角食パンを焼いてみた

今年のバレンタインで、初めてチョコパイを作ったのだが、その時に買った強力粉が残っていたので、自家製パンに挑戦すべく、一週間ほど前にスクエア型のパン焼き型を購入していた。今日やっと空焼きして、パン焼きの準備を整えた。

ネットで調べて、最もシンプルと思われるレシピを参考にする。
クイジナートで生地はあっという間に出来上がり、一次発酵までは初心者にしてはなかなかスムースに進んだ。ホントにぷっくりと膨れるのねー(驚)。

がしかし。
問題は二次発酵だった。

参考レシピでは28度のところで約1時間とあった。他のレシピでは35度くらいで30分、湿度は80%くらい、などとも書いてある。
うちのオーブンはごくごく普通のガスオーブンなのでスチーム機能は無い。28度設定はあったので温度は28度にして、お湯を張ったボウルを2個くらい入れてみた。30分ではほとんど変化無し。1時間で、ちょっと膨れてきたかな。でもケースの半分までもいかない。不安になって更に色々調べてみると、パンは生き物なので、季節など様々な条件によって時間がかかる場合もあると書いてあったので、もうあと1時間ほどタイマーを延長して気長に待ってみたら、何とかケースの8割くらいまで膨れてくれた!(もしかしたら温度はもう少し高めの方が良かったのかも・・・)

山形パンではなく、角食パンが作りたかったので、油を塗った蓋をきっちりしめて、180度に予熱したオーブンで20分焼くと、出来上がり!

上から見るとまあまあきれいだけれど、実は型からなかなか出てくれなくて、少し脇からナイフを入れたので、側は削れてこんな感じ。

切ってみると一応スポンジのような穴もありパンらしい断面!

型は使い込めば使い込むほど、するりと抜けるようになるそうだ。
今日は初めてだったので、苦労してパンを取り出した後、こんな風に生地がくっついていた。

焼きたてパンはあったかくて、ふわふわで、美味しかった!
子供たちにも味見をさせたら、まずは、家で普通にパンが焼けるのにびっくりして(見た目もパンらしかったし)、次に食べてみて美味しいので二度びっくりしていた。(私も驚いたよ(笑))

ちなみに、今日の材料の配合は、主に馬嶋屋菓子道具店のレシピを参考にしました。(スキムミルクは買っていなかったので牛乳で代用)

 強力粉    196g
 砂糖     12g
 塩      4g
 ドライイースト 1.2g
 牛乳     40g
 水      97g
 無塩バター  12g