2015初茶会

お初釜が無い代わりに、大先生の本宅茶室でお茶会が開催された。私は広間席の点前、運び、水屋などを担当する。
お点前は紹鴎棚で薄茶。初めて見る紹鴎棚は本当に立派なものだった。紹鴎棚には砂張の水指がお約束だそうで、砂張水指も初めて目にした。形は瓢箪らしいんだけれど、私にはお重ね餅が逆立ちしているように見えました(^_^;)。
お軸は大徳寺黄梅院の太玄老師による「暁雲 あかね空 朱に染められし東雲の 無事吉祥と喜びいませぬ」見るからにおめでたい感じのお軸で、お正月らしい。調べてみると、太玄老師は大徳寺黄梅院のご住職で、黄梅院には紹鴎さんが作った茶室があるそうな。大先生のことだから紹鴎棚つながりでこのお軸を出されたのかしらんと思ったり。
なつめは、玄々斎お好みの曙棗。ほっそりしていて、少し背が高い小振りの棗で、蓋に鶴、胴には松に亀も描かれていて、いかにもおめでたい感じのお棗だ。
茶杓は淡々斎作の「初音」淡々斎の茶杓は先がとがっているところが特徴的。
主茶碗は白楽で御所車が描かれている。白の楽茶碗は初めて見た。仕舞い茶碗が今戸焼きのお茶碗で、橋が描かれているのだがこれは日本橋なのよ、と代稽古の先生に教えてもらった。今戸焼きは今はもう焼かれていない江戸の焼き物。
釜は十二支釜で、蓋置は千家十職の一人浄益のつく羽根。これもお正月を意識した道具組みだ。
花入れは八坂焼きの薄端。鯉耳で、鯉は龍になるという言い伝えがあるから香合は景徳鎮の龍の絵の香合をえらんだ、とn先生が仰っていた。花は藪椿に紅梅と白梅。
菓子器は山道盆。足がすごく細くて、触るのが怖いくらい。ネット上で画像をさがしたら、こんなページが見つかったが、この写真よりも大先生の山道盆はもっと薄くて細い感じがする。
お菓子は近所のお菓子屋さんの花びら餅。
全体にお正月らしい華やかなお席にするということで、私たちの着物も無地では無く、訪問着や付下げなど。私は派手な(?)訪問着は持っていないので、二十歳の頃に初めて母に作ってもらったピンクの色無地とそのときに一緒に作ってもらった鴛鴦の名古屋帯を締めていきました。我ながらすごい若作り、と思ったのだが、意外と好評で、お運びに出たとき大先生に褒められちゃった(^^)v
お席は全部で三つ。6畳のお部屋では立礼席。足が悪くなって座れないお弟子さんたちのために、立礼棚をだしてくださるのだ。
小間は濃茶席。最後にすべりこみでお席に入れて頂くことが出来てラッキーだった。
お茶会全体としては、毎回100人のお客様のところ、だいぶ減り、お弟子さんの方もお休みが4人もいて、大先生はちょっとお冠。
お弁当やお菓子が余ってしまってこのことが発覚するに至り、終礼時、幹部の先生方がだいぶ叱られていて、なんだかかわいそうだった。