2011春の懇親茶会

今日は大先生のご自宅お茶室で、恒例の懇親茶会が行われ、お点前、お運びなどで参加してきた。もちろんお客様としても参加させてもらった。
大先生は晴れ女で有名で、いままで大先生宅のお茶会では雨が降ったことがなかったとか。しかし、さすがに今年は2週間も早く梅雨入りした異常気象だ。朝から梅雨らしい雨でやむ気配はなし。
私は蒸し暑さ対策のため、絽の襦袢に塩瀬の半襟をつけて、単衣の染めの訪問着を着て、こちらのブログを参考に雨コートを着込んで出発した。
現地に到着すると、すでに準備が済んでいて、すぐにお濃茶席から入ることができた。
床の間の書は「無一帰大道」(鵬雲斎・筆)花は菖蒲。花入れは瀬戸物(?)で、鯉が両側に耳のようについていて、正面に老人が描かれている。写真に撮ってみんなに見せてあげたいくらい素敵な花入れだった。
雨の音が聞こえるお茶室も風流で良かったと思う。
お濃茶席が済むと茶箱席に移動。茶箱のお点前には卯の花点てとか雪月花とかいろいろ種類があるが、今日のお点前は、春にちなんだ「花点前」
お茶碗もお茶入れも全部お仕覆に入っていて一つ一つ開いていくのが楽しい。そしてお茶を点て終わると順番にそれらの道具を仕覆に納めてしまっていくのを見るのも楽しい。花結界は白い紫陽花。お軸は「善し悪しと右と左に切り分けてこの世の無常永遠に伝へん」という歌と鍾馗様の絵。
最後に回ったのが広間のお薄席。床の間は「無事」(鵬雲斎・筆)震災以降、もうこの一言以外ないでしょう、という大先生のお心だという半東さんから説明を伺う。
永年の疑問だった(笑)おつぼ棚も拝見できて満足した。大先生のおつぼ棚は中板につぼつぼのすかしが入っている溜塗のお棚であった。形はたしかに更好棚にそっくり。でも、棗を中段に荘り、柄杓と蓋置は天板に荘る。水指も本当に素敵だったなぁ。写真に撮りたかった!
午後に私のお点前の順番が回ってきてお点前したけれど(広間席のお薄)、予想通り、集中力を欠いていてかなり間違えた。
自分の頭の容量の小ささにがっかりする。でもお茶だけはお客様においしいと言ってもらえるよう、心をこめて点てた(つもり)。
どんなに気にかかること、日常に悩み事などなどがあっても平常心を保てるよう修行しないといけませんね。
それと、どんなお道具も丁寧に扱うこと。日頃の生活のいいかげんさがなにげない動作に出てしまう(><)(恥)。
気をつけよう。といいつつ、きっと3日も経つと元の生活にもどってしまうに違いないのだが(ますます恥)。