10月2週目のお稽古:茶箱花点前、茶入荘り、茶杓荘りの薄茶

昨日の記録。
11月4日のお茶会に向けた稽古が始まった。私は濃茶席にエントリーされていたはずだったのだが、昨日お稽古場に行ってみたら、メンバーが全取っ替えされていた。私は茶箱の花点前のお部屋の一番目になっていて、さあたいへん。本番まで今日と来週の二回しかお稽古日はなくて、その二回で茶箱の花点前をマスターしなければならなくなった。
茶箱。利休さんが山でお茶会をしたときに箱に茶入を仕込んで使ったのがたぶん茶箱の始まり。茶弁当という言い方もされてたらしい。
裏千家では十一世のお家元玄々斎(1810年-1877年)が伊勢路の旅の折、雪・月・花(冬・秋・春)のお点前を考案し、さらに、夏のお点前として卯の花点前も創案。これに十四世淡々斎(1893年-1964年)が和敬手前と色紙点前を加えて現在の形になった。(このあたりのことは、こちらのブログがとても参考になります。)茶箱はお茶の道具が全部箱の中に入っていて、それを順番に出してお茶を点てたら、最後は全部順番に仕舞っていくのが見ていても楽しいものだ。
おうちでお茶を点てるのにもちょうど良いので、俄然、茶箱欲しい熱を発症し、楽天市場でついにポチってしまった!
{img:121014chabako_set.jpg}←花点前のセット。
午前中はCルームで代稽古の先生tさんに2回、花点前の稽古を付けて頂き、ある程度お点前の手順と茶箱の感覚を頭に入れることができた。大先生がCのお稽古を見に来られたとき、花点前は客の方を向いてお点前するのからいいのよ、と仰っていた。茶箱にエントリーされている他のお弟子さんたちのお稽古もじっくり見学させていただき、午後は茶箱の自習をしよう!と思っていたのだがしかし。
お昼の後片付けをしているときに、大先生から、会のお稽古なんかしないで先にすすみなさい!と厳命されてしまった。こういうときに限って大先生につかまってしまう(汗)
大先生からは、お稽古に身が入っていない人と仲良くしているとその人にひっぱられる。あなたは一人になりなさい!一人になることは大事よ!とのお言葉も頂戴する。お社中に入った頃は、あなたはY先輩と組んでお稽古しなさい!と言われたものだが、最近そのY先輩がお稽古を休み勝ちになり、数ヶ月前には男性弟子のTさんと一緒にお稽古しなさい!と言われたばかりだった。Tさんすごくお稽古熱心な方なのに、大先生はなぜお考えを変えたのだろうか。今度は一人になりなさい、一人で進んで行きなさい、と仰る。うーむ。
お稽古の場所も指定され、ご指示の通りに、午後の自習はA’ルームで茶入荘りの濃茶と茶杓荘りの薄茶をお稽古をした。Aグループの先輩Kさんが見てくださったのがとてもありがたかった。久しぶりの炉のお点前だったけれど、先週炉開きでn先生のお点前を拝見していたせいか、中蓋や中仕舞いなど忘れずに行うことができた。
それにしても、一人で目標を定めて一人で進んでいくのは、大変だろうなぁ。
まぁ気長にゆっくりじっくり学んでいくよ。がんばるよ・・・。
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以下は花点前手順メモ(ただし、大先生社中お茶会仕様(テーブルで大寄せ茶会向けの手順)となっております)
テーブルの上にはすでに、鉄瓶、盆に載った茶箱と横には建水が据えてある。
茶道口に立って一礼、席に進む。瓶掛正面を向いて坐り、両手で盆を持ち、客付の方に回り、盆を置く。以降この位置でお点前をする。
箱を両手で持ち上げ勝手付きに置く。(体は客付を向いているけど茶箱は勝手付きの方に置くので、上体が少しねじれている状態で)蓋を取り、瓶掛前におろす。
箱の中から帛紗を右手で取り上げ(上体はまっすぐ戻して)、捌き直し、握りこんで両手で盆を持ち、左側を少し上げ、右側はテーブルについた状態で、右手の帛紗で盆を三の字に清める。
再び帛紗は握りこんで盆をまっすぐテーブルの上に置き直したら、右手で盆の左縁にかけるように帛紗を置く。
箱の中から右手で古帛紗を取り蓋の上に置く。
右手で茶杓を取り、古帛紗の上に置く。
右手で振り出しを取り出し、左手で扱って、回して客付に出したら、総礼。(正客は振り出しを取り込む。)
茶碗を右手で上からもって左手を添えて取り出す。
盆の上に置き、長緒茶入の要領で茶碗を取り出す。
茶碗の袋は二つに折って左手で箱に入れる。
茶碗の中に仕覆に入った棗があるので、まず紐一結び解く。
棗を仕覆ごと取り上げ、仕覆の口が縦になるように左手の平にのせ、もう一結び解いたら、打ち留めを少し向こうに伸ばし、人さし指と中指でつかりをのばし、濃茶入れを仕覆から出すのと同じ要領で、右左と開いて棗を取り出し、盆の上、茶碗の向こう側に置く。
脱がせた仕覆は、そのまま打ちかえさずに左手で箱に入れる。(茶碗が入っていた仕覆の上に載せる。)
右手で古帛紗のうえの茶杓を取り、袋から出して盆の縁右手にかけて置く。袋は左手で先を手前に折り、右手で底の方をそれにかけて通し一結びして(への字型になる)、左手で箱に入れる。(棗が入っていた仕覆の上に載せる。)
左手で箱の中から茶筅筒を取りだし右手で扱って茶筅を取り出し茶碗にあずけ、左手の筒をそのまま箱に戻し、その手で茶巾筒を取りだし茶巾を出して盆の縁右横に耳が外になるよう置き、茶巾筒を左手で箱に戻す。
古帛紗を載せたまま蓋をとって、箱に蓋をして、両手で箱を進め、左手で建水を進める。
<ここまでが準備。ここから、お点前が始まるのだ。ふー。>
帛紗を右手で取り、捌き直して棗を拭き、元の位置より左に寄せて置く。
帛紗を捌き直して茶杓を拭き元の位置へかけておき、帛紗を右手に持ち替えて左手で鉄瓶を持ち、右手の帛紗で蓋を押さえて茶碗にお湯を注ぐ。
鉄瓶を戻し、帛紗を盆の左縁に置く。
右手で茶巾を取り、たたみ直して、盆の中央より右寄りに置く。
茶筅通しして、湯を建水に捨て、茶巾を取って常の通り茶碗を拭き、茶巾を元の位置に戻す。
右手で茶杓を取り、お菓子を勧め、棗を取って扱って(平棗の扱い)蓋を取り、茶杓のあった位置にかけて置き、茶碗に茶を入れ、棗に蓋をして戻し、右手の茶杓も元へ戻す。
帛紗を右手で取り、左手で鉄瓶を持ち帛紗で蓋を押さえて茶碗に湯を入れ、鉄瓶を戻し、帛紗を戻し、茶を点てる。
茶が点ったら、箱の上の古帛紗を右手で取り、左手で扱い、客付に広げて置き、茶碗を取り上げ正面を正して古帛紗の上に出す。
正客のお点前頂戴しますの挨拶を受ける。
茶碗が返れば右手で取り上げ、盆に置き、古帛紗を右膝横に仮置きする。古帛紗は体に平行に。
茶碗に湯を入れ建水に捨て、正客のお仕舞いくださいの挨拶を受ける。(正客は振り出しを戻す。)
茶碗を盆の上に置き、お仕舞いの挨拶をする。
右手で右膝横の古帛紗を取り、箱の蓋の上に置く。
右手で振り出しを取り、古帛紗のあった場所、右膝横に仮置きする。
帛紗を取り再び湯を入れ茶筅通し。茶筅を戻し湯を捨て茶巾を取り茶碗を拭いて茶巾を元の位置の戻す。
帛紗を取り、捌いて茶杓を拭き、元の位置に戻して帛紗を建水の上で払って盆の左横に置き、左手で建水を引いて、両手で箱を引く。
箱の蓋を古帛紗を載せたまま取り、箱の右側に置く。
右手で茶筅を取り、左手で箱から茶筅筒を出し、茶筅を茶筅筒に納めて、左手で箱の中に入れる。
右手で茶巾を取り、左手で箱から茶巾筒を出し、茶巾を茶巾筒に納めて、左手で箱の中に入れる。
左手で箱から茶杓の袋を取り出し、右手で茶杓を取り、袋に入れて、右手で古帛紗の上に置く。
左手で箱から棗の仕覆を取り出し、棗を入れ、茶碗に入れて、緒を結ぶ。
左手で茶碗の袋を取り出し、掌にのせ、少し広げて置き、右手で茶碗を棗ごと上から取って袋に入れ、盆の上に両手で置く。長緒の結び方で結び、右手で上から取って左手を添え、箱に入れる。
右手で右膝横の振り出しを取り、左手の平で扱って右手で箱に入れる。
古帛紗の上の袋に入った茶杓を右手で取り、箱の中の茶碗の上に伏せておく。
古帛紗を右手で取って茶杓の上に置き、帛紗を右手で取って捌き直して古帛紗の上に置く。
両手で箱の蓋をして、そのまま盆の上に載せ、お盆を両手で持って瓶掛け正面へ回って瓶掛け前に置く。
建水を持って立ち水屋へ。
再度入って半東とともに一礼して退出。
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コメント

  1. より:

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    茶箱素敵ですね! 出し袱紗とおそろいのお仕服なのかしら???

  2. minaho より:

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    いらっしゃいませ>6さま
    出し袱紗はついてなかったなぁ。お茶碗の袋と棗の仕服、茶杓の袋はおそろいだけど。
    出し帛紗を使うとしたら、同じ裂地の帛紗を探すのかな。
    裏の場合は、自分の古帛紗使うので全く違う柄になっちゃってるけど・・・。
    で、昨日、お店から、茶箱以外はあるけどこの茶箱のみ欠品してると連絡がありました。
    せっかく気に入ったのに、箱だけべつのになりそうです(悲)