不登校支援センター

昨夜は、状態の悪い中娘を見て思いあまって予約を入れてしまった「不登校支援センター」というところに、夜から行って話をしてきた。1回100分という時間でさまざまな話をしたけれど、印象的だったことを二つ備忘録として記録しておく。
学校は何をするところだと思いますか?と聞かれて、勉強するところ?と答えると、お子さんも親御さんも99%そう答える。確かに勉強するところではあるけれど、勉強だけだったら学校に行かなくても出来ますよね?
実は学校でしか学べないことがあり、それは次の5つのストレスに対抗できるようになることなのです、と仰って、ホワイトボードに次の文字を書いて説明してくれた。
1.対人スキル
2.コーピング
3.目標・期限
4.無駄に耐える
5.評価
対人スキルというのは、コミュニケーション能力というのではなく、もっとも基本的というかシンプルというか、要するに人の中に自然にいられること、みたいな意味。相手によって対応を変えられることなども含まれるらしい。
コーピングは、様々な困難な状況に対処していくこと。
学校が与える目標とか期限というものはなぜか絶対的。これを守らなければいけないという圧迫感はハンパじゃない。
無駄に耐えるというのが社会人でも一番苦手なことらしい。今の世の中何でも効率的で無駄がないから。
そして、同年代の子どもが集まる学校の場合は、特に、同級生との比較、評価に常に晒されている。
この5つのストレスに耐えられ、対処できるようになれば、社会に出ても充分にやっていける、というわけだ。
そして、それを一番効率的に学べるのは学校をおいて他にない、と。
不登校にもならず、順調に大学まで行き、卒業して就職し、サラリーマンとして30年も生きてきた私には、上記5つのことは、すでに充分身についてしまっていて、生きていれば自然に身につくことじゃないの?くらいにしか感じられなくなっている。
しかし今どきの若い子にとって、それらの能力を身につけることはとても困難らしいのだ。(・・・しかし一日経った今でもやっぱり思ってしまう。なぜ??)
二つ目の印象に残ったことは、「ここにミカンがなった木があるとします。ミカンが一つ落ちました。さて、なんでミカンは落ちたのでしょう。」と聞かれ、熟したから?と答えたら、今お母さんは「原因」を語ってくれましたね。でもたとえば、落ちることによって動物にたべてもらってミカンが自分を増やすために落ちた、という答えもあって、これは「目的」で語った場合の答えです。で、不登校の場合、原因で考えては絶対ダメなんです。なんで?ではなく、何のために?と問うていかなければいけないのです、と。
原因で語ってしまうと、不登校をその原因のせいにして自分の行動を正当化してしまう、つまり不登校をしても良いという口実を与えるだけ、というのがそのココロらしい。
とこんな具合に色々話をして、中娘の今までの状況もお話し、次回は親子で伺うということで予約を入れてきた。


コメント

  1. sunaga より:

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    >>不登校の場合、原因で考えては絶対ダメなんです。なんで?ではなく、何のために?と問うていかなければいけないのです、と。
    いい担当者に出会えましたねぇ。こういうことをおっしゃる方なかなかいらっしゃらない。

  2. minaho より:

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    いらっしゃいませ>sunagaさま
    このセンターのカウンセラーは全員こう言うんですよ(;´∀`)
    ま、たまたま、理事さんみたいな偉い人(?)が担当者になったので、たぶん経験は十分豊富な方だろうと思われます。でも。
    これからどうなるかは、本当にわかりません。