昨日の記録。
先週朝の炉中の準備をしていたら、n先生がいらして、ものすごいスピードで炉中を整えてしまった。灰もほとんど篩わず、上の方だけばっさりすくって、そのあと、掴み羽で灰をざざっと形作って、先にばっさりすくった灰を篩いながら戻して形を整えて出来上がり・・・。火箸で掻き上げて形を作るのではないんですねと、つい感想を述べると、本にはそう書いてあるかもしれないけれど本は本、実戦は違う、火が熾きればいいのだからどういうやり方をしてもいいのだ、とのお答え。また、もう2月なので、山はなだらかに、とも教えて下さった。
昨日も炉中をしていると、先週火が良く熾ったでしょう?と聞かれ、ハイありがとうございました、と答えると、先週と同じようにやるといいわよ、と仰るので同じようにやってみたけれど、灰をあまり篩わないのはやっぱりイヤなので、そっと灰を篩うことにした。
正直なところ、炉中をするたびにn先生に監視されるのはちょっと気が重い。
お稽古は炭付花月から。私は二の花で一番楽なお役だった。壺荘付花月も二の花。スムースに終わってまだお昼までに時間があったので、大津袋で濃茶付花月を亭主がSTさんで濃茶はminahoさん、と大先生からご指示があり、大急ぎで支度。大津袋は久しぶりだったので、大津袋を脱がせて形を整えて左手で置くところ間違えて右手で置いてしまい、ご注意を受ける。やっぱりときどきやらないとだめね!と大先生。
濃茶付花月の場合、濃茶を練った本人も席に戻って一緒に濃茶をいただく。炉の場合は中仕舞いしてから席を立つので、お茶碗を取りに出る正客がややゆっくりめに、中仕舞いする私はちょっと急いでやらないといけない。
また最後に拝見もある。正客のUさんが仕舞い花だったので、ちょうど次客に座っていた私が拝見物を取りに出た。次客なのでどうすればいいのだろうと一瞬迷っていたら、大先生がきちんとご指導くださった。
引いてきた拝見物をいつもと逆の順番で自分の上座縁内に入れる。一番右側に茶入、その次に茶杓、一番自分に近い側に仕覆。正客が戻ったところで、茶入から順番に縁外に出して正客に渡していく。
と習ったので、家に帰って花月の本を見てみたら、阿倍宗正先生は、次客は自分の縁外正面に右から茶入、茶杓、仕覆の順に並べて預かり、そのあと正客の下座の縁内に、右から茶入、茶杓、仕覆の順に送る、と指導されている。
うーむ。どちらが正しいんだろう??
午後は四ヶ伝を自習するようにと大先生からご指示があり、唐物のつもり点前。
先週から午前のお稽古が終わるとすべての火を上げてしまい、午後は空の釜でつもり稽古になったそうだ。
せっかく炭の火が残っているのに途中で上げてしまって勿体ないような気もするが大先生のご指示なら仕方が無い。
唐物はUさんに見て頂いた。
茶杓の拭き方、腰から袱紗を取り出すときの手の動きなど直される。
また、お道具に関しては、茶碗は一入、箱書きは玄々斎からいただいている、唐物は松平家伝来文琳で、銘は白玉。茶杓は玄々斎作で、銘は梅が枝、というストーリーで、主客のやりとりを練習した。
毎回この拝見物のやりとりには手を焼いてしまう。道具に関する知識が私には無さ過ぎるので、全然想像力が働かないのだ。
少しでもマシになるためには、なるべく良いものを見る事、お茶会などになるべく参加して見聞を広めること、くらいかなぁ。