11月第2週のお稽古:炉の平花月、濃茶平点前

炉の季節になって最初は炉の平花月。4畳半なんだけど「前立ち」で、とN先生。前立ちって何だろう。もしかして8畳の足運びで、ということだったのかな。よくわからないまま(いいのか??)平花月を2回、行う。
そのあとは炉の濃茶平点前。花月のあとだったので、更好棚で。四方捌きのとき、左手は動かさない、と指摘される。今まで左も右も動かしてたよorz割り稽古をもう一度やらなくちゃ。
蓋の切り方。ほんの少しだけ隙間を空ける程度。今まで空けすぎてた!
午後、A班リーダーのUさんが見てくださり、もう一度濃茶平点前。今度は運びで。
Uさんから指摘されたことを記録しておこう。
まずはお道具の扱いについて。たとえば、仕覆をぬがせるとき。仕覆は古いものである場合も多く、ひものところからほつれることが多いそのため、しっかり押さえて水平に引くことが大事。斜め上に引くと、破けてしまったり取れてしまったりする。脱がせた後、火の方に打ちかえし持ち直すときも、丁寧に。持つ位置に注意。「どんなにお点前がきれいでも、お道具をおろそかに扱っていたら、意味がない」という言葉が心に残った。
座るときに左足を少し引いて座るくせがあるので直した方が良い。表千家の倶楽部でもそれは指摘されたのだったなぁ。悪い癖は早く直すこと。
人さし指と中指で柄杓をはさむようにして落ちないようにして建水を持つ場合でも、建水が斜めにならないよう気をつけて。本来はそんな持ち方をしちゃいけないのだから。
炉の蓋を開けるとき。蓋を蓋置まで運ぶとき、いったん高くあげておろすのではなく、蓋を開けた高さから蓋置の高さまで徐々に上がっていくように運んでいく。決して、蓋置より高い位置に持ち上げない。閉めるときも蓋置から持ち上げたら、それ以上高い位置には上がらず、炉の釜口の高さまでおだやかに下げていく。
お菓子を運んで正客の前に出すとき、道具を拝見に出すエリアにはなるべく足を踏み入れないようにして進むこと。これも全く今まで意識したことがなかったので、目から鱗でした。
以下、自分用の覚え書き。
◆濃茶平点前の手順(主婦の友社 新独習シリーズ「裏千家茶の湯」を見ながら)
太字は、お稽古の時忘れていたり不十分だったりしたところ。
道具畳幅中央に水指を荘り付け、自分の4本指分くらい間をあけて、水指前にお茶入れを荘る。
お菓子を出して(このとき、正客正面まで進む際、拝見物が並ぶ場所は踏まないように動線を考える)、茶道口にすわってお菓子をどうぞのご挨拶。主客総礼。襖を閉める。
仕込んだ茶碗をひざ前に置き、襖を開ける。
茶碗を持ち出し、水指正面に座り、茶碗を右、左の二手で壁付きへ仮置き。茶入を右一手で右に寄せ、仮置きした茶碗を左斜め、右横、左横と三手で扱って茶入の左に置き合わせる。
蓋置、柄杓を仕込んだ建水を左手で持って、茶道口に入り、座って襖を閉める。建水を持って立ち、点前座の炉の内隅ねらいにむいて、建水を左脇にして定座に座り、柄杓を構えて、蓋置を炉の右横定座(炉縁より畳3目)に出し、柄杓を引いて主客総礼。
建水を左膝脇定座に進め、居ずまいを正したら、左、右と茶碗をひざ前、内隅ねらいに置き、茶入を右一手で茶碗と膝の間に取り込む。
仕覆の紐をほどいて、仕覆をぬがせ、茶入は元のひざ前に置き、袋は左手で右手の平に打ちかえし(火の方)、左手で袋の底を持って、水指左側と壁の中間に水指に並べておく。
帛紗を取って四方捌き。草にさばいて、茶入を拭く。
帛紗を握りこんだまま、茶入を水指と炉縁を結んだ線上の少し左寄りに、斜めに置く。
帛紗を捌き直して茶杓を拭き、茶入の蓋のつまみの右側に置く。(火の側)
帛紗を握りこんだまま、茶筅を出し、茶入の右に並べ、左手の帛紗を一つ開いて、逆に二つ折りにして右手に持ち、水指の蓋を二の字に拭く。帛紗をそのまま左手に持たせ、茶碗を右手で手前に引き、茶巾を水指の蓋の手前側に乗せる。(拭いて、引いて、出す。と覚えるby Uさん)
帛紗を開いて左手にはさみ持ち、柄杓をとってかまえ、帛紗で釜の蓋を取って蓋置の上に置く。帛紗は右膝頭に仮置きする。
左手の柄杓を右手に持ち直し、釜から湯を軽く一杓汲んで茶碗に入れ、再び柄杓をかまえて、右膝頭の帛紗を右手で取り、釜の蓋をぴったりと閉める。、柄杓は引いておく。
(これが中蓋。)
茶筅を取って、茶筅通しをし、湯を捨て、水指の上から茶巾を取って茶碗を拭き、茶巾は再び水指の上に戻す
右手で茶杓を取って、左手で茶入を取り、茶杓を握りこんだまま茶入の蓋を取り、茶碗の右横に置く。茶碗の中に茶杓3杯分入れたら、(小、中、大と入れるbyUさん)茶杓を茶碗にあずけて、あとは回し出し。茶入の口を向こう(は親指)、手前(は人さし指)でふき、指を懐紙で清めて蓋を閉めて、茶入を元の場所に戻す。
茶杓をとって茶をさばき、茶碗の縁で軽く茶をはらったあと、茶入の蓋の上に戻す。(茶杓は水平の形のまま置く。斜めにしない!)
柄杓をとってかまえ、右手で仮置きの帛紗をとって釜の蓋を開け、蓋は蓋置へ。帛紗は左手に柄杓の柄の内側を通って、左ひざ脇に置く。
柄杓を右手に落ち変え、湯を一杓たっぷり汲んで、半杓ほど茶碗にあけ、柄杓は釜の口へ伏せかける。
茶筅をとって、茶をほどよく練ったところで、茶筅を茶碗の左縁にもたせかけ、左手は膝、再び柄杓を取って湯を汲み、左手で茶筅を少し持ち上げながら、適量の湯を茶碗にあける。
茶筅を再び左縁にあずけて、残りの湯を釜に戻し、釜の口に柄杓を伏せかける。
茶筅を持ち替えて茶を練り上げたら、茶筅は元の位置に置く。
茶碗向こうを手前へと回し、定座に出す。
正客は茶碗を取り込んで、総礼ののち、正客が一口飲んだところで、亭主から居前のままでお服加減を聞き、正客は答え、次客以下連客で飲み回す。
服加減の挨拶後、柄杓を取って構え、右手(素手)で釜の蓋を取り、口の向こうを切って蓋を閉める。切り方はほんの少し(N先生に指摘された。)
次に柄杓を,左手で建水の上に合を伏せてからだなりに置き、蓋置を右手で取り、左手で横を持って建水のうしろに置いたら、客付きの炉縁右角を中心にして回り、両手を膝上に控える。
<以上が中じまい。炉濃茶点前の特徴で、ここで客との応対がある。>
正客は二客が一口飲んだ頃、亭主に向かってお茶銘、お詰めをたずね、お菓子の礼を述べる。亭主は両手をひざ前について、これに答える。
末客の飲みきりを聞いて、亭主は居前にもどり、左、右と蓋置を取って定座に出し、建水から柄杓を左手で取ってかまえたら、右手で左膝脇の帛紗を取って釜の蓋を取り、蓋置へ置く。帛紗を元の位置(左膝脇)に戻し、柄杓を湯を汲むように持ち替えたら釜の口にかけておく。
<これを“中じまいをとく”という。>
次に水指上の茶巾を右手で取って、釜の蓋の上に移し、水指の蓋を右、左と二手でとって、水指の左横に立てかけたら、水をくむ手で柄杓を取り、水指から水一杓を釜に差す。帛紗を右手で取り腰につける。
<これを“中水”という。>
客はこの水の音を聞いたら茶碗を返す。
茶碗が定座に戻ったら、左手で扱ってひざ前に取り込み、主客総礼。
ここで、正客から茶碗について(古帛紗を添えたときは古帛紗も)挨拶があり、居前のままそれに答える。
次に湯を半杓くんで茶碗をゆすぎ、ふかずにひざ前に置いて、ひとまずおしまいにいたします、の挨拶。このとき正客のみ受け礼。
水を一杓くんで茶碗に入れ、おしまいの茶筅通しをし、水を捨て、茶巾、茶筅を茶碗に仕込んだら、茶杓を取って建水を下げ、帛紗を捌いて茶杓のしまいぶきをし、茶碗の方に伏せてのせ、帛紗をはたいて腰につける。
右手で茶入を水指の右前に置き直し、茶碗を右、左と二手で、茶入と並べておく。
<これを本じまいという。初めの置き合わせと同じ形になる。>
柄杓を取って水一杓を釜に入れ、柄杓をかまえて、素手で釜の蓋をしめる。
柄杓を蓋置に引いて、水指の蓋を左、右と二手でしめたら、客から「茶入、茶杓、仕覆の拝見」を請われたら、亭主は両手をひざ前にして受け礼。
柄杓を右手で取り、左手で建水の上に伏せかけ、蓋置をとって左手のひらにのせて水指正面に回り、建水の後ろに置く。(建水にたたむ)
茶碗を右一手で建水の上座に置きつけ(自分より右にあるものを左に移動する場合は三手、この場合は、すでに膝前にあるので一手)茶入を取って左手のひらにのせ、客付きにまわり(炉縁右角を正面中心にして)、帛紗を捌いて茶入の蓋、胴、口をふいて帛紗をひざ前に置き、茶入の正面を回して定座に出す。
次に帛紗を腰につけたら、水指正面に向き直って右手で茶杓をとり、左手に持ち替えて斜めに向き、茶入の右側に出す。
その位置のまま、左手で水指横の仕覆の底を取り、右手で横を持って左手のひらにのせて(打ち返しはしない)客付きに回る。
左手のひらの袋の底を右手でとり、逆手に返して茶杓の右側に並べておく。
<仕覆は居前から取るのがお約束>
勝手付きに戻り、柄杓、蓋置、建水を持って帰り、茶道口の襖を開ける。次に茶碗、水指の順に運び入れたら、一応茶道口をしめる。
客は三器を取り込んで拝見したのち、出された位置に逆に並べ返す。
亭主は再び茶道口を開けて席に入り、道具畳に座って客の問いに答える。
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3月の震災以降
お稽古時のお着物は実質禁止でしたが、炉開きが終わってやっと解禁となりました。ちょっと気張って正絹の小紋を着用。帯は紬のしゃれ袋帯。
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コメント

  1. くぷぴ より:

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    おおお!素晴らしいメモ!
    勉強になります。

  2. minaho より:

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    いらっしゃいませ>くぷぴさま
    いえいえ、お恥ずかしい。間違えてばかりなので、参考書を見ながら記憶を頼りに書き始めました。
    記憶違いもあるかもしれませんし、先生によって多少違う場合もあるので、そのあたりはどうか大目にみてやってくださいませ。