合同遺品供養

この日遺品処分をしてくれた会社から、合同供養の日程が6月6日に決まったと連絡をもらい、休みが取れた私だけが一人で参列してきた。
倉庫の中に作られた四角い建物(小屋?部屋?)の奥に祭壇がしつらえてあり、その上にも壁にも所狭しとさまざまな遺品がつまれている。参列者は私を入れて二組。でも供養する遺品は何十、何百というくらい沢山だった。
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遺品供養は仏教式だ。僧侶の読経が始まり、みなで合掌。そのあとお焼香をどうぞと言われ、読経が続く中、焼香する。最後に僧侶が南無阿弥陀仏を唱えたあと、またみんなで合掌する。
供養が終わればこれらの品々はみな焼かれてしまうか、リサイクルに回されるかして処分されてしまう。
なので、遺品を一つだけ連れ帰った。
父の建築士事務所登録票看板。
この家は父が最後に設計した家だから、やっぱりこの看板は焼かれたりプレスされたりリサイクルされたりしちゃいけない。父の書いた大量の図面が整然と納められていた小さい納戸にもう一度しまって、この家のお守りにする。


コメント

  1. うりた より:

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    看板よかったです。
    建築士事務所勤務ですが、知っている建築士の方々、ご自分の家の設計をするというのは特別みたいです。

  2. supa より:

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    (∩゚д゚) ワタクシが生まれる前に亡くなった叔父が建築屋で、この仕事についたときに父から託された真鍮のカラス口とディバイダが引き出しに眠っています。
    随分捨てたけど、自分で描いた原図は捨てられないです。
    いつか捨てる日が来たとしても、矩計図だけは残すような気がします。

  3. minaho より:

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    いらっしゃいませ>うりたさま
    ああ、そうかもしれませんねー<自分の家の設計は特別>
    今の家は13年前に全部壊して新しく建て直したのです。父の最後の仕事、集大成のような形でした。
    なので、随所に父のこだわりが見られます。
    お金もかかってそうだし、もう、道楽の閾かも(笑)

  4. minaho より:

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    いらっしゃいませ>supaさま
    父の仕事道具で捨てられなかったのは水平器でした。小さい頃、おもちゃみたいにして良く見せてもらいましたから。
    設計士にとって自分で書いた図面は子供みたいなものなのかな。
    父は70歳過ぎてから引退したのですが、自分の仕事を全部残していましたもの。
    そのために納戸まで作って。。。
    今回供養・処分しましたけれど、最後の仕事=自宅の図面だけは捨てずに残しました。