんご指導の下、後炭手前を見ていただく。きちんと後炭手前をしたのは初めてだったので、炉の最後に間に合ってよかった!まだわからないことは多いけれど、一度もやらずじまいよりは、やっておいた方がいいに決まっている。
炉中を整える勉強をしていたので、ところどころはよくわかった。(ずぶ茶巾で釜をふくところとか)
その後、Bルームに移って、Uさんの午後のお弟子さんが点てるお濃茶をいただいたり、お薄を点てて差し上げたり。そのお薄点前を茶碗荘りで行ったので、茶碗の問答のところで、Uさんにかなり絞られた^^。自分の道具なのに古帛紗まで添えちゃって立派な茶碗でございますって荘るくらいなんだから、それに見合ったストーリー、謂れが無いとダメでしょう?と。そういう想定問答もお勉強のうちなのだった。(お道具の勉強とか、亭主と正客の会話の勉強とか)
来月はもう風炉だなぁ。朝、灰型やらないといけなくなるのかしらん(怖)
帰りはUさんを迎えにいらしたUさんご主人の車に乗せてもらって家の近くまで送っていただきました。ありがとうございました!


4月2回目のお稽古:炭付花月、仙遊

先週土曜日の記録。
この日はリーダーUさんがお休み。前の日にサブリーダーのKさんのお宅に大先生から直接お電話があったそうだ。Uさん不在のお稽古内容についてのご指示もあったけれど、何よりも、Kさんが書かれたお茶会礼状の中に、大先生の心を打つ言葉が書かれていて、とてもうれしかったとお話があったのだそうだ。
当日、大先生は当該部分を切り取ってわざわざ厚紙にきれいに貼ってお持ちになり、朝礼のときに読んでくださった。
 茶の心とは
 とても優しい響きですが
 敬う心 正しく行う心
 教えを守り続ける厳しい心
 穏やかで豊かな心
 楽しませる心
 数えきれない心があり
 改めて茶道の深い意味を
 感じた一日でございました
大先生が感激したのにはわけがある。
お茶会のときには、大先生の亡きご主人が「茶の心」と銘をつけられた茶杓(大先生作)が必ず床の間に荘られる。もちろん、お家元や偉い方の茶杓が真ん中で、ご主人の茶杓ははじのほうに添えるように荘られる。
でも今回は、昨年来ご病気とかいろいろ大変なことがあったけれど心機一転また新たな気持ちでスタートしようと大先生は思われて、いつもは炭に荘っている「茶の心」茶杓を真ん中に移動されたのだそうだ。ご主人に語りかけながら。
そうしたら、お茶会のあとに「茶の心」の答えが返ってきた!
ということで大感激されたのだった。
Kさん、さすが!
さて、お稽古は、まずは炭付花月。Uさんの代わりに私の大好きなK先生に応援に入っていただいて執り行われた。私は一の花で一番楽な役回りだった。
大先生はKさんのお手紙のこともあってか、この日はとてもご機嫌麗しく、炭付きが済むと、炉の最後の日だから仙遊をしましょう、とおっしゃる。Uさんがいらっしゃらないのに仙遊?!A班のだれもが真っ青になって(ウソ。私だけです)大急ぎでお支度をする。仙遊は且座と違って廻り花なので、お花は多めに必要になる。下の水屋からもお借りしてどうにか花台が整った。この日私は、山吹と都忘れをお持ちしていたので、それももちろん動員された。仙遊をするかどうかいつもわからないのに、必ず志野袋やお香を携行しているKさんってすごい。ほどなく支度が出来上がる。
私のお役は東。お仕事としては全体の進行と濃茶を練ること。廻り花なのでお花は入れるし、お香も聞く。濃茶を練った後、且座と違って中仕舞したらすぐ席を立って座に加わり、一緒に濃茶をいただく。濃茶を飲み終わったら点前座に戻り、中仕舞を解き、水を一杓入れ、帛紗をつけると客付に周り、薄茶は花月でいたしますと御挨拶。お茶碗が戻ったところでお湯を入れ小すすぎする。その間、半東は、水屋から折据を載せた菓子器を持ち出し、正客の前に出す。東はこすすぎした茶碗をつぎの薄茶点前のことを考えて少し前について置く。正客が干菓子器を持って立ち上がるとき一緒に東も、半東も連客も一斉に立って四畳半に席入り。薄茶は三服点て。仕舞花の人は茶入茶杓仕覆の拝見を受ける。拝見物を出したら、建水をもって三歩下がって建水を置いて帰る。半東が建水を取りに出て、茶碗を引き、水差しに水をつぎ、下がる。拝見物が戻り、半東が取りに出ると同時に、東は正客のところに戻っているお菓子器を取りに行って一緒に総礼。東が先に水屋に下がり半東も続いて下がる。再び二人で出て送り礼。客は袱紗を懐中し退席する。
午後は、新しく入った方が茶入荘のお稽古をするところを拝見する。


春の懇親茶会2014

昨日は大先生のご自宅お茶室を3室お借りしての社中懇親茶会だった。
土曜日A班は、他の曜日の重鎮さん二名と一緒に広間の薄茶席を担当した。ときどきn先生がヘルプに入ってくださる。
床の間には、淡々斎筆「落花開戸入」。お花は唐物籠に季節の花が美しく入れられている。お香合は仁清写しの結び玉梓。釣り釜に吉野棚、雲錦蒔絵の長棗にほっそりとしたオランダ水差し、赤い炉縁には黒の老松が描かれ、風炉先屏風は網代のモダンな意匠。とても良いお席だったのだが、いかんせん、人が足りない!後見(席主)、半東、亭主、お運び、水屋を実質5人で回さないといけないので(重鎮さんお二人には後見以外あまり頼めないし、n先生は出たり入ったり)目の回るような忙しさ。お点前は当然2回以上回ってくるし、水屋で茶筅振りも時間との闘い。でもおいしくお茶を点てないといけない。前回、おやかんに差し水をしながらお湯の温度調整をしたらお茶がカルキ臭かったので、ブリタ浄水器を持ち込んだ。これが大成功。少なくともカルキ臭さはゼロだった。
そんなこんなで、3席あるうち、自分たちが担当する席に朝、入れさせていただいたあとはずっと働き詰だった。最後の最後に、お濃茶席の方たちが私たちのために一席もうけてくださり、A班の先輩方と広間席を担当した重鎮さんお二方、濃茶席の重鎮さんとご一緒に小間に入ることが出来ました。席主は私の大好きなK先生。お軸は藤原行成筆 亀山切れとのことだったが(妙に新しい感じがして、写しじゃないかな、とちらっと思ってしまったけど(追記:美術印刷というコピーだそうです))伊勢の「年を経て花の鏡となる水はちりかかるをや曇ると言ふらむ」紀貫之の「山たかみ見つつわが来し桜花風は心にまかすべらなり」の二首が美しい料紙に美しい文字で書かれていた。昔々、紀貫之や藤原行成の臨書をしたことを思い出しながら拝見した。お花はいつものお稽古場の裏に咲いていたという薄桃色の椿が一輪。笛の形の細長い花入れに。香合はしょんずいの型もの香合で、橋杭。お茶碗は黒楽茶碗で「俊寛」写し。お抹茶は萬風の昔(辻利園)だった。この日、VIPのお客様が見たがったとのことで、お茶室の突き上げ窓が開いていたので、午後の風が本当に気持ちよく茶室を吹き抜けていて、一日の疲れも吹き飛ぶような心地よさだった。


4月1週のお稽古:炭付き花月、お茶会の稽古

半月ぶりのお稽古でどうにも調子が出ない。その割りに、小間の花を入れなさい、と言われたりして焦る。お花、全然うまくいかない。持っていった花蘇芳とUさんが持ってきて下さった貝母を合わせて入れるのだが、うまくいかないまま時間切れ。朝礼後に炭付き花月のお稽古に入ったら、新規入会希望のお客さんが二人いらしてしまった。出来損ないのお花の入った小間にまっすぐ入られてしまったので、内心、恥ずかしいやら申し訳ないやら。
炭付き花月では仕舞い花があたって薄茶を点てていると、大先生がお茶を所望されたのでそのまま私の点てたお薄茶が大先生のもとへ。おいしいと言っていただけたのでほっとした。別のお茶碗を持ってきて下さったので、もう一碗点てて出す。
その後、お茶会のお稽古ということで、A班担当広間のつもり稽古。亭主STさん、半東Kさん、後見Uさん、お運びがSGさんと私。お客様役はB班、C班の方々及び代稽古の先生方。フルメンバーがAルームに入ってなかなか壮観(?)だった。お菓子を運び出し、空の茶碗をもってお運びの練習およびお茶碗を引く練習をする。
早めのお昼の後はお茶会の自習。吉野棚を使って薄茶点前。
沖縄のおみやげ冬瓜漬を持っていったので、先輩方に召し上がっていただいた。タイミングが合わず、大先生に差し上げられなかったのが残念だった。
お片付けのとき、小間に入れた花を見たUさんに呼ばれる。こうするといいんじゃない?と入れ直して下さったら見違えるように素敵な花になってびっくり。
花入れに対して斜めに花をさし、微妙なバランスで止まっている。花蘇芳は私が切っていったものなのをご存じだったので、切るときから花入れにどのように入れるのか、どんなふうに入れたいのか考えて枝を選ぶのよ、とアドバイスをいただいた。
私は、花を切るとき、“私を切って”と呼んでいるような気がする枝を切る。こんどはそれに加えて、自分はどんな風に花を入れたいのかも考えながら切るようにしないといけないのかな。


3月3回目のお稽古:炭付花月、貴人清次花月、吉野棚で薄茶点前

先週土曜日の記録。
前回お稽古時のお話では今週は大炉で逆勝手ということだったのに、行ってみたらまさかの貴人清次花月。
大先生は病院立寄りで到着が遅れるので先に炭付花月を済ませておくように、とのご指示だった。
お炭手前はKさん、亭主がSGさん。今日はSTさんがお休みだったので、代稽古のNGさんに加わっていただく。私は初花を引く。
貴人清次花月では、私は貴人役をさせていただいた。月を引くと、次客のUさんがお茶碗の取次などしてくれる。花を引くと、替札は取るが、席に札を残して点前座に向かう。貴人清次花月は初花も難しいけれど、仕舞花がたぶん一番難しいと思う。難しい、というか、面倒なのだ。
貴人清次花月を同じ役回りで2回行う。2回とも貴人役でなんだか申し訳ないような感じでした。
午後は、来月に行われるお茶会のお稽古で、寒雲卓の中板をはずして吉野棚に見立てて薄茶のお稽古。
Uさんに見ていただく。
夜はUさんの手引きで別の勉強会に参加。たまたま釣り釜があったので、炭を次ぐお稽古をさせていただいた。あとはお軸やお茶碗のお勉強。


3月の日曜稽古:初炭手前、唐物、貴人薄茶ほか

昨日の記録。
朝いちばんで、Bルームの炉中を任される。
炉縁をはずし、釜をあげる。炉正面にタオルをしき、炉の横に新聞紙をひろげ、底取とふるいをつかって、炉中の灰をふるっては細かい消し炭やらごみを新聞紙の方に取っていく。
ほぼきれいになったら、底取で真ん中をひらたくしたら、水屋用火箸で四隅をかきあげていく。
形ができたら、湿し灰をまんべんなく蒔く。
本来ならお釜には水をたっぷりいれて炭で湯をわかすのだが、おけいこなので、水を一杓いれてあとはわかしたお湯を入れる。
炭は下火となる3本を火おこし器に載せ、ガスを使って熾す。
水屋用の炭斗を持ち出し、羽、香合、釜敷を定位置にいたら、湯が入った釜をはこび釜敷の上に置く。鐶をはずして、炉中の具合をUさんに見ていただく。OKがでたら、香合を取って埋め香。埋める場所は、炉の真ん中。火がつかないようにね。
次に、火おこしが済んだ下火を火おこし器ごと台十能にのせ、よく絞ったタオル(これは万が一のときのために)を持ち、炉の前に戻る。Uさん曰く、下火を入れていない炉中は、だれも足跡をつけていない雪原。そこに下火を3本置くのだから、変な足跡をつけないように、位置をよく狙って置くこと。そして、炭は、火が呼び合って熾きていくものだから、下火の火がついている方を真ん中に向き合わせるように。(火がついている方が上になる。)
下火の置き方には二説あり、ふだん大先生のお教室では、頭をくっつけて足元を開ける置き方。もう一節は、頭をくっつけずに平行に(垂直に)3本立たせる置き方。私は頭をくっつけて置く置き方しか知らなかったし昨日もそのように置きました。下火を入れたら、台十能を片づけ、炉の正面に向いて座り、?を釜にかけ、釜をかける。釜敷をしまったら、釜の傾きなど再度チェックし、よいとなったら?をはずして炭斗へ戻す。
炉縁をはめ、いままで敷いていたタオルであたりを拭いてきれいにしたら蓋を切る。炭斗とタオルを片づける。
この流れでお稽古は、一番最初に初炭手前をさせていただいた。指導は代稽古のS先生(先月からS先生が日曜日も指導に来られるようになった)。火箸の扱いはだいぶうまくなったけれど、羽の扱いがまだまだ。羽箒は閉じ紐の上は持たない。その手前を持つ。
炭手前が終わったら、唐物のお稽古。ところどころ手が止まるがなんとか終える。S先生に一緒にみていただいたSGさんは台天目。お客様にお茶を出すとき、客付に回るが、そのとき、炉縁の外隅を中心にすわるのか、3センチはずすのか(拝見物を出すとき同様)、どちらなのか、話題が出たけれど結論は出ず。
台天目が終わると、SGさんが後炭手前をしてくださったので、そちらも見学させていただいた。後炭は機会があまりないので勉強になった。後炭をするころには、胴炭まで火が回ってほとんど燃えているのが理想。ジョウをはずして胴炭を割り、中央に寄せて、もと胴炭があった場所に、輪銅を置くのだそう。昨日は胴炭まで火が回っていなかったので、胴炭はそのまま残し、斜め上の空いたスペースに輪胴を置いたけれど。毬打や割毬打を置く位置は初炭と逆側。これは先日の五事式廻り炭のときに勉強したはずだが、改めて後炭手前を見ると、ちょっと驚く。お昼までにちょっと間があったので、貴人の薄茶点前をする。
午後は日曜午後のお弟子さんたちのお稽古につきあってお客様役ばかり。正座の時間が長かったので膝が少し痛くなりました。


3月2回目のお稽古:且座(東)、釣り釜の扱い、唐物(自習)

今日は久しぶりの且座。私は東のお役をいただく。(私はしばらく東で行くことになった。)半東はSGさん、お香がKさんで、お炭はSTさん、お花はUさん。今日は、昨日近所の花屋で見かけた啓翁桜と菜の花を買って持っていったのだが、両方使って頂けて嬉しかった(^_^)春らしいお床になった。
濃茶手前は久しぶり。家で四方捌きの練習をして行ったので、却って緊張してしまう。ふだんやらないことはやるものじゃないね。イメージトレーニングだけの方が緊張しなくて済むみたい(苦笑)。
最近、お稽古場ではお抹茶を節約しているので、今日も茶入に入っている抹茶がとても少なく、濃茶とは言えない濃さの濃茶になったけれど、一応先輩方は全員美味しかったと仰ってくださり、ほっとしました。(先輩方お優しい!)
且座が終わると、小間に移動して、Uさんのご指導の下、釣り釜の扱いを学ぶ。来月の懇親茶会では、A班のメンバーは全員釣り釜の薄茶席なのだ。お手前だけでなく、半東も交代で務めるので、炭を足す手順を習う。
まず水屋用の炭斗を持ち出し、炉の横に据える。羽根をおろし、香合を出す。火箸は水屋火箸なのでそのまま。鐶も釣り釜にすでについているので無し。
帛紗捌いて蓋を閉める。一膝進んで、左手でつるを下から支えるように持ち、右手で鎖の中つりを小上げ(3目ほど)する。釜が揺れたら、しずかに鎖にそって手を下ろしていって左右につるを伝って両側の鐶に触れてじっとしていると揺れが止まる。次に釜敷きを取って定座に置き、右手で右の鐶、左手でつるを上から握りこむように持って、静かに釜を上げ、炉縁や炉壇にぶつけないように釜敷きの上に置く。つると鐶を持ったまま、一膝釜の方を向き、右手で右の鐶からつるをはずし、鐶は釜に預ける。つるを右手に持ち替えて左も同じように鐶からつるをはずし、釜に預ける。外れたつるは、当日はお棚があるはずなので、風炉先屏風に立てかける。風炉先屏風を突き破ってはいけないので、怖かったら屏風の向こう側(勝手付きの壁)でも良いとのこと。炭手前だったら釜を左へ移動していくところ、水屋仕事なので釜の位置はそのままで、鐶をはずし、釜の左側に置く。大きな鐶なので、鐶の合わせ目のところをつまむようにして持った。
炉の正面に向き直り、炉中を直すのだが、鎖が邪魔なので、もう一度中釣りを上げる。まず鈎を下からささえるように左手を添えたら右手で中釣りをはずして5目ほど上に繰り上げる。こちらは大上げと言う。
水屋火箸を取って炉中を整え、必要に応じて炭を足し、香を焚き、火箸、香合とも炭斗に戻す。
水屋に下がって、口に蓋置をかけて、ずぶ茶巾を載せた腰黒やかんを持ち出し、釜の左に置く。このとき、やかんの向きは真横。(斜めに適当に置いたら注意されちゃいました。)まず蓋置を右手ではずして扱って釜の前に置く。ずぶ茶巾で釜の蓋を持って開け蓋置に置く。そのまま茶巾でやかんの口蓋をあけて水をさす。置いて口蓋を茶巾で閉めたら、茶巾で蓋を持ち釜の蓋を閉める。茶巾を蓋上にあずけたまま、蓋置を扱ってやかんの蓋にもどす。左手で釜の蓋のつまみを押さえ、ずぶ茶巾で蓋を向こう、手前とふく。左手をはなして(膝上に置き)、こんどは右手だけで、釜の胴の向こう側を左から、鐶から鐶、胴から胴と二文字でふき、手前側を肩から胴までつの字にふき、茶巾をやかんに戻す。
やかんを下げたら、もう一度炉の前にすわり、再度鎖を戻します。先ほど大上げをしたので、今度は大下げ。上げたとき同様左手で鈎を支えるように持ったら、右手で中釣りをはずして5目ほど下げる。
釜の方に向き直ったら、鐶をとり(左手で左側を取る)釜にかけたら、いったん釜にあずけ、つるを取り上げ(片手で?両手で?)こんどは左側から鐶にかけていく。再び、左手でつるを、右手で鐶を持ち、炉正面に向いたら、炉縁や炉壇にぶつけないように気を付けてかける。
釜敷きを仕舞う。
最後に、もう一度小下げをする。左手でつるを下から持ち釜を持ち上げるように支え、右手で中釣りをはずして三つほど下げる。高さを見て、揺れを見て、揺れるようなら静かにさせて、終了。炭斗を持って水屋に下がる。
お手前の練習はさせて頂けなかったけど、これは次回以降かしらん。
午後の自習は、四ヶ伝をやりなさい!やらないと忘れちゃうわよ!という大先生のご指示により、唐物。こちらも久しぶりだった。おおむね覚えていたけれど、間違えたところもある。手持ちのノートを見て復習する。