浅草デート

草履の前つぼを取り替える修理をしてくれるお店が浅草にあるので、思い立って,今日、お茶のお稽古が終わった後で行くことにした。(吉祥寺の草履屋さんでは、鼻緒ごと全部取り替えになっちゃうので)
せっかくだからと、お稽古場から家に電話して家人を誘い(突然の誘いに乗ってくれてありがとう)浅草へ。
私の事前調査では浅草から歩いてすぐだったのに、家人のナビタイムが蔵前駅から1.3Km歩けと指示するので、飯田橋で大江戸線に乗り換えて蔵前到着。20分くらい歩いてやっとまつもと履物店に到着した。1.3Kmなんて絶対ウソ(笑)でもおかげでいろいろ見物しながら歩いて楽しかったから良かったけど。
さて、本題の草履。お店の人の見立てでは、直るところと直らないところがある、とりあえず直るところだけ直して履くことはできるけれど、それはお客様の責任で、と。なので直るところ(前つぼ交換とかかと交換、1950円!)はお願いして、直らないところは諦めることにした。私はてっきり数日預けるものだと思っていたのだけれど、1時間くらいしたらできるので、その辺歩いて時間つぶしてきてくださいと言われ、家人と二人浅草の町を歩くことになった。
蔵前駅からまつもと履物店にたどりつくまで目についた「浅草うな鐵」で軽く食事。なにしろ家人は昼ご飯を食べていなかったというので。
家人は浅草ひつまぶし、私はうな子セット。
おいしかったー。
でもまわりのお客さんはみんなうなぎが出てくるまで酒の肴を頼んでお酒を飲んでいる。次回行く機会があったら絶対う巻きを頼んでお酒もちょっと飲みたい。
おなかが満足したので新仲見世通りをぶらぶらして「かなや刷子」でたわしを買ったり、色々なお店を見物しながら歩いていたら、まつもと履物店から修理完了を知らせる電話が入った。
茜茶寮」の前を通りかかって入りたかったけれど、草履が優先。とにかく取りに行く。
以前と同じような色合いの真新しい前つぼが付き、かかともきれいに直っていて、早速試し履きしたら、やっぱりとても履き心地が良い。この草履は、二十歳の頃、初めて母に買ってもらった思い出の草履なのだ。直らないところはそのままになっているので、大事に履こうと思う。お店のご主人は雨にあてたりしなければ大丈夫と仰ってくれたし。
帰りは蔵前ではなく浅草から帰ることにして、悔いが残らないように(ウソ)茜茶寮でお茶をする。私は抹茶クリームあんみつ+白玉3個。家人は抹茶パフェ。大変おいしゅうございました。満足。
浅草から大門にでて大江戸線で練馬まで、練馬駅にある和幸練馬店でトンカツを買って帰宅。
浅草面白かった。