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PTAは椅子取りゲームか罰ゲーム

スルー推奨!
公立の小学校や中学校がすべてそうなのかは知らないけれど、少なくとも、上娘の時代から今に至るまで20年あまり、小学校、中学校に入学すると同時に、親はPTAなる団体に強制加入させられ、6年間で一度は、あるいは3年間毎年、なんらかのお役を務めねばならないと言われ、場合によってはお仕事の種類によって点数がついていて何点以上になるとお仕事をしなくてもよろしくなったり、何もお仕事をしていないと、年度初めの保護者会で教室の隅に集められて、なにかやれ、と責められたり、してきました。
中娘の中学校のときは、人数の少ない小さな中学校でしたから、必ず一年に一度お仕事しろ同調圧力にはすごいものがありました。全員に仕事をさせるために、草取りとか落ち葉拾いとか、用務の人の仕事だろっ!っていうような仕事もたくさん用意されておりました。私は例のごとく、平日昼間は参加できません。しかし何かやれ圧力はすごくて、調整に調整を重ねて、ある日夕方からの校外パトロールの仕事を請け負うことになりました。でも、ちょうどそのころ、父が入院してかなり危ない状況に。しかしお仕事はしなくちゃいけません。何日も前からそのお仕事の元締めさんから確認の電話やらメールが入ります。父が入院している、と言っても、それぞれ事情がある中でみんな仕事をしているのだから、とたしなめられて終わりです。結局お仕事の当日午後3時過ぎでしたでしょうか。病院から緊急呼び出しがありました。パトロールには行けませんと、そのお仕事の元締めさんに連絡しようにも、その時間にその人は全然電話に出てくれません。あれだけしつこく仕事をするようにおどされていたものだから、病院に行きたい気持ちを抑えて、とにかく指定された時間に集合場所に行き、一緒にパトロールするらしい相手の人に参加できない旨口頭で伝え元締めさんに伝えてもらうように頼み、それから病院へ向かいました。
その晩、父は亡くなりました。
翌朝呆然状態でいったん帰宅したら、くだんの元締めさんから電話が入りましたよ。昨日は連絡がつかなくてごめんなさい、などというから、結局父は亡くなりました、と言ったらその人すごく慌てたみたいで、もごもご何か言ってたけど、そのまま電話を切ったなぁ。。。。その後一切その中学のPTA仕事は拒否りました。何も言われなかったところを見ると、ブラックリストに名前が載ったのかな(笑)
末娘の場合、5年生の4月までS小学校に通っており、私はそこで校外委員というのを2年続けて勤めたので、一応お役御免となっていたのですがしかし。5年生の5月から現在通うY小学校に転校したとたん、PTA仕事的には私の実績はゼロ。6年生に上がる時点で、何もやってこなかった人の一人にカウントされ、前学級委員のお母さんから家に何度も電話がかかってきて、学級委員か広報委員か卒業対策委員か選挙管理委員のどれかをやってもらうことになる、と言われました。年度初めの保護者会は、今年も仕事場の都合で出席できないことがわかっていました。一番楽そう(フルタイムで働きながらでも大丈夫という意味で)なのは選挙管理委員だと言われたので、じゃあ誰も立候補者がいない場合はそれでお願いしますと言っておいたらやっぱり誰も立候補しなくて、私が選挙管理委員にならされなりました。
さて、では選挙管理委員になったらなったで、委員会の日に出席できるかというと、平日朝10時から40分くらいの会合のために大切な有給休暇を削るわけにもいかず(弊社は非常に特殊な休暇制度を取っていて(ほぼ労働基準法違反)自由に取れる休みが少ないのです)、その委員会にも欠席するわけです。
そうなるとどうなるかというと、委員長さんから事前に、委員会ではこんな仕事あんな仕事がありますが、どれを希望しますか、と一応打診があって、希望を伝えておくけれども、実際に決める場にいないわけだから、椅子取りゲームに参加できない。しかも、みなさん忙しい中がんばって出席してるのだから、欠席に対しては、無意識にペナルティを与えたくなりますよ。一番だれもやりたくないお仕事を欠席者に押し付けたくなるのは当然です。
選挙管理委員の場合、一番やりたくないお仕事は、役員決め当日の司会進行役です。(これもひどい話で、全クラスから何人か役員候補として人身御供となった選抜された人たちが一堂に集められ、その中で役員になる人を決めるのです。)ただでさえ、やりたくない人たちが集まった会です。その中からやりたくない役をだれかにやってもらわない限りその会は終わりません。だからその司会進行役なんて、さらに誰もやりたくないお仕事なのです。(PTA不思議ワールド全開!)
私が欠席した選挙管理委員会の一週間後、委員長さんからメールが入りました。
「minahoさんは、委員会に出席できる回数も少ないので、役員決めの当日にがんばっていただいて、司会進行役をしていただければと・・・」
全くもって、これ、何かの罰ゲームでしょ。
イヤミで、「ご推薦ありがとうございます。では役員決め当日のみ働かせていただきます。」とお返事しようかと思ったけど、大人げないのでやめました。
まだお返事してないことがすでに大人げないんですけど(笑)。
ところで、日本のPTAについて、強制加入は法律違反だと専門家の方がおっしゃっていました。
あのインタビューどこで見たんだっけ。
最近の記事で、割合と若い学者がインタビューでしゃべっていたんだけど。
サイトが見つかったらリンク貼ります。
4人の子供のうち、一人くらいPTAを脱退しますと表明してみたいものだと思っていたけれど、結局Y小学校に転校しても、卒業アルバムがPTAの制作だと聞いて、末娘だけ卒業アルバムをもらえないのかと思うとかわいそうで脱退表明できず。
チキンな自分に嫌気がさしつつ、愚痴をこぼしてみました。
スルー推奨って書いたのに、最後まで読んでしまった方、お目汚し大変失礼いたしました。<(_ _)>
追記。
PTAを任意加入(入退会自由)に変えたある小学校のPTA会長さんのブログシングルパパはPTA会長に、上で書いたインタビューが紹介されていました!
木村草太さんのインタビューでした。



山法師と黄菖蒲

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お茶のお稽古に持っていったお花をそのまま持ち帰り家に飾る。
堅いつぼみだったはずのキショウブがどんどん開く。
お花を生けてあるハチ(?)は、中娘が小学校時代に図工で作った「縄文土器」。



夜桜

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携帯からだからあまりうまくとれてないけれど、末娘の保育園仲間と毎年恒例の夜桜見物会。
末娘のクラスメイト達はみんなホントに大きくなって、赤ちゃんだった妹弟たちも大きくなってて、さらに新しい赤ちゃんも増えてて。
にぎやかな会でした。


堪忍袋と逆鱗

中娘がうだうだしているので、ついに「もう私は堪忍袋の緒が切れました!」と叫んだら、すかさず息子が「お、久々に出ました!堪忍袋の緒が切れた!」とはやす。
なんだそれ?
家人曰く、上娘はたくさん切ってたねー。息子君はその半分くらいかな?中娘くらいになるとだいぶ切れなくなってきてたかも、だって。
すると、息子曰く、「堪忍袋の緒が切れるだけじゃなくて、しょっちゅう「逆鱗に触れてた」んだよ、俺の場合。」だって。
そっちの方がひどいじゃん。いったいなにをやらかしてたんだ?息子。
ところが、そのころの息子は、逆鱗に触れるも、堪忍袋の緒が切れるも意味がよくわからなかったのだと。
全く、怒り損であった(-“-;)