2014花月発表会:茶通箱付花月

毎年恒例の花月勉強会が行われた。昨年は大先生が体調を崩されて様々な活動が縮小傾向にあったのだが、今年に入ってからは大先生絶好調だ。今年の花月勉強会は、勉強会じゃなくて発表会にしたわ!と仰って、昨年は演目3つだったプログラムも今年は倍の6演目。(午前中4つ、午後2つ)
A班 茶通箱付花月
B班 且座
外稽古場の方たちの平花月
代稽古の先生方の香付花月
B班 立礼による平花月
n先生社中の濃茶付花月
茶通箱付花月は、先輩方と呼吸を合わせること、足の運びを間違えないこと、の2点を念頭に置いて、がんばりました!
私はお役はお正客&最初の月(先の茶入で一碗めの濃茶を練るお役目)。プログラムの1番で、一番最初に席入りするので、みんなが見てるわよ!と脅かされての(?)席入り。まさかの正客逆回りも直して、正しく席入りできました(ほっ)。
濃茶は、慣れない平茶碗(透かしの入った青磁のすごく素敵なお茶碗だった)で練るのに難儀しました。先輩方は美味しいとおっしゃってくださたけれど、あとの茶入で二椀めU先輩が練られた濃茶の方が数段美味しかったような気がする。抹茶が違うので単純比較はできないのだが、あの違いは練り方の問題だと思う。まだまだ精進が足りないわぁ。
濃茶を練ったらすぐに帛紗をつけて替え札を取り、仮座に向かって歩く。行きはその余裕がなくひたすら歩くことに集中していたので気付かなかったのだが、実は点前座と行き来するときは大先生の目の前を通る。お点前を終えて少し余裕ができた私はかえって大先生を意識してしまい、ロボットみたいになって足を運んでいたら、それに気付かれたのか、歩き方もきれいになったわね!と励ましのお声をかけてくださる大先生。本当にお優しい・・・(涙)
濃茶点前が終わってしまえば、しばらくは次客席で、折据を回すのみ。先輩方の薄茶点前(初花は先の茶入、仕覆の拝見物を出す、二の花は荘り替えをし、仕舞い花は後の茶入(なつめ)茶杓、大津袋、茶通箱を拝見に出す)をじっくり拝見させていただいた。仕舞い花のところに茶碗が返り、総礼すると、座替わり。今回は、次客席の私と、正客席のK先輩@亭主二人だけの座替わりなので、横目でK先輩の動きを見つつ同時に膝を立てて(私は右膝、K先輩は左膝)立ち上がり、私は二歩下がりK先輩は三歩下がってそれぞれの場所へ移動する。移動も息を合わせて。
正客席に戻り、仕舞い花が水指の蓋をしたところで、お棗、お茶杓、大津袋、お箱ともに拝見を、と私が声をかける。拝見物を引きいったん自席に取り込んだ後一つずつ拝見していく。返すときは末客と出会いで。このとき私は折据を忘れず持って出ていき、拝見物を引いたら向きを変え定座に戻し、下座に折据を置いて戻る。亭主が出てきて総礼。亭主が立ち上がるのと同時に私たちも立ち上がって、八畳に戻る。亭主の送り礼を受けたら、腰の帛紗をとって懐中するのだが、ここも4人の動きが同じになるように気配を感じながらゆっくり懐中する。そして、退出。
何度もお稽古してきたので、大きなミスもなく無事に終えることが出来た。
さて、A班は、茶通箱付花月のほかに、水屋と記録をするようにとのことだったので、自分たちの出番が終わると今度は、次の方たちの準備をする。U先輩が私のために、自筆の絵で準備の様子を描いたスケッチブックに持ってきて下さっていて感激した。絵が上手!!出す順番に、正しい姿のお道具が描かれている。たとえば、花台の絵とか、香盆の絵とか。こういう風にノートを作っておけば万全ですね。私も見習いたいけれど、あんな風に上手に絵が、描けない(T_T)
水屋仕事は、次の花月の方たちの点前座を整え、使う道具を準備して渡していくのと、演目の合間には風炉の状態、釜の状態なども演目の間に確認し、必要に応じて炭を直したりお湯を足したりする。床の間のお花の状態にも気を配る。
点前座も、且座だったらお棚の上にお茶入れ、中段に薄茶器を荘るとか、平花月なら、薄茶器だけ荘るなど、演目によって違いがあるので注意が必要だ。花月の中身が分かっていないと的確な仕事ができない。
また、今回は、香付花月が立礼式だったので、点前座をいったん全部片付けて、点前用の台を運んで据えたり、毛氈を敷いて椅子を並べたり、という仕事もあった。記録の仕事は今回はST先輩とSG先輩にお任せで、私はノータッチ。
お昼ご飯は毎年鰻弁当だったのだけれど、いつもお願いしていたうなぎ屋さんが廃業してしまったそうで、今年から京樽のお寿司弁当だった。(ちょっと残念)
午後の水屋仕事は午前中ほどハードではなく、最後の演目濃茶付花月が始まったところで、やっと添え釜のお席(小間・葉蓋の薄茶席)でお茶をいただくことができた。床の間には「瀧」のお軸。お花は小さな掛け花入れにアザミとキンミズヒキ。アザミは、大好きなK先生が玉川の土手で摘んできたそうだ。お菓子はよく冷えた葛饅頭。生姜餅もいただいてしまった。ほっと一息つけて幸せ?。
n先生社中の方たちはよく訓練されているので、濃茶付花月もスムーズに進み、全演目が終わったのは2時過ぎだったか。終礼をして、お片付け。3時過ぎには大先生のお宅を後にした。今日は自転車で行ったので行きも帰りも楽でした。
オマケ
初袖通しした浴衣。
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