1月11日日曜日の記録。
日曜クラスの初釜、昨年は義父の十三回忌があったため参加出来ず、この日が初めての参加だった。
Uさんご夫妻が沢山のお道具(お軸(鵬雲斎大宗匠の「是雪是梅花」)も花入れも炉縁もお水指もお茶入もお茶杓もお茶碗もみんなご夫妻のお道具!お釜以外は全部と言って良い。)とお料理、食材を持ってきて下さり、Uさんが亭主、Kさんが半東で、お茶事形式で初釜が執り行われた。
正客はSGさん、私はお詰めを仰せつかった。
Uさんが作ってきて下さった祝い膳。盛りつけなど裏方は全部半東のKさんがしてくださった。
折敷の上に裏白を敷き、その上に卵焼き、松に差した黒豆、さわらの幽庵焼き、数の子、串にさした昆布巻き、子持ち昆布、ししとう。ユズリハの上に紅白なます、壷々の中にはイクラ。お酒も勿論、燗鍋で振る舞われ、お椀は白みそのお雑煮で、こちらも絶品。本当に大感激だった。
お食事が済むと吉祥寺の亀屋万年堂さんに一幸庵をお手本に作らせたという花びら餅が銘々皿に載せて運ばれてきた。Uさんによる濃茶点前は、勿論金銀の嶋台茶碗だ。私は銀の茶碗でお濃茶をいただき、金の茶碗もしっかり拝見させていただいた。美味しいお濃茶をいただき、茶碗を拝見し、茶入、茶杓、お仕覆の拝見もして濃茶席がいったん終わると、薄茶は回り点てとなった。
回り点ての亭主を仰せつかって私がまずはお薄を点てる。Uさんご主人がお茶碗を3つお貸し下さったので、本来は一つのお茶碗で回り点てをするところ、3碗使って順繰りにお茶を点てていく。お茶碗のやりとりはKさんがしてくださる。この日のKさん(いや、この日に限らずいつもだけど)は本当に気働きの鉄人だった。
茶道具、食器類、鍋類などもすべてUさんご夫妻が持ち込まれていらしたので、午後はお道具のお片付け。茶入を片付ける時には、鵬雲斎大宗匠の箱書きもしっかり手にとって拝見することができた。(なにしろ、茶入を仕舞わないといけないからね!)
Uさんご主人曰く、水屋の手伝いをすると、普段見られないものを間近に見る事ができて、それがまた勉強になるのだ、と。
こういう初釜はおもてなしが大好きな人じゃ無いとできないことだと思う。Uさんご夫妻、凄い!半東のKさんも凄い!
何から何まで至れり尽くせりの本当に夢のような初釜だった。