9月3週のお稽古:長板一つ置き薄茶点前

秋のお茶会に向けたお稽古がスタートした。花月のお稽古なしで、最初から「長板一つ置き薄茶点前」のお稽古を2回行った。
※長板
台子の地板をかたどったもので、風炉用は長さ84.6センチ、幅36.3センチ、厚さ1.8センチとなり、真塗、掻合わせ、桐木地などがある。
炉用は長は72.8センチ、幅33センチ、厚さ1.2センチで、塗りは風炉用と同じ。
すえ方は、風炉用は客付から畳一つ目、炉の場合は三つ目くらいに置く。(新独習シリーズ「裏千家茶の湯」主婦の友社より))
台子は、居前から畳のへりをよけて16目、客付きからは台子の地板の大きさによって加減すると同書に書かれているので、長板も16目に据える。
2階のお稽古場は、畳が団地サイズなので、長板の幅よりも畳の方が小さいほどだ。当然縦のサイズも小さい。居前から16目取っておいてみたが、実際に点前をしてみると、狭い。結局、もう少し奥においてお稽古した。
さて、長板一つ置きは中置きの一種だ。
中置きというのは、ちょうど風炉から炉に変わる直前、少し寒くなる10月のもので、風炉の位置=火の位置が少しでもお客に近くなり温かくなるようにと、風炉を畳の真ん中に据えて行う点前のこと。長板一つ置きは、中置き点前に準拠しているが、柄杓を置く位置(長板の上)や、水指の蓋を三手で開ける点、最後湯返しをする点、柄杓を荘り残す点が、通常の中置きと異なるところ。
お点前の準備としては、
まず長板の真ん中に風炉を据える。
水指を持って居前にすすみ、勝手付きの方に斜めに向きを変えて座る。長板の左手前(勝手付き壁寄り、長板の前)に水指を置く。向きは斜め。(水指の正面が自分に向くように)
仕組んだ茶碗と棗を運び出す。長板の右側前に置き合わせる(通常のお点前時なら、ちょうど水指前あたりになるはず)。このとき、茶杓の先が長板にかからないように。棗は客付きから5目を目安に。
お点前の手順
建水を左脇に置いて総礼。
建水を持って立ち上がり、風炉正面に座る。
柄杓を構えて、蓋置を右手で取り出し、風炉の左手前、板上に置く。
柄杓を蓋置の上に横一文字に引く。
建水をすすめて、居ずまいをただす。
?以降、通常の薄茶点前の手順?
お仕舞いのとき、水指の蓋を閉めたら、柄杓を取って左手で扱って、合を仰向けにして風炉左横に、まっすぐ縦に荘る。蓋置の位置を少し直す。
基本的には、基本の薄茶点前の応用なので、今日はたとえば、柄杓を引くとき合が斜めになっていないか、中置きなので、つい、斜めにしてしまうところ、柄杓はあくまでもまっすぐ体に垂直になっているかどうか、などに気をつけてお稽古をしてみた。
k先生は、薄茶点前で簡単だからすぐ終わっちゃうわね、とちょっと物足りないご様子だった。長板一つ置きで濃茶もできるのよ、と弟子達に水を向けられた(ように感じた)ので、濃茶やりたい!!とすぐに答えたかったのだが、先輩弟子のYさんが、今日は大先生が茶会の稽古と仰ったのだから別のことをすると叱られそうですね、などと言うものだから、結局長板一つ置き濃茶点前の稽古はせず仕舞い。ちっ!(笑)
備忘録
来月は第一週がお休みで、お稽古は二週と四週。最後の日曜日がお茶会なので、お茶会入れて3回お稽古のつもりで、とのこと。二週のお稽古日に、お月謝のほかにお茶会の会費8000円を忘れないこと。