9月1週のお稽古:濃茶付花月、唐物

花月研究会が終わったのに、あるいは、終わったからなのか、9月最初のお稽古は濃茶付花月からスタートした。
濃茶付花月は、最初に月を引いた人が濃茶点前をして、月を含めたメンバー全員で濃茶をいただく。
その後は、花がお茶を点て、月がお茶を飲む通常の平花月と同じ運びとなるのだが、最初に濃茶があるので要所要所追加のお仕事がある。
平花月との違い、追加のお仕事などを中心にまとめてみる。
平花月はお薄四服点てだったけれど、濃茶付花月は、濃茶一服に薄茶三服点て。最初の月が濃茶、初花、二の花、三の花がお薄。
亭主は、常の通り茶碗を置き合わせ、建水を持ち出した後、仮座に入ると「どうぞ折据をお回し下さい」と正客に挨拶をする。(平花月では挨拶なしで折据が回された)
最初に折据を回した後の名乗りは、「月」「花」(平花月は最初は「花」のみ)月は濃茶を点てる人、花は濃茶のあとにお薄を点てる人(初花)。
平花月では拝見は一切無かったが、濃茶付花月では茶碗の拝見がある!
濃茶が出されて正客が取り込む。月は替え札を持たずに立ち、仮座に入る、と同時に総礼。後、5人全員で濃茶をいただく。月の人が飲み終わり、茶碗を膝前に置いたところで正客が「お茶碗拝見を」月は茶碗を懐紙などで清めた後、にじって正客に茶碗を出す。正客以下、手早く茶碗を拝見していくのだが、月の人は茶碗の拝見には加わらず、正客に茶碗を出して仮座に戻り、立ち上がって再び点前座へ向かう。
釜に水を一勺入れて、帛紗をつけ、茶碗がもどったらお湯を一勺いれてこすすぎ、お湯を捨て、お茶碗を膝前(このあとの手順を考え、少し前の方に置く)に置いたらやっと月の仕事終わり。棚の上に置いた替札をもって仮座へ。入れ替わり、初花は点前座へ。
初花の仕事は棗を清めること。しかし、最初に濃茶を点てているので、定位置には茶入れが置いてある。そこで、棗を清めたらば、その棗は火窓前に置く。
二の花の仕事は、荘り替え。初花が棗を火窓の前に置いたままで行ってしまうので、その後に点前座に入った二の花は、まず、茶入れの上にある茶杓を水指の上に仮置きしたあと、茶入れを右一手で棚に荘る。今日は更好棚を使ったので、中段にかざった。今度は左手で(!)棗を取り、茶入れがあった場所に置き直す。(ここちょっと意外だった。左手なのねー!)右手で茶杓をとって棗の上に置く。その後はいつも通り。
三の花(仕舞い花)の仕事は、茶入れ、茶杓、仕覆を拝見に出すこと!仕舞い花が水指の蓋をしたところで正客が「お茶入れ、お茶杓、お仕覆の拝見を」拝見物の出し方は、通常の濃茶点前と同じ。拝見は、亭主以外の人たちで手早く行う(亭主は、建水、茶碗、水指などのお片付けの仕事をしているから)。拝見物は四客が返す。正客は拝見物の下座に折据を返す。
拝見物に関する問答はしない!拝見物が戻ったところで、亭主は拝見物の前に座ると総礼。まず折据を懐中し、問答無しで拝見物を常の通り持って立ち上がると同時に、客も立って八畳間に下がる。あとは平花月と同じように、亭主が送り礼をし、客も退席となる。
平花月の稽古を結構しっかり行っていたので、違いがよくわかり、なおかつ、面白かった。今日はメンバーが一人足りなかったので、私が亭主と二の花役を行った。荘り替えのとき、火窓前の棗を左で取るところが珍しく感じたが、今まで棗を左で取ったことあっただろうか。棗が自分の左側にあるという場面そのものが珍しかったのだが、そういった場面があったかどうか、実はよく思い出せないだけなのかもしれない。。。
もう一つ面白いと思ったのは、濃茶を点てる月が、濃茶飲んだ後また点前座に戻りお茶碗のこすすぎまですること。平花月の時は、月の人がお茶を飲んでいる間に点前する人が入れ替わり、お茶碗がもどったときは次の花の人が点前座にいて、茶碗を取り込むのに、濃茶付花月の濃茶部分は、茶碗取り込みまでが濃茶を点てる月の人の役目。初花が点前座に入るともうお茶碗が目の前で待っている。
花月研究会前からずっと2階の和室でk先生の指導を受けていたが、今日も同じようにk先生に濃茶付花月のお稽古をみていただいたあと、唐物のお稽古もつけていただく。ついに四ヶ伝にはいった!
唐物のときのお道具。
唐物茶入れ、仕覆、楽茶碗、元節の茶杓、曲水指、唐銅の建水、竹蓋置
曲水指を持ち出し、唐物茶入れを荘りつける。
楽茶碗に茶巾、茶筅、茶杓を仕込む。茶杓は元節のものを使う。
以下一応伝物なので、パスワードかけます。(私の誕生日、4桁です)


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茶碗を持ち出す。このとき、ふすまを閉める!
右で立ち、右足をかぶせ、左を引き、右足を左に揃えいったんまっすぐ立ってから、点前座に進む。(これ基本だけど、今日は足がこんがらがっちゃった!)
左手で茶碗を仮置きしたら、両手で唐物茶入れを迎えに行き、両手で茶入れを持って膝前に置く。
紐をほどき、両手で茶入れを横に向けたら、手前、向こう、の順でつがりを引く。(ふつうの濃茶茶入れなら向こう、手前と開く)
両手で取って左の掌に縦にして載せ、左、右と仕覆を脱がせる。(普通の茶入れなら、右左と開くところ)
脱がせた仕覆の上に茶入れをのせるようにして両手で茶入れを持ち、膝前に置く。(ここ、ちょっと自信無い。来週もう一回確認すること。)
仕覆は水の方に返し(右に返す)水指と釜の間、奥に置く。
帛紗は真の捌き方。
茶入れの拭き方は、二引きの二の字の書き順が違う。向こう手前じゃなくて、手前向こうの順。
胴拭きの回す向きも違う。いつもは左回りだけれど、唐物は時計回り(右回り)で3回。
胴拭きを終えたら、帛紗を一つ開いて茶入れを載せるようにして持ち、水指の前まで持って行き、すべらすように置く。
帛紗は4枚の角の上から三番目(下から二番目ともいう)を取って開くといつもの三角に戻るので、向こうに一つたたんで腰につける。
左で茶碗を取り、右手で膝前に置く(と思ったけど、ここももう一回確認!)(茶碗を置く位置は茶を点てる定位置に)
左、右、左と膝退し、左で立ち上がって水屋に下がる。(ふすまを開けて出る)
建水を持って出てふすまを閉め、点前座へ。さきほど、膝退して立ち上がった場所にすわり、今度は右、左、右と膝行して定位置に。
建水から柄杓をとり、構えて蓋置を取り出して定位置において柄杓を引き、総礼。建水をすすめて居ずまいただす。
帛紗をさばいて、茶杓を清める。清めたあと、帛紗を握り込み、茶杓を左で扱って、右手で下を持ち、茶入れの蓋のところに櫂先を伏せて斜めに立てかける感じで置く。
茶筅を取り出し、建水の肩のあたりへ置く。茶巾は茶入れをよけるように外側を大きく回って、水指の蓋の上。
帛紗を挟んで柄杓を取り構えたら、帛紗を持ち替え釜の蓋を取る。
湯をくみ茶筅通し。(2度上げ、3度打ち)
右手で茶杓を取り、左で扱って、右手で茶碗の上に預ける。両手で茶入れを迎えに行き、両手で取って左手に載せる。蓋を取って茶碗の右に上向きで置く。(伏せない)
お茶は掬い出しのみ。2人のお客様なら5杯、とのこと。3人なら何杯なんだろう。。。来週確認してみよう。
茶を入れ終わったら、茶杓を茶碗にあずけ、茶入れの蓋をし、両手で水指前に戻す。
茶杓でお茶をさばいたら、左手で扱って、右手で下を持ち、再び茶入れの蓋に立てかける。
水指の蓋を取る。曲水指の場合、正面がとじ目。蓋のとじ目は向こう。
蓋の開け方はもう一回確認すること。(蓋の手前をつまんで持ち上げたら、茶入れをよけるように外側を回るところまでは覚えて居るんだけど、立てかけるときの左手や右手がどうなっていたか・・・)
濃茶を練って出す。
お仕舞いは、通常と異なるのは、茶筅通しが最初と同じで二度打ち三度上げ。茶杓を清めるときも最初と同じに。
拝見は、まず唐物茶入れだけが所望される。
茶入れを両手で取り、左手に載せて右手を添えて客付に回る。帛紗は行のさばきかた。要練習!!
胴拭きのあと、帛紗の上に載せて鐶付の位置へ。すべらすようにして置く。帛紗を腰に付けたところで「茶杓、仕覆の拝見を乞われるので、出す。茶杓の場所は茶入れが鐶付にあるので、結構離れている感じ。仕覆は茶杓にひもがかかる感じで置く。
茶入れは黒田家伝来文淋茶入れでございます、とかなんとか答え、茶杓の作、銘も答える。
仕覆を取り掌に載せたら、茶杓をとって親指でおさえて持つ。右手で茶入れを取ったら、左手の上に少し離れて重ねるようにして持ち、下がる。
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曲水指の扱いをすっかり忘れている。
帛紗の真の捌き方はすぐ思い出したけれど、行の捌き方、最後がうまく決まらない!
練習するしかない。