今どきの都立高校

私が高校受験をした頃(30年前?いや、40年近く前?!)は、都立高校といえば、普通科、全日制、定時制、商業高校、工業高校くらいしかバリエーションが無かったように思う(知らないだけかも知れないが)。
が、昨今は、普通科、単位制、専門学科(工業、商業、農業、国際,芸術などなど)、定時制、通信制、サポート校と、様々なタイプの学校が取りそろえられている。学年に一人二人いるかいないかだった不登校もいまやクラスに一人二人は当たり前の時代だ。そんな子達も生きられるような、様々なタイプの子に対応するような場を、学校の側がたくさん用意するようになった、とも言い換えられるだろう。
中娘は出席日数が足りず、今通っている私立高校で3年生になることはできなくなった。留年か、転学か、担任の先生やカウンセラーの先生などとも相談して本人の希望で、転学、通信制にチャレンジしてみることになった。
本人が一人で私立のW学、N学園の見学と説明を聞き、そして昨日は都立のSY高校の通信課程説明会に私と一緒に行ってきた。
SY高校は7階建ての建物で、冷暖房完備の体育館、一年中使える温水プール、定時制で情報学科を抱えているため充実したOA関係の設備、近隣の住民にも使われている図書室などなど校庭は無いけれども、十分すぎるほど恵まれた施設を誇っている。
200人以上入る大講義室にあふれるほどの保護者と子どもで一杯になった説明会場で、学校紹介、通信課程の勉強のシステムについて、相談室のことなど順々に説明を聞いていった中で、ある先生が仰った言葉が印象的だった。
「決して急ぐ必要はありません。ここでじっくり人生を建て直してくれたらいいと思います。」
W学やN学園と違って都立高校なので試験がある。倍率は例年1.5倍から2倍といったところらしい。ご縁があるといいのだが。


コメント

  1. いとなん より:

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    人によるでしょうけど、私の友人の娘は小学校高学年から中学卒業まで大半を家で過ごしてました。いじめとかはなく友達も遊びに来る。でも行かない。特に冬は「眠くなる」とエネルギーが落ちでダメ。ところがそういう単位制高校では先生にもっと引きこもりの生徒のことで頼られ、スター的生徒として花開き、眠くもならず、清泉か恵泉に推薦入学して、今は地域おこしプロジェクトに燃える大学生活。一人暮らしもしてます。こんどは地域おこしをもっと専門的に学ぶために他大学に学士入学めざしてます。勿論、基礎教育に部分がゴッソリ抜けてるハンデはあるけどよくぞここまでと感慨深いです。ま、こういう強者の脱皮羽化もいるということで。

  2. どら より:

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    わたしの友人の娘は、喘息で欠席が多く、普通の高校にいったら出席日数で進級の際毎年びくびくしなきゃいけない、ということで、都立の単位制の定時制高校の二部(三部制で、朝遅目に始まるコース)にこの春合格して4年で卒業を目指すそうです。都立はいろいろ用意されてていいですよね。できればそういう枠をもっと増やして、希望者がみんな行けるようになればいいんだけど…

  3. minaho より:

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    いらしゃいませ>いとなんさま、どらさま
    いろんなタイプのお子さんがいらして、それなりに人生を生きていくのだと思います。どれが正解なんてなくて、その時々に巡り合ったご縁を大切にして一歩一歩進む(時には退く)のでしょう。
    後から振り返ったとき、あんなこともあったねと笑って話せるようになる日が来るのを楽しみにすることに致します。