「 こそだて日記 」一覧

個木差

紅葉の進み具合は木によって、あるいは場所によって異なるけれども、同じ場所に並んでいる木でも違いがあるので、個人差(この場合は個木差だけど)とはこういうものかと思う。たとえば、同じ家に生まれた兄弟でも、それがたとえ一卵性双生児であっても、人が違えば違うということで、当り前のことだけれど、改めて。
そうそう。ソメイヨシノはクローンだからどの木も遺伝子は同じだ。
中娘が毎日気分が大きくぶれて、学校に行けたり行けなかったり朝起きられなかったり起きられたりしていて、こちらも振り回されている。あの場所(学校)がいや、という感想は、単に気の迷いのようなものに思われるけれども、本人にとっては非常につらいことのようで、このまま行くと、また不登校の状態に逆戻りになるかもしれない。
思い余って昨夜、こんなところに予約を入れてしまった。
中娘の影響を受けて末娘が朝起きなくなっている。ぎりぎりにならないと起きてこない。彼女はいったいどんな中学生になるのだろうね、と昨夜家人と話をした。上の三人とは違って、中学に入ったらなにかスポーツ系のクラブに入ってもらって部活をしっかりやってもらおう。勉強は塾に行かせて、塾に行っている間だけでも強制的にやらせよう。そうすれば末娘だったら結構うまくやっていけるんじゃないか、などと希望的観測を話す。しkし、希望的観測は希望的観測にすぎず、将来彼女がどんな中学生になるかなんて、すでに上3人育てたからといってわかるものではない。
さて、このセンターが言う“不登校を解決する”ことが本当に中娘のためになることなのかわからないけれど(実際のところこれはすべて彼女の「未熟さ」が原因なので、その未熟さは本人が成長し本人が気づくことによって徐々に解消されていくことだろうし、本来はそうあるべきだとも思う)、初回面談は親だけなのでとりあえず行ってみることにする。


大学の文化祭

中娘@高校1年生が、来年度に向けて理系か文系か選ばなければいけない時期になってきた。1年生の後半でもう文理決めなくちゃいけないなんて早いなぁ。
夏休み前には適性検査があり、中娘は理系の判定だった。向いている学科もいくつか示されていた。
後期に入ったら学校では、オリエンテーションが何度かあり、近隣大学の先生が何人か来られてご自分の学科と中身についてお話があったり、卒業生が来て自分がついている職業について話をしたり、校内の先生が文系理系それぞれ主立った科目について説明があったりしたようだ。
そして、つい先日、第一回調査用紙が配られた。
調査の内容は、どんな職業につきたいか。第一希望、第二希望、第三希望。どんな大学のどの学部学科に行きたいか、第一希望、第二希望、第三希望。文系、理系の希望と選択科目の希望科目。を書くというもの。
私が高一のときは将来のことなんてあまりに漠然としていて何も考えられなかったものだけれど、中娘は中学のときから自分のつきたい職業や、勉強したい分野が割合とはっきりある子だった。なので、今回もその線に沿って大学を調べ学科を調べて書きこんでいるようだった。
そして希望大学のうちの一つ、某公立大学がちょうど今週末文化祭を開催していることがわかったので、昨日の台風の日は避けて、天気の良くなった本日行ってきた。私も一緒に。
創立してまだ間もない新しい大学なので、とにかく建物がきれい。かっこいい。中娘の希望する学科の学生さんともお話することができたし、考えていなかった分野の学生さんの顔つきがとても素敵だったので、いきなりその学科に興味を持ち始めたり、と色々だった。来週はまた別の大学を見に行く予定。別の大学を見るとまた別の発見があるかもね。


中娘の合宿

高校に入って山岳部に入部した中娘は、夏の合宿はちょうど広島と重なって欠席。この秋休みに初めて新しいリュックを背負って合宿に参加した。
今日はよく晴れて山日和だったね。
彼女が携帯で撮った写真。
前泊時に中を探検して走った(トレーニング??)というトンネル?
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ステビした駅かしら。
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翌日の今日、登った山と空。
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PTAは椅子取りゲームか罰ゲーム

スルー推奨!
公立の小学校や中学校がすべてそうなのかは知らないけれど、少なくとも、上娘の時代から今に至るまで20年あまり、小学校、中学校に入学すると同時に、親はPTAなる団体に強制加入させられ、6年間で一度は、あるいは3年間毎年、なんらかのお役を務めねばならないと言われ、場合によってはお仕事の種類によって点数がついていて何点以上になるとお仕事をしなくてもよろしくなったり、何もお仕事をしていないと、年度初めの保護者会で教室の隅に集められて、なにかやれ、と責められたり、してきました。
中娘の中学校のときは、人数の少ない小さな中学校でしたから、必ず一年に一度お仕事しろ同調圧力にはすごいものがありました。全員に仕事をさせるために、草取りとか落ち葉拾いとか、用務の人の仕事だろっ!っていうような仕事もたくさん用意されておりました。私は例のごとく、平日昼間は参加できません。しかし何かやれ圧力はすごくて、調整に調整を重ねて、ある日夕方からの校外パトロールの仕事を請け負うことになりました。でも、ちょうどそのころ、父が入院してかなり危ない状況に。しかしお仕事はしなくちゃいけません。何日も前からそのお仕事の元締めさんから確認の電話やらメールが入ります。父が入院している、と言っても、それぞれ事情がある中でみんな仕事をしているのだから、とたしなめられて終わりです。結局お仕事の当日午後3時過ぎでしたでしょうか。病院から緊急呼び出しがありました。パトロールには行けませんと、そのお仕事の元締めさんに連絡しようにも、その時間にその人は全然電話に出てくれません。あれだけしつこく仕事をするようにおどされていたものだから、病院に行きたい気持ちを抑えて、とにかく指定された時間に集合場所に行き、一緒にパトロールするらしい相手の人に参加できない旨口頭で伝え元締めさんに伝えてもらうように頼み、それから病院へ向かいました。
その晩、父は亡くなりました。
翌朝呆然状態でいったん帰宅したら、くだんの元締めさんから電話が入りましたよ。昨日は連絡がつかなくてごめんなさい、などというから、結局父は亡くなりました、と言ったらその人すごく慌てたみたいで、もごもご何か言ってたけど、そのまま電話を切ったなぁ。。。。その後一切その中学のPTA仕事は拒否りました。何も言われなかったところを見ると、ブラックリストに名前が載ったのかな(笑)
末娘の場合、5年生の4月までS小学校に通っており、私はそこで校外委員というのを2年続けて勤めたので、一応お役御免となっていたのですがしかし。5年生の5月から現在通うY小学校に転校したとたん、PTA仕事的には私の実績はゼロ。6年生に上がる時点で、何もやってこなかった人の一人にカウントされ、前学級委員のお母さんから家に何度も電話がかかってきて、学級委員か広報委員か卒業対策委員か選挙管理委員のどれかをやってもらうことになる、と言われました。年度初めの保護者会は、今年も仕事場の都合で出席できないことがわかっていました。一番楽そう(フルタイムで働きながらでも大丈夫という意味で)なのは選挙管理委員だと言われたので、じゃあ誰も立候補者がいない場合はそれでお願いしますと言っておいたらやっぱり誰も立候補しなくて、私が選挙管理委員にならされなりました。
さて、では選挙管理委員になったらなったで、委員会の日に出席できるかというと、平日朝10時から40分くらいの会合のために大切な有給休暇を削るわけにもいかず(弊社は非常に特殊な休暇制度を取っていて(ほぼ労働基準法違反)自由に取れる休みが少ないのです)、その委員会にも欠席するわけです。
そうなるとどうなるかというと、委員長さんから事前に、委員会ではこんな仕事あんな仕事がありますが、どれを希望しますか、と一応打診があって、希望を伝えておくけれども、実際に決める場にいないわけだから、椅子取りゲームに参加できない。しかも、みなさん忙しい中がんばって出席してるのだから、欠席に対しては、無意識にペナルティを与えたくなりますよ。一番だれもやりたくないお仕事を欠席者に押し付けたくなるのは当然です。
選挙管理委員の場合、一番やりたくないお仕事は、役員決め当日の司会進行役です。(これもひどい話で、全クラスから何人か役員候補として人身御供となった選抜された人たちが一堂に集められ、その中で役員になる人を決めるのです。)ただでさえ、やりたくない人たちが集まった会です。その中からやりたくない役をだれかにやってもらわない限りその会は終わりません。だからその司会進行役なんて、さらに誰もやりたくないお仕事なのです。(PTA不思議ワールド全開!)
私が欠席した選挙管理委員会の一週間後、委員長さんからメールが入りました。
「minahoさんは、委員会に出席できる回数も少ないので、役員決めの当日にがんばっていただいて、司会進行役をしていただければと・・・」
全くもって、これ、何かの罰ゲームでしょ。
イヤミで、「ご推薦ありがとうございます。では役員決め当日のみ働かせていただきます。」とお返事しようかと思ったけど、大人げないのでやめました。
まだお返事してないことがすでに大人げないんですけど(笑)。
ところで、日本のPTAについて、強制加入は法律違反だと専門家の方がおっしゃっていました。
あのインタビューどこで見たんだっけ。
最近の記事で、割合と若い学者がインタビューでしゃべっていたんだけど。
サイトが見つかったらリンク貼ります。
4人の子供のうち、一人くらいPTAを脱退しますと表明してみたいものだと思っていたけれど、結局Y小学校に転校しても、卒業アルバムがPTAの制作だと聞いて、末娘だけ卒業アルバムをもらえないのかと思うとかわいそうで脱退表明できず。
チキンな自分に嫌気がさしつつ、愚痴をこぼしてみました。
スルー推奨って書いたのに、最後まで読んでしまった方、お目汚し大変失礼いたしました。<(_ _)>
追記。
PTAを任意加入(入退会自由)に変えたある小学校のPTA会長さんのブログシングルパパはPTA会長に、上で書いたインタビューが紹介されていました!
木村草太さんのインタビューでした。



昨晩の色々

灰形の勉強会に参加しないかと誘われて夕方6時過ぎから某所でUさんたちとお会いして、いざ灰形に取り組み始めたところで、携帯に電話。
実は先月から私の友人に中娘が英語の個人教授をしてもらっているのだが、その友人から中娘の具合が悪くなったとの知らせだった。
症状としては、目の上辺り、前頭葉のあたりがぐるぐるしてまっすぐしていられない。吐き気はない、食欲はあるし、しゃべることもできる。でもまばたきするとやっぱり目が回る、なので、机につっぷした状態でじっとしている、とのことだった。
友人宅にずっと置いておくわけにも行かず、息子の発作のこともあるので(まさか同じ病気では無いだろうとは思ったが)勉強会を途中で失礼して迎えに行くことにした。
お茶の先輩達は本当に親切な方ばかりで、ちょうど車でいらしていた方が最寄り駅まで送って上げましょうと言って車を出してくださった。中娘の状況を聞いて、場所を確認すると、なんだかなかなか駅につかない。聞くと、池袋まで送りましょう、と言ってくださる。こうして困ったときに黙って必要な手助けをしてくれるお茶の先輩。頭が下がりました。
さて、無事に友人宅に着くと、やや持ち直したらしく、つっぷしてはいなかったけれど、頭を動かさないような状態で椅子に座っていた。やや下向き加減で目を閉じて。でも、おなかは空いているらしく、出されたクッキーをぱくぱく食べてアイスコーヒーも少し飲んで、呼んでもらったタクシーに乗って帰ってきた。
家に帰ってきて少し横になったけれど、お腹が空いているからと、鶏肉と夏野菜のカレーを食べ、ラッシーもどきも飲み、早々にベッドへ。
その後、友人と電話で話したところでは、もしかして、彼女お腹空きすぎてそうなったんじゃないの?という話になった。というのも、彼女の息子君が食事をあまり取らずに仕事をしてたところ、昨夜の中娘の様な症状になったことあると証言(笑)したから。
めまいが起きると普通吐き気とセットだけれど、昨夜の中娘にはそれはなく、食欲だけは旺盛だったことから考えてやっぱりそうだったのかも。(ちなみに、昨日は朝11時に起き、朝昼兼用の食事を取って(焼きそば)、5時からのお勉強していた。食べる量は少なかったかも。そこへきて脳を使ってすっかり低血糖になったのかも・・・。
今度から友人宅にやるときは、肉系のがっつりめの昼ご飯を食べさせていかせることにするわ、と言って電話を切ったのだった(笑)