昨日の記録。
2月の茶事が大炉の茶事からなぜか五事式に変更になり、先週は、上の方の先生方、先輩方は再三大先生から電話をもらって指示が二転三転するのにおおわらわだったそうだ。そのいくつかが私のような末端の弟子にも連絡が回ってきて、すぐそのあとで、変更になったりしたので、その大変さが伝わってくるのだった。
お稽古日直前にいただいた連絡で、私は五事式のメンバーからはずれていることがわかり、A班の先輩方は今日(もう昨日だけど)は五事式のお稽古と聞いていたので、私は一体はどうすればいいんだろう、と心配しながら教場に伺ったのだった。
五事式に出られる先輩方と亭主のK先生は、Bルームで回り炭?五事式のお稽古。大先生が到着される前からスタートするよう指示があったので、9時半すぎからお稽古に入った。私はAルームで、初炭手前のお稽古。n先生が見てくださった。
羽根の扱いでは、羽根の裏側を客に見せないように、と考えれば、自ずと向きが分かると教わる。炉壇の左側を縦に掃くときに羽根を裏返すクセがあったので、今回の説明でしっかり直せることができた。また、湿し灰を撒き終わり、灰器の灰を整えるときの灰匙の動かし方もていねいに教わる。手前の方から順に、底をかかないよう寄せていく。火箸をつくときはだいぶ2本が揃うようになってきた!
初炭の最中に大先生ご登場。締め切ってお稽古をしているBルームをちょっと覗いて声をお掛けになると、ふだんのAルームへ。いつもBルームでお稽古している方たちはA’ルームと小間にわかれてお稽古、私は代稽古のNgさんと一緒にAルームに残って大先生のところでお稽古することになった。(ドキドキ)
大先生は、今回の五事式ではメンバーからはずれたけれど5月にHさんが亭主で正午の茶事をやるので、その時には入れますからね、とわざわざ仰ってくださった。やさしいお心遣いに、申し訳ないやら勿体ないやら。Hさんは大先生社中重鎮のお一人。ふだんは他の曜日にいらっしゃっているので、ご一緒にお稽古をしたことは無いけれどとっても素敵な方なのだ。
さてお稽古は、まずNgさんの運びで貴人点て薄茶。普通貴人点ては棚を使って行うけれど、これは運びの場合。よく見ていなさい、と大先生。私は貴人さん役。
見ていると、水指を運び、貴人台を運んだあと、建水を左手、右手に棗を載せて来た。なるほど。Ngさんの帛紗捌きは本当にきれい。大先生も、あなた、帛紗捌き上手ね、と仰るほど。しっかり目に焼き付けておこうと思った。
次は私の番。濃茶の何かを、と思って楽茶碗を探すと、A’ルームと小間で濃茶のお点前をしていて全部出払っている。仕方がないので、貴人点ての濃茶点前を見て頂いた。運びではなく、棚を使って。
大先生は、Ngさんに、私が大先生の関係している先生の孫弟子であることを説明し、だからお点前が私たちと一緒。全く直すところがないわ!と仰る。基本の動きはそうかもしれないけれど、まだまだ私のお点前なんて上の人たちに比べれば、がさつそのものだと思う。
次のNgさんは、馬上杯を使った薄茶点前。黒楽の馬上杯で本当に立派なお茶碗だ。馬上杯の扱いをよく見ておくように言われ、実際のそのお茶碗でお茶をいただいた。仕舞い付けはこんどは筒茶碗で。建水にこぼすとき、馬上杯も足のところを持ってこぼすけれど、筒茶碗も底を包むように持ってこぼす。
私も馬上杯を使ってお稽古かな、と思っていたら、大先生のお嬢様が到着され、馬上杯はお嬢様のところへ行ってしまった?・・・ので、私はお稽古できませんでした。
その後、初炭手前のお稽古。すでに炭は入っているので、つもり稽古になったけれど、大先生曰く、初炭と後炭ができないと茶事はできないから、あなたには正午の茶事までは教えて上げたいのよ!と。五事式のメンバーに入れなかった私に、大先生は本当に本当に気を遣ってくださっていて、大変申し訳ないことでした。
でもありがたく初炭手前のお稽古をさせていただきました。
午後の自習では、やはり楽茶碗がないので、貴人点ての薄茶点前を自習した。n先生がそばにいてくださり、指導もしてくださった。貴人さんがお茶を飲んでいるあいだに、亭主は客付にまわって控えているのだが、貴人の一口で、左手で仮置きしてある帛紗を取って腰につける。
拝見物を出すときは、まず柄杓、蓋置を棚に荘ってから。これは薄茶点前だから。棗を清めて出したら、帛紗を腰につけるところを付けないで、もう一度捌き直して手の平にのせ、正面まで戻ったら茶杓を載せて、居前にもどって帛紗に載せたままの形で茶杓を出す。
今回に限らず、拝見物を取ったり出したりするとき、水指正面まで戻るのか、居前まで戻るのか、客付にまわるのか、いつもごちゃごちゃになってしまう。みんなこれをどうやって覚えているんだろう・・・。
2月は第一週が公式お茶会(お家元の初茶会)なので、お稽古は二週から。五事式の直前でまた大変なんだろうなぁ。。。
追記。
職場の近くの花屋さんで、枝振りの良い蝋梅をみかけたので、一枝買って昨日お稽古場に持っていった。水屋準備のときに、五事式の準備のお手伝いもしたのだが、花づもりを任された。先輩方が持ち寄ったお花に私の蝋梅も加え、花台に載せる花を選び、必要に応じて枝や葉を落としてすぐに入れられるようにする。私の蝋梅は大きかったので思い切って3分の1くらいにして準備しておいた。花がたくさんついている侘び助も、惜しかったけれど一つ花を落として葉っぱも整理して整えた。そんな風にしてお花を準備して先輩方にお渡ししたのだ。
五事式のお稽古を終えた先輩方に聞くと、回り花のとき、3客から最後の亭主まで全員蝋梅を使って下さったのだそうだ。廻り花は前の人が入れた花をあげて自分の選んだ花を入れるのだが、前の人のを残して新しい花を入れてもいいのだ。今回は、3客が蝋梅ともう一種花を入れたら4客つまり末客は蝋梅を残してべつの花を入れた。最後の亭主も蝋梅を残してもう一種の花だけを入れ替えて仕上げたと。
蝋梅を使ってもらえたのも嬉しかったけれど、minahoさんはここには居なかったけど、minahoさんのお花と一緒に居られたのよ、と優しい言葉をかけてくれた先輩もいらして嬉しかった。
コメント
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いつも楽しく拝見してます。
1年位の駆け出しものです。
初心者の私がいうのもなんなのですが、
炉の場合
茶杓は水差し正面 から 居前でおく
(逆がっての時は、客付きで置く)
仕覆は 居前 から 客付きで置く
逆勝手以外は
道具をもって回る角度は
45度以上は回らないみたいな
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いらっしゃいませ&はじめまして>まーくんさま
以前、最後に置いたときの場所から取ってくるのよ、とどなたかに言われたことがあったのですが(たとえば、茶杓は最後はお茶碗の上にのって勝手付きに置かれているわけですが、勝手付きに置くときは体は正面にむいていたはず。仕覆は居前から水指横(棚があるときは棚の上)に置いたから居前からのはず。)分からないのはなぜ、茶杓は居前から拝見に出すのか、ということで、やっぱり道具をもって回る角度は45度なんでしょうかねぇ。
でもでも、唐物とかだと茶杓も正面から客付にまわって出したりするんですよ。
いっそ拝見物はみんな客付から出す、となっていれば分かりやすいのに。
ということで、ますます混乱してくるのでした!(笑)