3月第一週のお稽古をまだ記録していなかった。
この日は、小間で真之行台子のお稽古をn先生に見ていただいた。前の週に先輩二人がすでに済ませていたので、残りのメンバーもということで朝一番にST先輩、私、男性弟子のUさん、とお稽古が進んだ。n先生は相変わらず博学ぶりを披露されて様々なお話をしてくれるのだが、悲しいかな、こちらに基礎知識が無いので、難しい話を断片的に聞かされても全く頭に入ってこない。残念。
お稽古を終えて広間に移動したときに、大先生とバッチリ目が合ってしまい、そのとたん、「minahoさん、ここで薄茶をなさいっ!(キリッ)」とご指示いただき、急に緊張マックスに。
運びで薄茶点前をする。(立礼式)
水指を運び、茶碗と棗を運び終わると、替え茶碗を持っていらっしゃい、と声がかかる。右手にのせてね、と。右手の平に替え茶碗、左手に柄杓と蓋置きを仕組んだ建水を持ち、入室。冬期は薄茶でもふすまを閉める。いつもは閉めたつもり稽古だが、そのときは、実際に閉めてご覧なさい!と言われて、定法通りふすまを閉める。
柄杓を構えて蓋置きに柄杓を移動させるとき、もう一回、だめっ!違う、貸してご覧なさい!と柄杓を取り上げて、肘から蓋置きの高さに持って行って打つ、と教えてくださる。見せていただいたとおりやってみるのだが、違う、やり直しっ!と二度ほど言われて、完全にはできていないのだろうけれど、なんとかOKが出る。ふくささばきはできているわね、と言われたとたん、腕が震えるしorz。茶杓を拭くときには、ふくさのきわがそろっていないと注意され、もう一回やり直し。
茶碗に湯を注ぎ、茶筅通し。以前、K先生から茶筅の先が落ちてる、ちゃんと水平にあげて!と注意されたことがあったので、精一杯穂先を水平にあげてきたら、すかさず大先生、茶筅の先は少し落とすの、そんなにあげないっ!と厳しいお声。
ほんの少し穂先を下げ加減で茶筅通しやり直し。
茶碗の水を建水にあけるとき、茶碗の持ち方を注意される。親指の第一関節が曲がっていてはいけない。下を支える四本の指に力を入れる、とのこと。いつもは親指をほんの気持ち曲げて茶碗を持っていたので不安だったが、がんばってまっすぐにして持つ。
茶巾で茶碗を拭くときも茶巾のきわがそろっていないといけない。茶碗の拭き方も何度も直される。茶碗の底と自分の顔とが見合って拭く。底を「い、り」と拭くときも、そんなにべちゃっと拭かない。あなたはべちゃっと拭いてる。私ならこうするわよっ!と私から茶碗と茶巾と取り上げて拭いて見せてくださる。普通私はここまで教えないわよ、仰りながら、茶巾でそっとふんわりと「い、り」の字を書いて清める。なんと品のある動きだろう・・・。私のはお台所の主婦の動きだったわ(それはそれで美しいのでしょうけれど(自虐))。はい、もう一度っ!と茶碗、茶巾を返されてもう一回やり直す。
こんな風にみっちりしごかれて、薄茶を二服点てた。一服は大先生、もう一服はお替え茶碗でn先生へ差し上げた。
あとでK先輩とお話した際、大先生は午前中がんばってたくさんのお弟子さんを見た後だったので、かなりお疲れだったはず、でもminahoさんをみればminahoさんの“私も見て!”っていう思いを察知してしまって、ああminahoさんも見てあげなくちゃって、つい無理しちゃうのよ、と言われて少し落ち込んだ。
というのも、お昼に合わせて、大先生のお嬢様がいらしていたのだが、すっかりお疲れの大先生、いろんな人に当たってしまわれて、最初はn先生になにか仰っていたが(それはいつものことだ)、そのうち代稽古のTさんにまで「何をさぼっているのか」とかそんなようなことを仰って、それを聞き咎めたお嬢様が間にはいって謝りなさい、と大先生をお諫めになる。
なんで私が謝るのよ、と全く聞く耳持たない大先生に業を煮やされたのか、お嬢様、ついにお弟子さん達の前で「あやまりなさい!」と大先生を大声で怒鳴りつけてしまったのだった。
長年にわたる母娘の確執もあるのだろう。しかし、お弟子さん達が大勢いる前で、大先生を叱りつけるのは、さすがにまずいよー(T_T)。
騒ぎはすぐ収まったが(みんな大人)、それでもなんとも悲しい、後味の悪い一日になってしまい、結局日記を書くのも一週間以上遅れてしまったというわけだ。
先週土曜日は、全員が四ヶ伝のお稽古という指令があり、先週同様、小間でn先生ご指導で、SG先輩が盆点、K先輩が台天目、ST先輩が盆点、私も盆点を見ていただいた。
四ヶ伝のお稽古が終わった後は、男性弟子Tさんの薄茶点前でお茶を頂いた。先週同様、替え茶碗で薄茶二服。二服目を私がいただき、その際の茶碗の返し方など丁寧にご指導いただいた。
今月の日曜稽古は、所用のため欠席した。