昨日の記録。
炉の季節も今月限り。そう思うと炉中の仕事にも一層身が入る。だいぶ慣れてきたので、時間配分も考えて、昨日はまず箱炭斗に必要な炭を入れてしまってから(納戸に炭がしまってあるのでそこまで取りに行く)、下火用の火熾し器にまるぎっちょ2本とわりぎっちょ2本を入れてあらかじめガス台にセットしておいた(本来まるぎっちょ3本を下火にするのだが、まるぎっちょ節約のため1本はわりぎっちょ2本を組み合わせて使っている)いつも下火のことを忘れがちなので、いつでも火を付けられるように先に準備!さらに、いつもは時間が無くて炭手前の支度もできなかったので、同時に炭斗に炭を組んでおいた。(ここまでキッチン用のビニール手袋したままで。本来炭は洗って干したものを使うので素手で持っても手が汚れないはずなのだが、お稽古用の炭は洗っていない。お茶会やお茶事のときは水屋の担当があらかじめ洗って干しておくのだそうだ。)
それから箱炭斗を持って茶室に行き、炉縁をはずし(前のお稽古の方たち、なぜ炉縁をはずしておかないのかしらん)、釜を上げ、新聞紙を回りに敷いて、灰を篩う。下火が熾るまで冬は15分はかかるので、適当な時間を見計らってガスの火を付け、湿し灰を篩う。湿し灰は早すぎると乾いてしまうので本当に使う直前に篩うように指導されている。炉中の仕上げをしたら湿し灰をまんべんなく撒く。埋め香をして、まわりを掃除して新聞紙も片付けて箱炭斗から、釜敷き、羽根、お香など取り出して配置したら、水屋に戻って釜にお湯を入れ(本来はお釜には水を入れる。お稽古場では時間節約のためお湯を入れている。)蓋をして、釜敷きのところまで運ぶ。火の具合を見て良ければ台十能に炭を入れて炉に下火を入れる。台十能を片付けたら釜をかける。
炉縁をはめ、再度炉の回り、炉縁を拭くなどしたら、釜の蓋を切っておく。箱炭斗を片付ける。
炭斗の準備をしておいて良かった。いつもは炭付き花月をするところ、時間の関係で初炭手前(一人手前)をST先輩が行うことになり、準備がスムーズに進んだ。
炭手前を見学する。下火の熾り方が少なかったので、次回はもう少し早めにガスを点火しようと思った。
炭手前が終わってすぐ長板を持ち出してまたお茶会の為のお稽古。お客、お運び、半東、点前と順繰りに交代しながらお稽古する。
私は最初にお運び、続いてお客、次に半東、最後にお点前をさせていただいた。火箸の扱いは予習をしていったのでほぼ完璧に。また帛紗捌きがきれい、と大先生に褒められちゃった(^_^;でも、大先生が「空点前(くうてまえ)」を毎晩寝る前にするのよ、と仰りながら、ふくささばき、棗を清め、茶杓を清め、柄杓を取って構え、ととても美しく空点前を見せてくださった。しばし皆が見とれてしまった。こんな無骨な手でも5本の指がまっすぐ揃ってきれいに見えるのだと仰ったので、更に無骨な手の私も一応いつも5本の指を揃えてかるく丸くしているので、そのせいできれいと言われるのかなぁと思ってみたり。
一通り全員が全お役目のお稽古を終えたところでまだ時間があったので、K先輩に運びの重茶碗でお薄を点てるように指令が飛び、いそいそとお片付け&お支度。ST先輩、SG先輩先輩、私と兄弟子のRさんが一緒に席に座り、二人ずつ一緒にお薄をいただいた。
重ね茶碗。小習いの一種で、炉・風炉とも行う本来は濃茶点前。続き薄茶の場合、二碗めを点てるときにお替えで失礼しますと挨拶するが、重ね茶碗の場合は最初から二碗点てと分かっているので挨拶は不要。とのこと。
水指を運び、次に二碗重ねて茶巾茶筅を仕組み二碗一緒に左手の平にのせ右手を添えて運び出す。両手で勝手付きに重ねたまま置く。次に建水に蓋置、柄杓を仕組んで左手に持ち右手の平に薄器を載せて入室。襖を閉めて点前座へ。居前では無く正面を向いて座る。建水を置き、薄器を扱って定座に。次に茶碗の右横、左際に添え手して持ち上げ左横を持って薄器と置き合わせる・・・だったと思ったのだが、では柄杓と蓋置はどうするんだっけ。
しっかり見ていたつもりでもすぐに忘れてしまう。K先輩に聞いてみよう。。。
午後の自習ではSG先輩の唐物点前を拝見。火を全部上げてしまってお湯も何もない釜でお稽古なので、却って難しく、お水をいれたのだかお湯を入れたのだか分からなくなってしまったり。普段、本物の炭とお湯とお抹茶を使ってお稽古をさせていただいている有り難さを思ったのだった。