上娘が中学生の時はそんなふうじゃなかったなぁ、ということが、末娘の中学では良くある。
制服が厳しく決められていて靴まで決まってる、とか、スキー教室に日焼け止め持っていってはいけない、とか、教育相談がイジメ調査(チクリ勧奨)みたいだったり、美術のテストでどう考えても合ってるのに配点ゼロだったり(本質の理解より、授業を聞いているかいないかのチェック)、とか。
今回の不思議は、京都奈良に行く修学旅行の持ち物のこと。カメラダメ。双眼鏡ダメ。
末娘はお寺の鬼瓦を見たい、という野望があった。写真も撮りたいし、できれば双眼鏡で良く見たい、と思って、カメラと双眼鏡を持っていきたいと希望を出したらしい。カメラは持っていきたい子が多く、他の子も賛同してくれたようだ。
しかし、両方ともダメと言われた。
そこで、実行委員会(生徒の)にお願いしてもう一度先生方にお願いするように頼んだ。
しかし、またダメと言われた。
カメラについては、そういう高価なものを持っていって責任が取れない、という理由だったらしい。双眼鏡も、責任がどこに生じるかということよねぇ、みたいなことを言われて、とにかくダメ。
末娘曰く、責任が生じるとしたら,アタシ!!だからどこに生じるかとかそういう問題じゃ無い!!
持っていきたい理由を言ってもそんなふうに返されるので、末娘は、もう仕方が無いと諦めたそうだ。
末娘の中学は、何につけても、まず制限するところからスタートしているような気がする。
それと、こちらが真摯に考え真摯に求めたことであっても、たいてい不誠実に否定される。
なぜなんだろうなあ。悲しいなぁ。中学校の先生って、こんなじゃなかったと思うんだけどなぁ。
ところで、私が中学生の頃は、デジカメみたいに手軽なカメラはあまり無かったと思うから、もしかしたら、持っていきたいという発想すら無かったのかも知れない。確か、カメラマンがいつも一緒についてまわっていたような気もする。
末娘の修学旅行にはカメラマンは同行するのかな。
でも、班行動でばらばらに動くから、カメラマン一人じゃ追い切れないよなぁ。
どうなるのかなー。
コメント
写るんです、とか使い捨てカメラもだめなのかな?ひょっとして今アレないのかな?
いらっしゃいませ>マルコさま
後でよくよく聞いてみたら、学校から各班に使い捨てカメラ2つ、支給されるんだそうです。でも、望遠とかついてないよね・・・
お小遣いの額のことでも先生と生徒でもめたらしいですが、持ってこられない家庭もある、という理由で全く聞いてもらえなかったそうです。
確かにお金についてはとてもデリケートな問題なので、なかなか難しいとは思います。
が、カメラについても、持っている人と持っていない人がいるのはまずいというのが一番の理由だったのではと邪推しています。
とにかく皆同じ条件下に置いておかないとダメらしい。