4月1回目のお稽古:行之行台子、吉野棚薄茶点前、灰形、茶名拝受

「3週間ぶりのお稽古なのに行之行台子のお稽古です」と昨日お知らせがあった通り、朝一番で、ST先輩、そして私と行之行台子のお稽古が続いた。n先生のご指導。
しかし、ついこの間まで炉で台子のお稽古をしていたので、そのイメージが抜けず、風炉の行台子の景色になかなか慣れなくて、頭が真っ白になってしまった。n先生のご指導は、次々と次の動作を指示する形式なので、何も考えずに言われたまま手を動かしていくうちに、あっというまにお稽古が終わってしまう可能性がある。とはいえ、今日は一つ一つ指示が出るのが有り難かった(^_^;)。

一方、大先生の頭の中はもう来月下旬のお茶会に行っている。土曜日クラスは広間の薄茶席を担当することになっているので、行之行台子が終わった人から順番に、Aルーム(立礼席)に移動し、折据棚を吉野棚に見たてて薄茶点前のお稽古を大先生に見て頂く。

さて、お稽古が終わり、お昼ご飯も終わり、大先生も帰られ、お片付けもほとんど終わって最後に灰形のお稽古をしていると、Y先輩と二人、代稽古のSさんに呼ばれた。そして、大先生の代理ということで、Sさんからお茶名のお許状をいただいたのだった。(Sさんは、しきりに大先生から直接でなく申し訳ないと謝られるので恐縮してしまった。)

2010年4月に大先生社中の門を叩いてから、お茶名拝受を目標にしてきた。10年はかかると思っていたのが、7年で頂いてしまい、本当に勿体なくもありがたいことだと思う。
Yさんと二人でお許状を先輩方に見て頂き、みなさんから、かっこいーーー!おめでとーーー!と祝福して頂いた。Y先輩のお茶名も本名の一文字から取られたものだったが、なかなかかっこいいのだった。

個人的に、自分の名前の3文字のうち、この文字を使ってほしいなぁ〜と思っていた文字を使っていただいたので、それも大変嬉しいことだった。
門標は個別に申請とのこと、申し込み葉書もいただいたので、早速申し込もうと思っている。